AOTAKA's web Copyright(c)AOTAKA 1995-2003 - www.aotaka.jp 2002-08-30(初版)

注意

プリントヘッド

001: 「プリントヘッドを交換してください」とエラー表示されたが取り替える目安はありますか?
プリントヘッドが汚れたり目詰まりしている可能性がありますので、まずは「プリントヘッドの修復」を行ってください。

  1. 相当な量を印刷しているようであればプリントヘッドを新品と交換してください。プリントヘッドの情報でインク使用量が700mlを超えていないかを確認してください。
    • プリントヘッドの情報を見る → トップメニューが表示されている状態から [プリントヘッドアイコン]-[プリントヘッドの情報]-[○○のヘッド情報] で各色の情報を見ることができます。
    • 出力物や使用環境により異なりますが通常、プリントヘッドはA0換算600枚前後で寿命となります。(メーカー保証はインク使用量700ml=インクカートリッジ約一本分です。)
  2. 空調設備からの風が直接あたる場合や、ストーブなどの暖房器具が近くにある場合は、プリントヘッドが乾き易くなりプリントヘッドの消耗が早くなることがあります。そのような環境ではメーカー保証値よりも寿命が短くなりますので、ヘッドを交換すると共に置き場所を変える必要があります。
  3. ここ数日中にインクチューブを入れ替えた事があるならば、インクチューブを疑似入替(付け直し)してください。

【参考】
通常の場合でも、一定量の印刷を行うとこの警告が表示されることがあります。またインクカートリッジの交換の際にも表示されることがあります。なお警告が出てなくてもインク使用量が700mlを越えて印刷品質が悪くなったなど、プリントヘッドの寿命と思われる症状が起きているときはプリントヘッドの修復などを試みた後、解決しない場合は交換を行います。
002: プリントヘッドの情報を見たい。
フロントパネルでトップメニューから [インクシステムアイコン(通称プリンターヘッド)]-[プリントヘッドの情報]-[○○のヘッド情報] を選択してください。
HP No.81プリントヘッド … 染料は「HP No.81〜」、顔料は「HP No.83〜」
ステータス = Ok … プリントヘッドの現在のステータス
保証 … メーカー保証期間内か期間外かを示す
製品番号 = C47xxA … HPの製品番号
使用期間 = 1890h … プリントヘッドがプリンタ内で動作した期間
使用されたインク = 678ml … プリントヘッドで消費されたインク量 (メーカー保証は700mlまで)
製造された月 = 01/2001 … 月/西暦年
見終わりましたら、 [戻る] ボタンを数回押せばトップメニューに戻ります。
※プリントヘッドは重要で繊細な部品ですので日頃から必ず予備を用意しなくてはなりません
【参考】
インクカートリッジ2〜3本分も使用できる場合もありますが、これはメーカー保証外の使用法となります。使用されたインク量が700mlを超えるようならは、ヘッドの修復などを行い、それでも回復しないようならば交換となります。
003: プリントヘッドの修復
  1. [プリントヘッド]アイコン-[プリントヘッドの修復]-[全てのプリントヘッド(または色の名前)] でヘッドの修復が行えます。
【作業完了】→正常に出力できます
【エラー、ハングアップ】↓
  1. エラーコードが表示される場合は内容を確認し、対処してください。
    ハングアップしたり10分以上沈黙している場合はフロントパネルの電源ボタンをOFF(OFFにできない場合もあります)、背面の主電源をOFFにした後、再起動します。
  2. 再起動後もプリントヘッドの修復に失敗するようならば、プリントヘッドの擬似交換(付け直し)を行ってください。
【参考】
DJ-5000では、詰まっているノズルを自動認識し代替ノズルを使うため、詰まっているノズルがあっても出力品質に影響しないことがほとんどです。ただしDJ-5000で詰まっていることを認識しない場合もあるので、品質に疑問があるときはプリントヘッドの修復を行います。
004: 軸合わせ ―― 特定の色だけずれる。線が二重に見える
[プリンターメニュー]-[ユーティリティー]-[精度校正]-[プリントヘッドの軸合わせ]
005: カラー校正 ―― 色味が異常なとき
[プリンターメニュー]-[ユーティリティー]-[精度校正]-[カラー校正]
[プリンターメニュー]-[ユーティリティー]-[精度校正]-[精度]-[再校正]-[パターンの作成]
[プリンターメニュー]-[ユーティリティー]-[精度校正]-[精度]-[再校正]-[パターンの測定]
[プリンターメニュー]-[ユーティリティー]-[精度校正]-[精度]-[デフォルトに戻す]
006: プリントヘッド交換時に印刷をキャンセルしてしまい「プリントヘッドにアクセスしています」のままになった。
  1. パソコンを一度終了させます。
    Windows2000ならば [スタート]-[シャットダウン]-[シャットダウン]-[Ok] をお選びください。
  2. 次にDJ-5000のフロントパネルの電源ボタンでOFFにします。(エラーが発生している場合はOFFにならないこともありますが、その場合も次へ進みます。)
  3. 更に背面の主電源スイッチで切り、20秒ほど待ちます。
  4. DJ-5000背面の主電源スイッチ、フロントパネルの電源ボタン、パソコンの順に電源を入れてください。
※パソコンが「RIP」と「製作用」に分かれている場合は、両方とも再起動しないとネットワーク認識不良を起こす場合があります。







