愛と勇気と希望の名の下に１億２５００万総玉砕
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前号で東京電機大学理工学部のインターネット関係の費用が学生の授業料から出ていると書いたが、その後、これらの費用はとある団体から出ていることが判明した。ここらへんことは自治会発行の冊子に書かれているので詳細は略すが、事実は上記の通りでありここに訂正する。
先月号に書いたことの繰り返しになるがリムネットの場合なら
リムネット契約料 ３０００円（Mailing List等だけならコレ） ＰＰＰ契約料 ５０００円（ＷＷＷをするために必要） １カ月の使用料 １８００円（４５０分の使用権つき） 超過アクセス料金 １０円／３分（月に４５０分以上使用の場合） それから 想定される通話料金 １８００円／月（市内通話の場合）※値段は平成8年当時です（今は当然もっと安い）
というのも忘れてはならない。これらを総計するとリムネットに年間２９６００円、日本電信電話株式会社（ＮＴＴ）に２１６００円程度＋１年分の基本料を支払う計算になる。しかしインターネットにアクセスするための費用を水道料金や電気料金のような物と同じ考えるならばそんなに高価な料金ではないので、個人でプロバイダーと契約してみるのも良いであろう。
契約するときには定額料金制（月にいくら利用しても料金が同じ）をとっているプロバイダーが安いからといって安易に選ぶのは間違いである。このようなプロバイダーには多くの人が集まってしまい、結果として重くて（なかなかデータが送られてこないことの意）使い物にならないということになり、それ以前に何時ダイアルしても「話し中」で実用に絶えないということにもなりかねない。
一時期、年間定額料金制が話題になったbekkoameは現在では重い（なかなかデータが送られてこない）プロバイダーとして有名になっている。これは多くの人が定額料金制が有利と思いこみ集中してしまった結果、システムに見合わない量の使用者を抱え込むことになり快適度が損なわれてしまったのである。
ちなみに、ただ単にＷＷＷ（Netscapeで見ているやつ）でネットサーフィンをしたいだけというなら、ホームページのサービスを行っていないプロバイダーの方が格安なことが多いので、そちら専門のプロバイダーをあたってみるのも良いだろう。もっともそれだけなら大学でやった方が金もかからず手軽であろう。
それから先月号を見て読者からそれ以外に何が必要なのかを問われたが
 モジュラージャックに ケーブルを 差すの図 |
電話回線はモジュラージャックと呼ばれるケーブルを使用する。もしも家の回線が壁から直接出ている方式ならば電話局に依頼してモジュラージャックに変えてもらう必要がある。この作業は一般的に無料でおこなえるので電話局に事情を説明して対応してもらうのが好ましい。
普通に考えればこれくらいは必要になる。クレジットカードは必須ではないが契約時の手間が省けたり、プロバイダーによってはクレジットカード払い以外は認めていない場合もあるので有った方が楽である。ちなみにクレジットカードは申し込んでから発行までに１カ月くらいの時間がかかる場合もあるので予め用意しておく必要がある。
またパソコンでもＤＯＳ陣営のパソコン（PC-9800シリーズやＡＴ互換機[*1])を使用する場合は、Microsoft Windows95の使用をお奨めする。新規に買うのならばWindows95が最初から入っている富士通製以外のパソコンをお奨めしたい。
なぜならWindows95ではＰＰＰ接続（ＷＷＷをするために必要）を行うためのプログラムが最初から用意されており、今までに比べて設定も楽にできるのである。またWindows95を発売しているMicrosoftではInternet Explorer 2.0jというソフトを無料で公開しているのでWindows95とInternetExplorerを使うのが一番、楽だと思える。
Internet Explorerは以下のサイトで手に入る(EPSON PC版WIN95には付属している)
⇒http://www.asia.microsoft.com/Japan/ インターネットエクスプローラー ダウンロード
| A.D.1996 平成８年５月１３日アオタカ(nPCS) |