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対ウィンドウズ95戦線(9800シリーズ・AT互換機)
1996年夏休み前 卓上パソコン購入のすすめ
W95ではMicrosoft Windows version 3.1 Operating Systemでは考えられなかったような素晴らしい環境を我々に提供してくれる。しかしながら真にW95を楽々使用できるのは最近の機種の一部に限られる。これはW95以前に発売された機種ではプラグアンドプレイ(PnPと略される)と呼ばれるパソコン自身が人間の手を借りずに自身を自動設定する機能は搭載されていないことが多いことに起因する。W95ではパソコン本体にプラグアンドプレイが完璧でなければかえって複雑化することさえあるのだ。
また、CPU(パソコンの脳)の性能はインテル社486シリーズでは物足りなくなっている。W95時代には最低でもPentium Processorは欲しいところである。前年、玉砕日報では「ペンチ無用」と題してあまりにもコストパフォーマンスが悪すぎるPentium Processorを買うことはないと唱えたが、今ではPentiumは一番コストパフォーマンスが高く安定しているCPUセットになった。
ところで最近流行の一体型パソコン(日本電気のCanBeなど)は止めた方がよいであろう。一体型パソコンは設置には便利であるが「すぐ使える、すぐ使えなくなる」的パソコンであり将来性や拡張性において甚だ疑問がある。電大生ならパソコンに付いている数本の電線くらいなら繋げられるであろうから、少々の面倒さくらいは我慢しても分離型パソコンを選ぶべきであると思う。
15インチが最低線であり17インチを希望したい 1600×1200のサイズの画面をチラツキ無く表示できると素晴らしいかも |
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間違っても486やPentium ODP搭載機は買ってはいけない Pentium Processorなら90MHzが一般の最低線と考えよう |
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ソフトやデータを格納しておく場所なので容量が大きく速い方がよい 850MBが最低線、これからは1.6GB(1600MB)が標準と考えよう |
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1024×768の画面サイズで65536色以上出るのが好ましい。 VRAMが2MBが今の標準かつ最低線、4MBだと素晴らしい。 ただしワープロなどをするだけならVRAMは1MBでも十分。 | |
買うならば28800bps(V.34)の表示のある物を買おう 今時、14400bpsのモデムを新品として買うのは損である |
(補足)1997年5月現在では、もはや上に挙げた機能ですら旧式といえる。
CPU : Pentium Processor (通称 P54C) 133MHz が最低線、2次キャッシュはサブノートパソコンでも必須といえよう。また Pentium Pro Processor(P6) 、MMX Technology Pentium Processor (P55C) 、AMD社の K6 など、より高機能なプロセッサーもある。 ハードディスク : 小型のノートパソコンでも 1.4GB (1400MB)は常識と化している。デスクトップ型なら 2GB (2000MB)も小さいほうかもしれない。もっともワープロ程度ではそんなに必要ないと思うが、今や 2GB 程度が常識なのでそれ以下の商品を見つけるほうが面倒だったりして モデム : 最新の33,600bpsでも都内の量販店(新宿など)に行けば 9,800円程度で見つけることも可能。もはやそれ以下のスピードならば買うだけ無駄かも。 また現在では U.S.Robotics 「 x2技術 」 および Rockwell 「 K56flex 」 という2つの 受信側56kbps を特定条件かで可能にする(条件が満たされない普通の状況下では従来通りの33,600bps)規格も出てきたので規格統一を睨んでの各社の動きも気になるところである。
AD1996 平成8年6月15日アオタカ(nPCS) |