インク/インクカートリッジ

010: 「インクが無くなりました」エラーが出る。
  1. インクが無くなった場合はインクカートリッジを新しいものに交換してください。
  2. ほとんど使用していないにもかかわらず、このメッセージが出る場合は不良品の可能性がありますので、インクカートリッジの情報を確認します。
※使用開始からまだそんなに経っていないし使ってもいないという場合は
   (1) 問題の色のインクカートリッジの情報
   (2) 問題の色のプリントヘッドの情報
   (3) 問題の色のプリントヘッド使用開始時期
   (4) 問題の色のインクカートリッジ使用開始時期
を必ず確認してHPへ電話して見ましょう。
011: インクカートリッジの情報を見たい。
フロントパネルでトップメニューから [メディアメニューアイコン](通称インクのマーク)-[○○カートリッジ情報] を選択してください。
HP No.81インクカートリッジ … 染料は「HP No.81〜」、顔料は「HP No.83〜」
インクレベル = xx% … 残量が%単位で表示されます
インク容量 = 680ml … 新品時のインク量(680ml固定)
製品番号 = C49xxA … HPの製品番号
製造された月 = 01/2001 … 月/西暦年
見終わりましたら、 [戻る] ボタンを数回押せばトップメニューに戻ります。
012: インクカートリッジが空になったにも関わらず、少し液体が残っている様だ。
インクカートリッジは公称680mlとなっておりますが、実際には若干多めに充填してあります。これは正常動作を保証するために必要な余りです。常にセンサーが使用量を計測していますので無駄に残っているというわけではありません。
013: 染料インク・顔料インクの違いは?
染料インク   顔料インク
耐光性
耐候性
階調表現
普通 乾燥時間 長め
■染料インク
光による退色(耐光性)や、雨など(耐候性)に対しては弱い一方、階調表現には優れており、高い印刷品質を求められる場合に適します。
■顔料インク
階調表現で染料インクに劣るものの、光や雨などには強い出力物が得られます。一般的に屋外用途に適しているとされますが、メディアの種類や後加工の方法にも依存しますので、掲出のスタイルに応じた配慮や、ラミネート加工が必要になります。また顔料インクのほうが染料に比べて乾燥時間が長くかかります。
014: 顔料のインクカートリッジに付属しているプリントヘッドクリーナー(正面右側に設置するインク受け)にスポンジがついていない。
染料インクのプリントヘッドクリーナーはスポンジがついていますが、顔料インクのプリントヘッドクリーナーにはついていません。これは染料インクが噴射した際に霧状になりやすく、それを抑えるためにスポンジを使っているからです。
顔料と染料インクでは性質が異なるため、間違って取り付けると故障の原因となります。
染料ヘッド→顔料クリーナー … 染料インクが霧散し、機構内が汚れます。メディアが汚れて正常使用ができなくなる恐れがあります。
※取付け間違いによる障害は有償修理となります。
顔料ヘッド→染料クリーナー … 顔料インクがスポンジ上で固まり、それが山のようになるとヘッドを酷く目詰まりさせてしまう危険性があります。また顔料用クリーナーのみに塗ってある薬剤がないため、目詰まりを取りにくくなる恐れがあります。
※取付け間違いによる障害は有償修理となります。
015: インクが残っているのに「インクシステムの交換」エラーが出る。
プリントヘッドの修復を行ってください。この作業はプリンターが自動的にヘッドをクリーニングし、自己テストを行う作業です。
DJ-5000のフロントパネルで、 [戻る] ボタンを数回押してトップメニューを出します。 [プリントヘッドアイコン]-[プリントヘッドの修復]-[全てのプリントヘッド] を選びます。
016: 出力中にインクが無くなり、インクカートリッジ交換したらエラーが発生した。
ffffffff 036e0136 … プリントヘッド整列プロセス中の一般的な内部エラーです。(プリンターの故障ではありません)→再起動
ffffffff 02b301b0 … 主にファームウェアのバグ(プログラム上の不具合)によりプリントヘッド整列の初めに現われます。→再起動、ファームウエアa.02.xxにすることで改善します。
ffffffff 036e0136 はRIPデータが異常の際にも発生します。
※メディアのロスを防ぐため、長尺出力時にはあらかじめ無くなりそうなインクカートリッジを交換することを強くお薦めします。インクカートリッジだけは再度取り付ければ残りを使用することができます。







インクシステム交換

020: ファームウエア(ROMバージョン)顔料インクの使えるDJ-5000
初期化をしています..
しばらくお待ちください
ROMバージョン :A.02.07
BootROM    :BSP.01.01.01
メモリ(RAM)容量:128MB
ハードディスク:4884MB
DJ-5000本体のファームウエアのバージョンを確認してください。
バージョンの確認は主電源投入時の初期化画面で見ることができます。(右図参照)または [プリンターメニュー]-[ユーティリティー]-[情報] (ROMバージョン)で見ることもできます。

  A.02.xx … 顔料が使える
  A.01.xx … 顔料が使えない

ファームウエアのバージョンが A.01.xx の場合はファームウエアのバージョンアップが必要です。
021: インクシステム交換後などで、任意の色が0.5mm〜1mmほどずれる。
プリントヘッドの目詰まりが多かった場合などで正常に校正が行われない場合もあるので、ヘッドの修復を行ってから、ヘッドの校正をかけ直してください。2・3回ヘッドの修復と校正を繰り返す必要がある場合もあります。
インクシステムの交換が頻繁な場合には、目詰まりが発生しやすい環境のために、発生することがあるようです。
022: インクシステム交換時、どこまで換えたら主電源を入れるのか
インクカートリッジ
プリントヘッド
プリントヘッドクリーナーも正しく取り付けられている事と、
インクチューブなどが絡まっていないかを確認した後で主電源をONにしてください。
023: ヘッドの修復を行っているが?
  1. 通常でも10分〜15分ほどの時間を要する場合が有ります。
  2. インクカートリッジ、プリントヘッド、プリントヘッドクリーナーも全て取り付けられていますでしょうか?
    何十分もかかる場合は、ケーブル接続やチューブなどに問題がないかを御確認ください。
    また取り付け直してください。
024: エラーが発生して「インクシステムの交換」が選べない場合のインクシステム交換の仕方。
後は通常の交換手順と同じです。







色味

030: 色味がおかしい
  1. メディア(紙)と、プリンターやRIPの設定が食い違っている場合に、色味がおかしくなることがあります。設定を確認してください。
    • DJ-5000のフロントパネルで、トップメニューから [プリンターメニューアイコン]-[メディアの種類を選択してください] を選び、目的のメディアが選択されているかを目視してください。正しい場合は [もどる] ボタンを数回押してトップメニューに戻ります。
    • 間違っている場合は正しいメディアを選択してから [入力] ボタンを押します。(トップメニューに戻ります)
  2. RIPの色変換による画面上との食い違いが考えられます
       →試しに他の物を印刷してみたり、色見本で見比べて見るなどの方法で判断します
  3. 一部の色のインクが出ていない可能性があります
       →プリントヘッドの修復を行ってください
  4. RIP処理の段階で何らかの異常が発生しています
       →DJ-5000、パソコン共に再起動した後、RIPの生成からやり直してください。
  5. 作った原稿に問題がある場合があります。
       →ソフトの設定などを確認します。データの量がソフトの限界を超えていませんか?例えばWordで数十MBのデータを扱うのは無理があります。
031: DJ-5000と元の画像の色が食い違う
RIPの設定やソフトの設定を確認します。
画像の色が元々、そのような色ではありませんか?パソコンではディスプレイの色調整が厳密ではありませんので表示が当てになるとは限りません。。
例 : 赤トウガラシが茶色に出力される
フォトショップで赤唐辛子部分を選択ツールで選択してください。次に近似値の選択で全体を選択し、[イメージ-色調補正]-[カラーバランス] を選択するとスライドバーが3つある画面になりますので、そのうちの赤と書かれたバーを赤の方へ適当量(50くらい強調?)移動すると赤に近くなります。
032: 長尺を印刷していると途中から色が変わる
プリントヘッドが消耗している可能性が有りますので、プリントヘッドの修復を行ってください。

【正常】
空調設備からの風が直接あたるような場合や、ストーブなどの暖房器具が近くにある場合は、プリントヘッドが乾き易くなりプリントヘッドの消耗が早くなることがあります。プリントヘッドの修復を行うとともに、置き場所を変える必要があります。
【異常】
プリントヘッドの寿命かもしれませんのでプリントヘッドの情報を確認してください。インクカートリッジ1本分(700ml)を超えて印刷している場合は、寿命と思われますのでプリントヘッドを交換してください。

