CD-RWやDVD-RWに書き込んだデータが読めない

症状
解決方法
  1. 市販のCD/DVDドライブ用クリーニングディスクを使用して、ドライブ内のピックアップレンズを清掃します。
  2. ディスクに付いている埃や汚れをエアーブロアー等で取り去ります。
  3. 酷い汚れの場合は中性洗剤を薄めた水の中で(傷が付かないように)洗い、CD/DVD用クリーニングクロスで水分を(中心から周辺の方向に向かって)拭き取ります。
    インクジェットプリンター用のディスクは、レーベル面やふやけたり、印刷内容が溶けるので水洗いしないでください。
  4. Recordable、ReWritableなメディア(ディスク)は、CD-ROM/DVD-ROMディスクに比べて読み取りにくい傾向があります。これはメディアの特性の違いによる物で、主にレーザー光線の反射率の違いです。 ただし、-R/RWに公式に対応していないドライブでは100%駄目な時もあります。例えばカーステレオ業界では、CD-Rが一般に普及しだした1997年以降、メーカー各社が一斉に低い反射率のCD-Rを読み取れるようにAGC(オートゲインコントロール)機構を搭載したり、ピックアップ部を改良するなどしましたが、それ以前に設計されたドライブではCD-Rですら読めない可能性がけっこう高いです。
      CD-ROM CD-R CD-RW DVD-ROM DVD-R DVD-RW DVD-RAM
    レーザー光線反射率 70%以上 65%以上 20%以上 単層=45〜85%
    二層=18〜30%
    45〜85% 18〜30% 15〜25%





    CD-ROMドライブ (○) ×
    CD-Rドライブ
    CD-RWドライブ
    DVD-ROMドライブ ×/○
    DVD-Rドライブ (◎) (○) (○) ×/○/◎
    DVD-RWドライブ (◎) (◎) ×/○/◎
    ◎…一般的に読み書き対応。
    ○…一般的に読み出せる。
    ▲…古いドライブでは読み出せないこともある。
    ※これは一般的な例であり、全てのドライブでこの通りとは限りません。
  5. -R、-RWが付くメディアは追記(一度記録したメディアに追加して記録すること)が可能ですが、ドライブの性能によっては追記した部分が読めなかったり、認識が不安定な場合があります。この様なドライブでは、追記自体を諦めるほか有りません。
Copyright(c)1995-2004,2005 AOTAKA.jp