カフェレーサー・・・ 今ではその言葉の意味さえ知らない
ライダーもいるほどの御時世になったが、この
CB400F ほど
カフェレーサーという表現が似合うモーターサイクルも今では
少ないのではないだろうか?

エンジン・フレームなどの基本部分はCB350F を踏襲しているにも
かかわらず、デザインの変更のみで素晴らしくテイスティなマシンに
生まれ変わった。
それが
ドリームCB400FOUR なのである。

 


ノーマルのままより、
ヨンフォア をベースにカスタマイジングを
楽しんでるマニアは意外と多い。
しかもその大半がルックスと走りをバランスさせた粋な
ストリートカフェに仕上げている。

上のマシンは458ccのヨシムラ・チューン がマウントされ
キャブのメインジェットは#95でセッティングしてある。
むろんエアクリーナーはない。
ショートな集合マフラーから弾きだされる高周波を伴った
サウンドは、いかにもホンダらしい高い金属音とともに
タコメーターの針をいっきにレッドゾーンへと引っ張る。

かつて世界中のサーキットで伝説となった
ホンダミュージックと同じ血を引いた音と思うとスロットルを
開ける右手にも気合が入るというものだ。

 

  


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