※通常、プリントヘッドはA0換算600枚前後で寿命となりますが、使用環境により異なりますし、設置場所の環境によってはヘッドの寿命が短くなる場合が有ります。
033: 出力物がカスレる
プリントヘッドの目詰まりが考えられますのでプリントヘッドの修復を行ってください。
プリントヘッドの寿命も考えられますのでプリントヘッドの情報を参照してください
チューブシステム交換後から発生した場合
チューブの捻れがないかを確認してください。
目で確認できない場合もありますのでチューブ部分を一度取り外してから、取り付けなおしてください。
顔料用チューブや顔料プリントヘッドの使用開始時
顔料用インクは粘性が高く、プリントヘッドと馴染むまでに時間がかかることもあります。プリントヘッドの修復やテストパターン1(カラーバー)の出力、かすれる色一色の大きな出力物を出力してみる、等の方法で馴染ませます。







IP・LAN接続

040: ネットワークIPアドレスの確認
DJ-5000のフロントパネルで、 [プリンターセットアップ アイコン]-[IOの設定]-[カードのID] を選択します。
IP= に続く4つの数字がネットワークIPアドレスになります。
041: pingの飛ばし方
PINGとは2つのコンピューター間が正常にネットワークされているかを確認するための信号を送る命令です。
  1. DJ-5000のIPアドレスを確認します。
  2. [スタートボタン]-[アクセサリー]-[MS-DOSプロンプト] (Win2000では [コマンドプロンプト] )をクリックします。
  3. 黒字に白文字の画面を出るので
        ping(スペース、先ほどの番号)
    と入力して [Enter] キーを押してください。
▼正常な例 ( Windows ME ) ▼論理的に繋がっていない場合 ( Windows ME )
C:\WINDOWS>PING 192.168.0.xx

Pinging 192.168.0.xx with 32 bytes of data:

Reply from 192.168.0.xx: bytes=32 time<10ms
TTL=128
Reply from 192.168.0.xx: bytes=32 time<10ms TTL=128
Reply from 192.168.0.xx: bytes=32 time<10ms TTL=128
Reply from 192.168.0.xx: bytes=32 time<10ms TTL=128

Ping statistics for 192.168.0.xx:
Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0 (0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
Minimum = 0ms, Maximum = 0ms, Average = 0ms

C:\WINDOWS>
C:\WINDOWS>PING 192.168.0.xx

Pinging 192.168.0.xx with 32 bytes of data:

Request timed out.
Request timed out.
Request timed out.
Request timed out.

Ping statistics for 192.168.0.xx:
Packets: Sent = 4, Received = 0, Lost = 4 (100% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
Minimum = 0ms, Maximum = 0ms, Average = 0ms

C:\WINDOWS>
▼正常な例 ( Windows 2000 ) ▼論理的に繋がっていない場合 ( Windows 2000 )
C:\>ping 192.168.0.xx

Pinging 192.168.0.xx with 32 bytes of data:

Reply from 192.168.0.xx: bytes=32 time<10ms TTL=64
Reply from 192.168.0.xx: bytes=32 time<10ms TTL=64
Reply from 192.168.0.xx: bytes=32 time<10ms TTL=64
Reply from 192.168.0.xx: bytes=32 time<10ms TTL=64

Ping statistics for 192.168.0.xx:
Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0 (0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
Minimum = 0ms, Maximum = 0ms, Average = 0ms

C:\>
C:\>ping 192.168.0.xx

Pinging 192.168.0.xx with 32 bytes of data:

Reply from 192.168.0.xx: Destination net unreachable.
Reply from 192.168.0.xx: Destination net unreachable.
Reply from 192.168.0.xx: Destination net unreachable.
Reply from 192.168.0.xx: Destination net unreachable.

Ping statistics for 192.168.0.xx:
Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0 (0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
Minimum = 0ms, Maximum = 0ms, Average = 0ms

C:\>
Reply=リプライ…返事の意味  Request timed out=規定時間内に無反応
042: DJ-5000のIPアドレスの変更の仕方
DJ-5000のフロントパネルで [プリンターメニュー]-[I/Oの設定]-[カードのセットアップ]-[設定] を選びます。
CFG NETWORK=NO [入力]-[↑]-[入力] でYESにします。
何度か [↑] を押して
TCP/IP=ONまたはOFF OFFの場合は [入力]-[↑]-[入力] し、 ONの場合はそのまま。
さらに何度か [↑] を押して
CFG TCP/IP=NO [入力]-[↑]-[入力] でYESにします。
一回だけ [↑] を押して
BOOTP=YESまたはNO YESの場合のみ [入力]-[↑]-[入力] でNOにします。
一回だけ [↑] を押して
DHCP=YESまたはNO YESの場合のみ [入力]-[↑]-[入力] でNOにします。
一回だけ [↑] を押すと
IP BYTE 1=??? [入力]を押した後、 [↑] [↓] でIPアドレスの一番目の数値にし、[入力] を押します。
一回だけ [↑] を押すと
IP BYTE 2=??? [入力]を押した後、 [↑] [↓] でIPアドレスの二番目の数値にし、[入力] を押します。
一回だけ [↑] を押すと
IP BYTE 3=??? [入力]を押した後、 [↑] [↓] でIPアドレスの三番目の数値にし、[入力] を押します。
一回だけ [↑] を押すと
IP BYTE 4=??? [入力]を押した後、 [↑] [↓] でIPアドレスの四番目の数値にし、[入力] を押します。
一回だけ [↑] を押すと
SM BYTE 1=???
サブネットマスクの事
[入力]を押した後、 [↓] で 255 にし(行き過ぎた場合は [↑] )、[入力] を押します。
一回だけ [↑] を押すと
SM BYTE 2=??? [入力]を押した後、 [↓] で 255 にし(行き過ぎた場合は [↑] )、[入力] を押します。
一回だけ [↑] を押すと
SM BYTE 3=??? [入力]を押した後、 [↓] で 255 にし(行き過ぎた場合は [↑] )、[入力] を押します。
一回だけ [↑] を押すと
SM BYTE 4=??? 0で無い場合は[入力]を押した後、 [↑] [↓] で 0 にし、[入力] を押します。

以上が終了しましたら、 [戻る] を数回押してトップメニューに戻ります。
※IP確認方法
DJ-5000のフロントパネルで、[プリンターセットアップ アイコン]-[IOの設定]-[カードのID]を選択します。
IP= に続く4つの数字がネットワークIPアドレス、MASK=に続く数字がサブネットマスクになります。







メディア(紙)・出力物

050: メディアの保存
メディアは紙製品なので湿度や温度、太陽光線などにより劣化してしまう事があります。長期間使わないメディアは、購入時に入っていたビニール袋に入れ、封をしたうえで、ダンボール箱の中にしまっておきます
051: メディアの種類を間違えて選択した
DJ-5000のフロントパネルで、トップメニューから [プリンターメニューアイコン]-[メディアの種類を選択してください] を選び、目的のメディアを選択してから [入力] ボタンを押します。
052: DJ-5000のメディアを交換した際に、メディアの選択画面でHP/3Mの表記が出る
DJ-5000のファームウエアのバージョンによっては、そのような表記が現れる場合も有ります。ファームウエアをバージョンアップした後に突然出てくるようになるため、驚く人もいるようです。昔はHPだけだったので選択画面は出ませんでしたが、サポートする用紙が増えたためにメーカー名の選択画面が出るようになりました。







