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お母さんのための

日経新聞入門講座

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VOL027-上場会社数等  番外編7

豆知識っぽく、データを並べてみようかと思います。たまにはこんな企画もいいでしょ?データは1997年3月末のものです(決算開示トレンド有価証券報告書500社の実態分析 日本公認会計士協会編 から引用しています)。

日本における上場会社は2,346社、店頭登録会社は779社。一般的に公開会社というと、上場会社と店頭登録会社を合わせたものを言いますから、日本の株式公開会社というのは、3,125社ということになります。

で、上場会社の取引所別数はどうなっているか、というと、

東京証券取引所  
1部 1,293
2部 485
大阪証券取引所  
1部 867
2部 391
名古屋証券取引所  
1部 438
2部 142
京都証券取引所 247
広島証券取引所 205
福岡証券取引所 269
新潟証券取引所 201
札幌証券取引所 194
合計 4,732
重複上場 2,386
差引合計 2,346

 

と、なっています。やっぱり東京集中型です。また、重複上場がかなり数が多い、ということがわかります。これは想像ですが、東京と地元の証券取引所というパターンが多いんじゃないか、と思います。

この上場会社の業種別内訳はどうなんだろう、というと、商業が309、電気機器が211、化学工業と機械が201、金融保険が184、建設が181、サービスが140と続いています。逆に水産会社は8社、鉱業は10社、石油・石炭製品が11社となってます。

もう一つ、上場会社の決算月別内訳を見てみましょうか。3月決算会社が1,926社、全体の82%です。次に多いのが12月の142社、6%、2月が109社で5%となっています。2月はデパートなど流通関係の決算が多いですね。それにしても、やっぱり決算の3月集中はすごいです。

また、このコーナーをじっくり読んで下さっているお母さんは、VOL005の決算日程に記載されている上場会社数1,826(1,461/0.8)との食い違いが気になっていらっしゃるかも知れませんね。この記事の原文が今手元に無いので確認できず申し訳ないのですが、恐らく、記事では東京証券取引所の上場会社数を取り上げていたのだろうと推定できますよね。やはり証券取引所の中心は東京、ということなんでしょう。

 

日本経済新聞社 http://www.nikkei.co.jp/

 

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