Windowsのプロファイル再作成。

 Windowsやアプリケーションソフトが異常になってしまった場合は、administratorなどの別のユーザー名(ID)でも同様の症状が発生するか否かを確認します。別のユーザー名(ID)で全く問題が見られない場合は「プロファイル」というユーザー名(ID)毎の設定を記録している部分の異常が考えられます。

 特に次のような症状があらわれた場合は確かめてみる価値があります。

※上に挙げた例のいくつかはプロファイルフォルダーの、さらに一部分をピンポイントで削除したり操作することで、より簡単に修復する事も可能です。


プロファイルの再作成
  1. 管理者ID(administratorなど)でログオンします。
  2. [マイコンピューター]をダブルクリックし、次のフォルダーを開きます。
    WindowsNT端末 D: → WinNT → Profiles
    Windows2000/XP端末 D: → Documents and settings
  3. ログイン時のユーザー名と同じ名前のフォルダーがあるので、それを右クリックし、[名前の変更]を選びます。
  4. フォルダー名の末尾に「.bak」と付け加え、[Enter]キーで決定します。
  5. [スタート]-[シャットダウン]から[○○○のログオフ]を選び、ログオン画面に戻ります。
  6. 再度、通常通りにログオンします。(初回のログオン時のみ普段よりも時間が長く掛かります。)
  7. 異常が解消されているかを確認してください。

データの移行
  1. [スタート]ボタンを右クリックし、[エクスプローラー]を選びます。
  2. ログインユーザー名(図では整理番号b00000)と同じ名前のフォルダーがあるので、先ほどのフォルダー(図ではb00000.bak)から次のフォルダーをコピーします。
  3. デスクトップやMy Documentsに必要なファイルが正しくコピーされたかを確認してください。また[スタート]ボタンの中に必要なアイコンが有るか否かも確認します。
【プロファイルフォルダー内の細目】
フォルダー名 WinNT4.0 2000/XP フォルダーの用途
Application Data インターネット端末などでOutlookExpressを使っている場合は下記フォルダーをバックアップ。
…\Application Data\Microsoft\Address Book\*.wab
Cookies × 外部のサーバーが個人の識別や個人設定を覚えさせるために使用する小規模データが入っている。
Favorites InternetExplorerの「お気に入り」情報が入っている
History × InternetExplorerで過去(標準では20日間)に見たサイトを記録している。
Local Settings × インターネット端末などでOutlookExpressを使っている場合は下記フォルダーをバックアップ。
…\Local Settings\Application Data\Identities\{01EF…(任意の英数字)…}\Microsoft\Outlook Express\
My Documents 個人用のデータを入れるためのフォルダー。Win2000からMyDocumentsと改称した。
Personal
NetHood × マイネットワーク内のアイテムのショートカットが保存される。
PrintHood × プリンターフォルダー内のアイテムのショートカットが保存される。
Recent × アプリケーションの最近使ったファイルリストなど、最近使用した文書のショートカットが保存される。
SendTo 右クリックしたときの「送る」のアイテムのショートカットが保存される。
Templates × Microsoft WordやMicrosoft Excelなどで各ユーザーがカスタマイズしたテンプレートアイテムのショートカットが保存される。
Temporary Internet Files × インターネット一時ファイル。ゴミ。Win2000ではLocal Settingsに入っている。
スタート メニュー [スタート]ボタン内に登録されたアイコン。
デスクトップ デスクトップ上のファイルやアイコン。

 《注意》


■初回起動時のメッセージ

個人用設定
ウエルカム画面
インターネット接続ウィザードの開始

  1. 『インターネット接続を手動で設定するか…』を選び [次へ] をクリックします。
  2. 『ローカルエリアネットワーク (LAN) を使ってインターネットに接続します』を選び [次へ] をクリックします。
  3. 『プロキシーサーバーの自動検出 [推奨] 』にチェックを入れて [次へ] をクリックします。
  4. 「インターネットメールアカウントをセットアップしますか?」
  5. [完了] クリックします。

■InternetExplorerのオプション設定


InternetExplorerを安定させる設定
  1. [全般]タブの(インターネット一時ファイル)[設定]ボタンを押します。
    回線の種別 推奨値
    低速回線
    (アナログ電話、ISDN)
    20〜100MB
    高速回線
    (ADSL、光ファイバー)
    10〜50MB

InternetExplorerからのパスワード漏洩を防ぐ
  1. [コンテンツ]タブをクリックし、[オートコンプリート]をクリックします。
  2. 「オートコンプリートの使用目的」からチェックを外します。
    オートコンプリートの使用目的 機能 危険度
    Webアドレス アドレスバーに、過去に表示したページを候補として表示する。
    フォーム Webページの入力欄に、過去に入力した物を候補として表示する。
    フォームのユーザー名およびパスワード Webページの入力欄に、過去に入力したIDやパスワードを候補として表示する。 極大
  3. チェックを外した後に、必要に応じて[フォームのクリア]、[パスワードのクリア]をクリックして、履歴を削除することを忘れないでください。
  4. [OK]で設定を保存します。
古いLotus Notes(またはHTTP1.1、UTF-8が使えないサーバー)へアクセスする場合
  • 通常はこの設定は行わないでください。
  • 古いLotus NotesなどではHTTP1.1、UTF-8の設定を解除しなくては正常に動かないバージョンがあります。(詳しくはメーカーの説明書を確認してください。)
  1. デスクトップ上のアイコン「InternetExplorer」を右クリックし、[プロパティー]を選びます。
  2. [詳細設定]タブをクリックします。
  3. [HTTP1.1を使用する]のチェックを外します。
  4. [常に(いつも)UTF-8としてURLを送信する]のチェックも外します。
  5. [適用]をクリックして設定を保存します。

【NT/2000】 テンキーを使えるようにする


【NT/2000】 通常使うプリンターの設定

  1. [スタート]-[設定]-[プリンター]を選びます。
  2. 通常利用するプリンターのアイコンを右クリックし、[通常使うプリンターに設定]を選びます。

【Win2000】 利用頻度の低いメニューを隠さない設定

  1. タスクバーの何も無い所を右クリックし、[プロパティー]を選びます。
  2. [頻繁に利用するメニューを優先的に表示]のチェックが外れているかを確認し、チェックが付いていれば外して、[OK]を押します。

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