用紙カット

053: DJ-5000で出力すると、出力はされるがカット(裁断)はしない。
  1. カッターの「ON/OFF」の設定がONになっているか確認します。

    [プリンターメニューアイコン]-[デバイスの設定]-[カッター] で [オン] にチェックが付いているかを確認してください。もし [オフ] にチェックが付いているようでしたら [オン] を選んで入力ボタンを押してください。

  2. 「巻き取りリール取り付け済」の設定になっている場合は解除してください。

    [プリンターメニューアイコン]-[巻き取りリール取り付け済] で [いいえ] にチェックが付いているかを確認してください。もし [はい] にチェックが付いているようでしたら [いいえ] を選んで入力ボタンを押してください。

  3. プリントカノウデス
    ロールシ     23,7m
    Hewlett-Packard
    コウタクフォトヨウシ
    インク       OK
    プリントヘッド   OK
    《プリン
    ターの絵》
    メディアの絵
    インクカート
    リッジの絵
    プリント
    ヘッドの絵
    メディアの設定を確認します。例えば「キャンバス」では裁断しません。

    [プリンタメニューアイコン] へカーソルを合わせれば現在選択されたメディアプロファイルが表示されます。

  4. 排紙/カットで裁断できるかを確認します。

    [メディアメニューアイコン]-[排紙/カット] を選びます。カッターが正常ならばメディアが少し前に送り出されて、メディアが裁断されます。
054: 用紙を入れ替えるたびに、用紙の先端をカットして無駄紙が多くなる。
フロントパネル操作で [プリンターメニューアイコン]-[デバイスの設定]-[カッター]-[オフ] にします。
055: DJ-5000で出力した際の余白は?変えられるのか?
通常設定では上下方向に約3.6cmの余白が出来ます。DJ-5000のカッターで余白を0にすることはできません。また余白の大きさをDJ-5000側で自由に変更することは出来ません。







印刷幅・長/特殊サイズ/長尺出力

056: 原稿サイズ・用紙サイズを教えてください
紙加工仕上寸法 単位mm
(JIS P0138:1998/1951制定)
ISO/JIS A列 JIS B列
A0(倍判) 841×1189 B0(倍判) 1030×1456
A1(全紙) 594× 841 B1(全紙) 728×1030
A2 420× 594 B2 515× 728
A3 297× 420 B3 364× 515
A4 210× 297 B4 257× 364
A5 148× 210 B5 182× 257
A6 105× 148 B6 128× 182
A7 74× 74 B7 91× 128
A8 52× 74 B8 64× 91
A9 37× 52 B9 45× 64
A10 26× 37 B10 32× 45
※戦前は11〜12がありましたが今はありません。
紙の原紙寸法 (JIS P0202:1998/1969制定)
名称 原紙寸法  
A列本判 625× 880 ドイツの工業規格より
B列本判 765×1085 江戸時代の公用紙だっ
た美濃判を元にする
四六判 788×1091 美濃判の8倍大
菊判 636× 939 紙の包装ラベルor新聞紙
の聞という文字を「キク」
ハトロン判 900×1200 -
【参考】 ISO B列
B1 707×1000
B2 500× 707
B3 353× 500
B4 250× 353
【参考】
A列1番が841×1189mm≒1平方メートル、B列1番≒1.5平方メートルになります。
A列はドイツ規格のA列が、B列は日本の和紙の寸法が元となっています。
※国際標準化機構ISOが定めるB版は日本工業規格紙加工仕上寸法(JIS P0138 Trimmed sized of Paper)のB版と異なります。日本国内ではJIS B版が標準です。
057: 幅896mm以上の物はDJ-5000で印刷できますか
36インチでは最大印刷有効幅が895mmですので足りません。42インチロール紙があるメディアの場合は42インチロールを使用してください。

A0対応メディア(36インチ幅) … DJ印刷有効幅  895mm/メディア幅  914mm
B0対応メディア(42インチ幅) … DJ印刷有効幅 1030mm/メディア幅 1067mm

※ただしソフトによっては丸め誤差で正確な寸法を指定できないショボイソフトもあるので、5mm程度の余裕を見たほうが良い場合も…。
058: 漏れはどうしてもWordを使いたいのですが
そういう困ったチャンでもRIP側で倍率を変更できるならばそれも可能です。新規作成時に [ファイル]-[ページ設定] の用紙で用紙サイズを指定してから作成を開始します。
【例】 2000*700mmの出力物を作りたい場合
出力サイズ ÷2 ÷3 ÷4 ÷5 ÷6 ÷7 ÷8 ÷9 ÷10 ÷11…
2000mm 1000 666.67 500 400 333.33 285.71 250 222.22 200 ×
700mm 350 233.34 175 140 116.67 100 87.50 77.78 70 ×
  1. 原稿サイズはA3〜A4の間に相当する大きさが望ましいです。あまりにも大きすぎると Microsoft Word での作成ができなかったり、負荷でシステムが落ちる可能性が増え、小さすぎると出力品質に影響が出るかもしれません。
  2. 厳密な大きさで作りたいという場合は小数点以下が残るような割り方は不向きです。
これを表にまとめると上記のようになり、5で割ったサイズが原稿サイズに一番相応しいということになります。厳密な出力サイズを得られなくとも良い場合は5〜7で割るケースが順当です。
【参考】
Microsoft Word2000 (9.0) では縦横共に 2.6〜558.7mmまでのサイズで編集ができます。







操作

060:  [トップ] ボタンを押したら直前の設定内容がクリアーされた。
DJ-5000の仕様です。 [もどる] ボタンを数回押してトップメニューへ戻ってください。
061: 印刷を途中でキャンセルしたら無駄な白紙が出てくる。
DJ-5000本体側の [キャンセル] ボタンを押した後で、RIPの操作画面でキャンセルを行ってみてください。DJ-5000よりも先にパソコンを止めてしまうと、キャンセル時のデータ処理がアプリケーションにより適切に行われず、DJ-5000が無駄紙を出してしまう事があります。
062: DJ-5000フロントパネル メニュー項目一覧
※DJ-5000ファームウエアのバージョンにより表とは異なることがあります


















巻き取りリール
取り付け済み
*イイエ、ハイ 無人で印刷する(巻き取りリール使用)時に使用します。
カッター *オン、オフ 用紙取り付けの際に先端をカットするか、しないか。
言語 *HP-GL/2 -
乾燥時間 自動 出力後、メディアを裁断するまでの時間を設定します。インクの乾燥に時間を要するメディアのみに設定します。
*無し
手動 255〜1min
I
/
O


