起動ディスクの作成方法 [NT4][Win2000][WinXP]
マスターブートレコード(MBR)、パーティションブートセクター、ブートローダー(NTLDR)などの起動に不可欠な部分が破壊された場合は、あらかじめ次の手順で作成した起動ディスクを使うことで、Windowsを通常通り起動させることができます。
作成手順
- フロッピーディスクをドライブにセットします。
- WinNT4.0ならば … [スタート]-[プログラム]-[アクセサリ]-[エクスプローラー]を選びます。
Win2000/XPならば … [スタート]-[プログラム]-[WindowsNTエクスプローラー]を選びます。
- エクスプローラーの左窓で[マイコンピュータ]を選び、右窓の[3.5インチFD (A:)]を右クリックして[フォーマット]を選びます。
- [開始]をクリックし、警告画面で[OK]をクリックしてフォーマットを行います。フォーマットが終了したら[閉じる]をクリックして画面を閉じてください。
※クイックフォーマットはOFFにしてください。
- C:ドライブを開き、3つのファイル(C:\boot.ini、C:\NTDETECT.COM、C:\ntldr)をフロッピーディスクへコピーします。
※3つとも隠し属性ファイルなので、表示されない場合があります。[ツール]-[オプション]から[表示]タブ-[すべてのファイルとフォルダを表示する]を選び、表示できるようにします。
- SCSIボードを増設したり特殊な構成の場合はboot.iniで「scsi()」構文が使われますが、この場合はC:\ntbootdd.sysもコピーする必要があります。
- 起動メニューを日本語で表示させたい場合はC:\bootfont.binもコピーします。
注意
- フォーマットは必ずWindowsNT/2000/XPで行ってください。(Windows95/98/MEでは駄目です。)
- 作成したディスクは、あくまでも起動ファイルが欠如した場合のバックアップです。他のファイルが壊れていた場合は起動できません。
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