Wordでは、スペース（空白）を入力したり、[Enter]キーを押して改行をした時などのタイミングで、スペルチェックや文章校正機能が実行されます。
[Enter]キーを押して次の行にポインタが移動するタイミングなどで「ページ違反」エラーなどが発生した場合は、文章校正機能に問題がある可能性が考えられます。特にWord97/98で、スペルチェックや自動文書校正機能を使用する設定にしていると、いつの間にかファイル「msgrjp32.lex」が異常に肥大化し、Wordの動作が異常に遅くなったり、表題の様なエラーを発生させることがあります。
Word97/98を標準インストールした場合はC:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Proof\msgrjp32.lexに存在しますので、Wordが終了していることを確認してから、これを削除します。（削除しても自然に復活します。似た名前のファイルが多いので間違ったファイルを消さないように御注意下さい。）
スペルチェックや自動文書校正機能を使用しないというのであれば、再発しない様にFAQ233の実行をお薦めします。
なおWord2000/XPではmsgrjp32.lexは存在しません。（この様な問題は発生しないようです。）