カードのID - @ IP=192.168.0.??、MASK=255.255.255.0、GW=192.168.0.??
カードの設定 (省略) -
カードのセット
アップ
設定 -
詳細設定 カードのリセット リセットを行うとLANカードの設定(IPも含む)がクリアーされてしまいます。
I/Oタイムアウト 0.5〜*30min -







インクシステムを
交換してください
イイエ(続ける)、ハイ(交換) 交換やヘッドを抜き差しする時に使用します。
メディアの長さを
調べる
ハイ、イイエ メディア端に長さを印刷し、管理します。 ※メディアを取り外すごとに10cm未満の誤差があり、厳密ではありません。
使用状況 使用状況をプリントする プリンターの合計使用量を見ます。
メディア(sqm=m2)、染料(ml)、顔料(ml)、平均のインク使用量(%)
使用状況を表示する A
メニューモード ショート、*フル 必ずフルにしておいてください。ショートでは一部メニューが隠れます。
精度校正 プリントヘッドの軸合わせ 自分で平行線パターンを刷り、自動調整します。(A1用紙 約31cmを使用)
カラー校正 自分でカラーの濃度パターンを刷り、自動調整します。(A1用紙 約21cmを使用)
精度 デフォルトに戻す 工場出荷時の設定に戻します。精度校正に失敗し、よけい酷くなった時などに使います。
再校正
→パターンの作成
→パターンの測定
ユーザーの意思で精度校正を行います。まず光沢フォト用紙をセットして [パターンの作成] を行い、続いて [パターンの測定] を押してパターンを矢印の方向へセットすると、DJが自力で校正を行います。
Webパスワード
をリセットします
警告文 Webアクセス時のパスワードを忘れた時に使います。(リセット…[入力]-[戻る]、やめる…[戻る])
テストプリント HP-GL/2構成 -
サービス構成 DJの使用状況(キャッリッジの動作回数、ヘッドドロップ数、湿度・温度、直近エラーコードなど)を印刷。
使用状況レポート -
イメージ
品質の
プリント
テストパターン1 基本色…カラーバー (プリントヘッド、紙送り)
テストパターン2 カラー間軸合わせ…十字模様 (プリントヘッドの軸合わせ)
テストパターン3 双方向の軸合わせ…平行線模様 (プリントヘッドの軸合わせ)
テストパターン4 垂直線の品質…色違い平行線模様 (プリントヘッドの軸合わせ)
情報 メモリー(RAM)容量、ハードディスク容量、ROMバージョン、サービスID、サイクル数の表示。
デフォルトメニュー -
表示のコントラスト 液晶画面が見にくい時に使います。(“上げる”、“下げる”を選んで [入力] を押し、調整が済んだら [戻る] で終了。)
プラテン
(ホイール)
のクリーニング
自動クリーニング オフ、*オン メディアを取り付けた際に、DJが紙を動かしてプラテン上の汚れを綺麗にしたツモリになります。
今すぐにクリー
ニングを行う
自動、手動 自動は紙を動かしてプラテン上の汚れを綺麗にしたツモリになれます。手動はローラーが動くので、動いているローラーを人間が布などで綺麗にします。(手動の際は先にメディアは外しておきます。)
レンズの保守 レンズが汚れて交換する時に、ヘッドを交換しやすい位置に移動させます。
内蔵RIPの設定 (省略) 内蔵RIPの設定-カラー校正-オン ではプリントヘッドが交換されるたびにカラー校正が行われます。うざい時はオフにしますが、色が狂っても知りません。
キューイング&ネスティング (省略) 横に並べて紙を節約する機能。 ※HMDではHMD側の機能を使用し、DJ本体のネスティングは機能しません。
HP-GL/2の設定 (省略) -
ページフォーマット (省略) (通常はソフトウエアにしてください)

パレット DJ-5000独自のカラーチャート表を印刷。
メニュー フロントパネルメニューを用紙設定の大きさで刷ります。 ※あまり正確な図ではありません。
メディアメニュー ロール紙/カット紙の情報 メディアメーカーの選択/メディアの種類/幅/最大XY(プリント範囲)/プロファイルRev
メディアを選択してください (メーカー選択)→メディア選択
メディアを削除してください (メーカー選択)→メディア選択
メディアの移動  
(リールに用紙が取り付けられています) (はい、いいえ)
排紙/カット  
インク
カートリッジメニュー
○▽のカートリッジ情報 HP No.??インクカートリッジ / インクレベル(%) / インク容量(680ml固定) / 製品番号 / 製造された月(月/西暦年)
インクカートリッジの交換 はい(交換) / いいえ(続ける)
インクシステム ○▽のプリントヘッド情報 HP No.??プリントヘッド / ステータス / 保証内/外 / 製品番号 / 使用期間(h) / 使用されたインク(ml) / 製造された月(月/西暦年)  
プリントヘッドの修復 全てのプリントヘッド / 各色
プリントヘッドの交換 はい(交換) / いいえ(続ける)







その他のトラブルなど

070: メディアの通り道にインクがついた。用紙が送られずにプラテンにインクが付着した。チューブシステムが壊れて大出血サービスを始めた。
キムワイプ等の紙片の出ないワイプ材(汚れを拭い取るための物)を使用します。または拭いてもクズの出にくいスポンジやタオルを、ぬるま湯に浸して固く絞り、それで拭き掃除をします。最後に乾いたワイプ材で水分を完全に除去すると良いでしょう。洗剤などの溶剤を使用すると、内部機構の損傷を引き起こす可能性が有りますので、使用しないで下さい。
※プラテン上には小さなローラーが露出していますが、この部分に水分が多く残ると故障の原因となりますので、あまり水を含ませ過ぎないようにご注意ください。またこの部分の汚れは紙すべりの原因となりますので、ローラー部分だけは別のワイプ材で拭かれると良いでしょう。
※カッターの刃がありますので作業には十分注意してください。

【適当な物が無い、多量の場合】
大量にインクが付着した場合でキムワイプ等の適当なものが無い場合は応急措置として、毛羽立ちの少ない不要なTシャツ、日本手ぬぐいなどで拭くしかありませんが、あまり擦る様に拭くと被害が拡大しますので、あくまで吸い取らせるような感じでお拭取りください。

