WindowsNT4.0 ServicePack6aを適用しようとすると「標準の暗号化バージョンのServicePackを、高度な暗号化のシステムにインストールするよう選択しました。これはサポートされていません。」
サービスパックはWindowsを使う上で必要不可欠な修正プログラムです。しかしInternetExplorer6.0(IE6)以降をインストールしているWindowsNT4.0は、そのままではSP6aを適用することができません。これはWindowsNT4.0が標準で持つ暗号化プログラムを、IE6が更新してしまったために発生します。
SP6aの設定ファイルを次の手順で修正することにより、適用できるようにします。
ファイルを入手する
MicrosoftのWebサイトからSP6aをダウンロードします。通常であれば、インターネット上で入手できるSP6aは一つの圧縮ファイルになっています。
インストール
administratorでログオンします。
圧縮ファイルの場合は、ダブルクリックして展開します。
しばらく「ファイルを展開しています」と表示されるので展開が終了するまで待ちます。
(展開先を確認しておいてください。)
『WindowsNT4.0 ServicePack6 セットアップへようこそ』画面が表示されますが
[インストール]や[キャンセル]は押さずに
、デスクトップ上のマイコンピューターで、C:ドライブのTEMPフォルダーを開きます。(展開先が違う場合は、その展開先フォルダーを開きます。)
展開されたファイルの入ったフォルダーができているので、フォルダーを選択した状態で[編集]-[コピー]、さらに[編集]-[貼り付け]でフォルダーのコピーを作ってください。
『WindowsNT4.0 ServicePack6 セットアップへようこそ』画面を[キャンセル]で閉じます。
コピーしたフォルダーをダブルクリックし、さらにupdateフォルダーをダブルクリックします。
update.inf(またはupdateと表示された歯車の絵が付いたファイル)を右クリックして、[開く]を選びます。
メモ帳が開くので[検索]-[検索]を選びます。
検索する文字列に『
[CheckSec
』と入力し、[次を検索]をクリックします。[CheckSecurity.System32.files]を見つけるまで[次を検索]をクリックしてください。
[CheckSecurity.System32.files]のすぐ下の「SCHANNEL.DLL」の頭に半角セミコロン(;)を付けます。
[ファイル]-[上書き保存]を選び、編集内容を保存します。
[ファイル]-[メモ帳の終了]でメモ帳を終了させます。
update.exe(またはupdateと表示されたウィンドウの絵のファイル)をダブルクリックします。
[同意する]にチェックを入れて、[インストール]をクリックします。
次のエラーが表示される時は管理者ID(administratorなど)でログオンし直してから作業を行ってください。
適用最中に次のダイアログが表示されることがありますが 、デバイスドライバー等のファイルを上書きしてしまうと、装置が使えなくなる危険性があります。2度目以降のSP6a適用時で、表示されているプログラムに支障が無い事が分かっている場合は[いいえ]をクリックします。
適用が終了すると次のダイアログが表示されますので、アプリケーションソフトが起動していない事を確認してから[再起動]をクリックします。
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