※プラテンの下までインクが入り込んでいる場合は念のためにHPを手配するとよいでしょう。
【参考】
キムワイプ:http://www.wiping-world.com/
071: スピンドルを壊してしまった。
スピンドルは水色の留め具と、それ以外(棒とソレに固定されている黒い留め具)の2個のパーツにより構成されます。水色のパーツは水色のパーツを別途購入することも可能なようですが、黒い留め具を壊してしまった場合は全交換となります。
072: DJ-5000出力時に細かくインクが飛び散る
プリントヘッドの修復を行ってください。これで改善される場合は、プリントヘッドに付いた埃などにインクが衝突して、飛び散ってしまったことが考えられます。
073: ファームウェアの入手
http://www.designjet.hp.com/ にアクセスして、[ドライバー]-[5000]-[ファームウエア] を選びます。選びます。
「ご登録」というページで登録を求められますが [登録の省略] を選んで先に進んでください。
各OS用のファイルがありますので、選んでダウンロードします。
074: RIPを使わずに直接Windows用のDJ-5000プリンタードライバーで出力する場合の制限
カスタムサイズでの設定可能サイズは以下のとおりです。(2002/02、ver.5.02の場合)
※アプリケーションの性能に依存しますので、これに達しない場合もあります。
※用紙サイズよりも印刷可能域は小さくなります。(印刷時に余白が必要なため)
※規格外サイズの用紙を取り付けた場合は、DJ-5000が正しく用紙の大きさを認識できません。
※自己責任で行ってください。
DJ-5000マージン 左右
標準マージン 35mm = 1.38インチ 7mm = 0.28インチ 7mm = 0.28インチ
拡張マージン 35mm = 1.38インチ 15mm = 0.59インチ 15mm = 0.59インチ
※アプリケーションで設定できてしまう場合も表の性能になります。
※アプリケーションの性能に依存しますので、これよりも大きくなる場合もあります。
075: 液晶画面が英語表示になった。
通常は修理以外で言語が変わってしまうことはありませんが、万が一、変わってしまった場合は下の方法で設定します。この作業は二人必要です。
  1. [入力] を押しながら主電源をON
  2. 初期化が終わるとピピピと鳴るので [入力]ボタン から手を離し
  3. 言語を選択
076: シリアルナンバー・モデルナンバーの見方
シリアル番号・モデル番号シール背面の主電源スイッチ(電源ケーブル接続口)の上に貼ってあるバーコード付シールに記載してあります。

モデル番号は DJ-5000(42inch) model では『C6090A』です。
シリアル番号は主に『ES*0*00000』か『SG00*0000*』の様な形式が多い気がしますが、ほかのパターンもあるかもしれません。(0は数字、*は英数字)
077: メディアの残量印字機能を使っているにも関わらず、正確な残量を得ることができない。
DJ-5000が10cm以下を四捨五入してしまうために起こる問題です。
例えばメディアをセットした際には端を16.1cmをカットしますが、DJ-5000本体は20cmと認識し、3.9cmの誤差が生じます。このような誤差が積もり積もって大きな誤差になることがあります。







その他

080: マウスカーソルが動かない、キーボードが反応しない。
再起動しても、ネットワークパスワードの入力画面でパスワード入力のカーソルは点滅している場合
081: 印刷すると画像が化けている、文字がおかしい。
パソコンを再起動させてRIP処理をやり直して見てください。念のためにDJ-5000も再起動してください。
082: 新しいフォントのインストールが表示されなくなった、フォントのトラブル
フォントを追加する場合は、[スタート]-[設定]-[コントロールパネル]-[フォント] または C:\WINDOWS\FONTS(WinNT4.0/2000ならば C:\WinNT\FONTS) を選び [フォント]-[新しいフォントのインストール] で“新しいフォントのインストール”画面で行います。しかしそれが表示されない場合は、以下を確認してください。
  1. PC再起動、SCANDISKを行う
  2. フォントフォルダーがシステム属性になっていない場合は、システム属性へ変更する。
    • [スタート]-[ファイル名を指定して実行] の画面で ATTRIB +S FONTS (WinNT4.0/2000/XPでは ATTRIB +S C:\WinNT\FONTS)と入力して[OK]
  3. フォントキャッシュの削除(WinME)
    1. デスクトップ上の [マイコンピューター]アイコン をダブルクリックし、さらに [ローカルディスク(C:)] を開きます。
    2. [ツール]-[フォルダーオプション] を選び、[表示]タブの中の項目「全てのファイルとフォルダーを表示する」を選び、また「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外し、 [OK] で閉じます。
    3. メニューバーの [検索] を押すか、Ctrl+F で検索画面を出し、“ファイルまたはフォルダーの名前”に「ttfcache」と入力し“探す場所”が「C:」になっていることを確認してから、[検索開始]を押します。ttfcacheが見つかったらゴミ箱に捨てます。
  4. フォントレジストリーの最適化(WinME)
    1. [スタート]-[ファイル名を指定して実行] の画面で FONTREG と入力して[OK]
      ※画面上は何も起こりません。
    2. 次にフォントを再登録するので、 [スタート]-[設定]-[コントロールパネル]-[フォント] を開き [ファイル]-[新しいフォントのインストール] を選びます。
    3. “フォルダー”の項で C:\WINDOWS\FONTS を選んでから、 [すべて選択] をクリックし、[OK] をクリックします。
  5. レジストリーの最適化(WinME)
    • [スタート]-[ファイル名を指定して実行] の画面で SCANREG /FIX と入力して[OK]
      ※再起動をする旨の警告が出るので、作業中のデータがないことを確認して [はい] を選びます。
これでもダメならば FONTSフォルダーの中の DESKTOP.INI が無くなっている可能性があります。メモ帳などのエディターで作ってしまうという荒技もあります。 FONTS\DESKTOP.INI の内容は以下の通りです。(一字たりとも間違えずに入力する必要があります。)
[.ShellClassInfo]
UICLSID={BD84B380-8CA2-1069-AB1D-08000948F534}
083: フォントがインストールできない、選択できない、表示されない (Win95〜Me)
■破壊されたttfCache(フォントキャッシュ)の削除

  1. [スタート]-[検索]-[ファイルやフォルダ] をクリック
  2. 検索画面が開くので「ファイルまたはフォルダーの名前」に『ttfcache』と入力し [検索開始] をクリック
  3. 検索されたttfCacheを削除
  4. [スタート]-[Windowsの終了] でWindowsを再起動

※検索できない場合はマイコンピューターを開き、メニューバーの [ツール]-[フォルダーオプション] (あるいは [表示]-[フォルダオプション] )を選びます。 [表示] タブをクリックし、 [すべてのファイルを表示する] にチェックします。 [OK]をクリックし、フォルダーオプションを閉じます。

※手動で ttfCache を削除しても、まれにメモリー上にある破損したキャッシュが壊れたまま書き戻されてしまう事があるため、障害が再現するようであれば数度試します。またはMS-DOSモードで起動してから削除するか、一度Safeモードで起動すると確実に再生成されます。
●MS-DOSで削除する方法
『?:\WINDOWS>』とプロンプト左に表示されていない場合は cd \windows
attrib -h ttfcache
del ttfcache
●セーフモードで起動する方法
メモリーカウントが終わったあたりから [Ctrl] キーを押し続ける
スタートアップメニューが表示されるので [Safe Mode] を選択
SafeモードでWindowsが起動したら、(何もしなくて良いので)Windowsを再起動
■フォントフォルダーの破損
  1. [スタート]-[プログラム]-[アクセサリー]-[MS-DOSプロンプト] を選択
  2. 黒い画面が開くので次のコマンドを実行
  3. 『?:\WINDOWS>』とプロンプト左に表示されていない場合は cd \windows
    attrib +s fonts
    exit
■フォントレジストリーの破損
  1. [スタート]-[ファイル名を指定して実行] から fontreg を実行。(表面的には何もおきません)
  2. [スタート]-[設定]-[コントロールパネル]の [フォント] を開く。
  3. フォントフォルダーの [ファイル]-[新しいフォントのインストール] をクリックし、フォルダー選択では Windows\Fonts を選ぶ。
  4. [すべて選択] ボタンを押し、 [OK] をクリック
■ttfcache(フォントキャッシュ)の保護

  1. [スタート]-[検索]-[ファイルやフォルダ]をクリック
  2. 検索画面が開くので「ファイルまたはフォルダーの名前」に『ttfcache』と入力し [検索開始] をクリック
  3. 検索されたttfCacheを右クリックして [プロパティー] をクリック
  4. [読み取り専用] にチェックを入れて、 [OK] をクリック

084: ハードディスクの空き容量が少なくなった。
Windowsパソコンの場合
  1. [スタート]-[プログラム]-[アクセサリー]-[システム]-[ディスククリーンアップ] を起動し [Cドライブ] を選択、「削除するファイル」の欄で全てのチェックボックスにチェックを入れて [OK] を選んでください。
  2. 最後の手段として、他のソフトが起動していない状態にして(または起動直後に)C:\TEMP、C:\TMP、C:\WinNT(WINDOWS)\TEMPの中身をゴミ箱に入れ、再起動後にゴミ箱の中身を削除してください。ゴミ箱に移動中に「使用中です」の警告が出る場合がありますがその場合はキャンセルしてください。
  3. スキャンディスクを行って、ディスクの異常が無いかを確認してください。
こちらの方法以外で「ソフトが勝手に作るファイル」をユーザーが削除する方法はありませんので、余計なデータや間違ってコピーしたファイルが無いかを点検するほかありません。
085: 直前にゴミ箱に捨てたファイルが見えない。
  1. ネットワーク上の他のパソコンから削除した場合はゴミ箱に残りません。
  2. ゴミ箱のプロパティーの、 [オプション] タブあるいは [ローカルディスク(C:)] タブなどの [ゴミ箱にファイルを移動しないで、削除と同時にファイルを消す] にチェックが付いている場合は、ゴミ箱に残りません。
  3. ゴミ箱のプロパティーの「ローカルディスク(C:)」などの「予約サイズ」よりも大きなファイルは、ゴミ箱に残りません。
  4. [Shift] キーを押しながらゴミ箱へ捨てた場合は、ゴミ箱に残りません。

086: Wordのプレビューで原稿の周り・下の方が余白になる、白い。
Wordで余白を0にしていても例えばEPSON PMプリンターを「標準のプリンター」にしている場合に、PM-900Cの印刷不能領域(3mm、あるいは下14mm)の部分がプレビューでも現れてしまいます。他のプリンターでもそれぞれ使用により印刷不能領域があります。
プリンタードライバー側の設定でフチ無し印刷にすると良いかもしれません。機種によりますが。
087: Wordでロゴの背景を透明にしたい。
[表示]-[ツールバー]-[図] で図のツールバーを表示後、図ツールバーの右から2番目の [透明な色を設定] を選択。
マウスカーソルの形が変わったところで、背景色となる部分を選択する。
ただし、例えば背景が白で背景以外に白を使っている場合は、ロゴで使っている白も抜けてしまうので、その場合には背景色をロゴで使用していない別の色に変えてください。
088: Excelで演算エラー表示を出したくない。
=IF(ISERROR(式),"",式) …式の結果がエラーの場合は非表示
=IF(ISNUMBER(式),式,"") …式の結果が数字の場合は表示、数字以外は非表示
089: スキャナー取り込みの画像をPhotoShopでBMP形式での保存や印刷ができない。
メニューバーの [イメージ]-[モード] の中で [16bits/チャンネル] にチェックが付いてますか。チェックが付いると、BMP形式での保存や印刷ができませんので、 [8bits/チャンネル] をクリックしてください。
090: アンシャープマスクとは。
写真のシャープネスを上げるときに使います。具体的には
  1. 写真にもう少しメリハリをつけたい時
  2. 画像サイズを印刷目的で拡大・縮小して輪郭がぼやけたものを補正する時
  3. 撮影時の若干の手ぶれ、ピンぼけの補正
などに使用します。使い方をマスターできれば、かなりの補正も自在ですが、設定が難しいのが難点です。
【参考】
同じ様なツールに、シャープネス、シャープネス(強)、輪郭強調がありますが、これらのツールは写真全体に同じだけの効果をかけるために、画像が荒れる事が多く、品質を下げてしまう事も多いのが難点です。
思っていたイメージ通りの画像に仕上がらない事も多いツールです。

091: 起動時に「スキャナーの準備ができていません。スキャナーの状態を確認して、再度実行してください。」とエラーが出る。
EPSON Scan Serverがインストールされている場合に表示されるエラーです。
本来このプログラムはネットワーク上のスキャナーを使うための物ですので不要です。アンインストールを行ってください。EPSON TWAIN Pro Networkも不要ですので有る場合はアンインストールしてください。
[プログラム]-[設定]-[コントロールパネル] の [アプリケーションの追加と削除] から「EPSON Scan Server」を選び、[追加と削除] で削除してください。(途中で.dllを削除するか残すかを聞かれた場合は [全て残す] を選択すること。) 「EPSON TWAIN Pro Network」もある場合は同様に削除します。

092: CD-RWからファイルを削除できない。ファイルの書込み禁止属性を解除できない。
CD-RWは下の様な特徴があります CD-RWの消去ができる特長を生かすためのパケットライトは互換性や汎用性が少なく、読み込み可能なCD-ROMドライブも比較的新しい物(1998年以降に製造された物は多くが対応するが、第一世代DVDドライブは多くが対応できない)に限られるため、残念ながらCD-Rほど手軽に使えるものではありません。日本では、毎日のバックアップに使用したり、頻繁に更新するテスト用のCDを作る用途で主に利用されています。
※PacketManでフォーマットしたCD-RWは、WinCDRや他パケットライトソフトなどでは使用できません。CD-RWの内容を一度、完全消去しない限りはPacketMan専用となります。システムに悪影響を及ぼす可能性もあるため、自信が無ければPacketManはインストールしない方が無難です。

093: お札を印刷してはいけませんか?
大きさを変えたり、見本の文字を入れたりしても、法令に違反する恐れがありますので紙幣は如何なる場合も複製してはいけません。記念紙幣や、2000円札、旧札も同様です。また硬貨についても模造とされる可能性が否定できないため、安易に印刷すべきではありません。
まあ誤解を与えかねない物でも作らない限りは、逮捕されるとしたら別件逮捕なのですが(ワラ
※参考=昭和51年10月2日の大蔵省理財局国庫課長通達では、通貨のデザインを広告物に使用することについて「一切の使用を慎むよう」指導しています。通貨偽造罪・通貨及証券模造取締法違反となる場合があります。
094: 著作権表記について。
英名でHAL Personal Computers(略号HAL PC)の場合の例

Copyright(C)2001 HAL Personal Computers Co.,Ltd. All rights reserved.
Copyright(C)2001 HAL Personal Computers. All rights reserved.

(C)HAL PC 2001
(C)2001 HAL PC
著作権条約ではマルシーマークと著作権者名、最初に作られた年号が記されていれば著作権表示と認められます。
マルシー表示は、コンピューター上では通常表示できないキャラクターなので慣例的に(C)が認められています。Webでは「&copy;」で表示できる場合も有りますが環境依存のため、あまり使いません。
有限会社、株式会社では Co.,Ltd. を使います。 Co. でも有限責任会社を意味するので構いませんし、 Inc. も有限責任の略なので構いません。 Ltd. だけでも有限を意味するので構いません。通常は会社ごとに英語表記が決まっているので、それに倣います。







エラー(メッセージによる指示)

100: メディアの端が見つかりません。メディアをセットしなおしてください。 メディアノハシガミツカリマセン。メディアヲセットシナオシテクダサイ。
何度試しても同じエラーが出るようでしたら、種類の違うメディアを取り付けてみてください。それでも同じメッセージが表示される場合は、キャリッジ部分のセンサーについているレンズカバーが汚れている可能性が高いです。
→ミニガイドなどを参照し、レンズカバーの清掃をしてください。
101: インクチューブの保守が必要です。 インクチューブノホシュガヒツヨウデス
102: ※インクチューブの保守が直ちに必要です。 インクチューブノホシュガタダチニヒツヨウデス
内部のインクシステムチューブを交換する必要があります。できるだけ早くHP カスタマーケアセンターに連絡して保守を行う必要がありますので、ご都合のよい時間をお知らせください。
【重要】
「直ちに」が出たら寿命が近づいています。そのまま放置しておくと故障や機能停止となりますので至急、都合の良いときにインクシステムチューブの交換作業をHPに行ってもらってください。
103: セットしてください。 セットシテクダサイ
プリントヘッドが取り付けられていません。既にセットされていてこのエラーが出る場合は、付き方が甘いかもしれませんのでプリントヘッドを、もう一度セットしなおしてみてください。もしも接点が汚れている場合は、接点の掃除を行います。
104: クリーナーをセットしてください。クリーナヲセットシテクダサイ
プリントヘッドクリーナーをセットしてください。これは、プリンター本体の右側に格納されているユニットの事です。
105: インクカートリッジをセットしてください。 インクカートリッジヲセットシテクダサイ
インクカートリッジの取り外しの指示です。通常はインクカートリッジが空になったときなどに見られます。インクが空の場合はミニガイドの79ページからをご覧いただき、カートリッジを交換してください。
106: メディアの位置が違います メディアノイチガチガイマス
 1. レバーを上げて 1_ レバーヲアゲテ
 2. メディアを正しい位置にあわせてください 2_ メディアヲタダシイイチニアワセテクダサイ
 3. レバーを下げてください 3_ レバーヲサゲテクダサイ
ロール紙が正しい位置にセットされていません。メディアがプラテンの左端から離れすぎているときに見られます。
→ミニガイド38ページ「ロール紙を取り付ける際のガイドライン」
プリンタノホシュガヒツヨウデス
プリンターの動作回数が規定の保証値を超えます。よい状態を維持し、プリンターの故障を防ぐために保守をする必要があるという意味です。
→HP保守
プリンタシュウヘンノオンドガプリンタノドウサカンキョウハンイヲコエテイマスプリンタハキノウシマセン
インクが凍結したまま動作をはじめるとプリンターが故障してしまうため、周囲の温度が15度未満のときは動作を停止する仕様となっています。室温を15度以上にしてからプリンターの電源を一度切り、再起動します。プリンター内蔵の温度計が15度以上であると感知すれば、再び動作します。
109: 修復。 シュウフク
使用中のプリントヘッドのいずれかの色で問題が発生しています。プリントヘッドで発生した問題を正確に把握するには、プリントヘッドメニューに進み、入力キーを押します。
→詳細は、ミニガイドの「イメージ品質」46ページを参照してください。
110: 交換してください。 コウカンシテクダサイ
交換が必要なプリントヘッドがあります。
→ミニガイド23ページの「プリントヘッドのステータスメッセージ」を参照。
111: クリーナーを交換してください。 クリーナヲコウカンシテクダサイ
このプリンターでは、プリントヘッドを交換する際には、プリントヘッドクリーナーも交換する必要があります。
→ミニガイドの93ページ「プリントヘッドクリーナーの取り外し」を参照してください。
112: 電源を切ってからもう一度入れなおしてください。 デンゲンヲキッテカラモウイチドイレナオシテクダサイ
プリンターの主電源を切るよう指示しています。一度、プリンターの裏側にある主電源スイッチを切ってください。
113: 電源を切ってメディアの経路を点検してください。 デンゲンヲキッテメディアノケイロヲテンケンシテクダサイ
プリンターでメディア詰まりが発生しています。
フロントパネルの電源ボタンを切り、詰まっているメディアを取り除いてください。ミニガイドの「メディア詰まり」73ページを参照して作業を行います。
114: 警告!!HP販売店に連絡してチューブシステムを交換してください。 ケイコク!!HPハンバイテンニレンラクシテチューブシステムヲコウカンシテクダサイ
プリンター内の内部インクシステムが寿命になりました。
→HP対応
115: XX02 サイトリツケ
116: XX06 サイトリツケ
117: XX08 サイトリツケ
118: XX10 サイトリツケ ※
プリントヘッドが間違って取り付けられている可能性があります。プリントヘッドとプリンタのキャリッジ間の電気接続が不良であることを意味します。
※「XX10 サイトリツケ」は電気的故障があります。
  1. プリントヘッドを取り外し、再び取り付けます。 → Okが出たら終了
  2. プリントヘッドを取り外して、接点をクリーニングします。本ガイド反対側の「インクサプライ」のセクションの67 ページを参照してください。 → Okが出たら終了
  3. プリントヘッドを交換します。 → Okが出たら終了
119: 精度校正のエラー セイドコウセイノエラー
精度校正を失敗しました。精度校正を再度行い、それでも駄目なようでしたら(エラーメッセージと共に表示される)エラーコードを書き留めてお知らせください。
→コード表から原因を調べて対処します。知らないコードの場合はHPに聞いてください。
120: 軸合わせまたはカラー校正のエラーですXXXX 「入力」を押して続けます。 ジクアワセマタハカラーコウセイノエラーデスXXXX ニュウリョクヲオシテツヅケマス
プリンターが校正を実行していましたが、正常に完了することができませんでした。エラーコードをメモしてください。
フロントパネルの「入力」ボタンを押せば、いちおう印刷などはすることができます。ただし何らかの問題が解決されない状態ですのでエラーコードを調べて対処します。エラーコードから原因を割り出しての対処となります。

[ index ] (c)1995-2003 AOTAKA