議論の注意1

(※)の部分は適宜記入してください。

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管理人の(※名前)です。

 メーリングリストで有意義な議論が繰り広げられるようになり、とても
うれしい限りです。ただ、議論は加熱しすぎるとけんかにもなりやすいときが
しばしばあります。

 そこで、私から議論をする際にいくつかお願いしたいことがありますので、
ご一読ください。ふだん、議論を交わす経験の少ない方は目を通しておいて
いただくようお願いします。

<メーリングリストで議論をするときの注意点>

● むきになって返信しない

 議論中、自分の意見に対して相手が反論等を述べてきてもすぐに
返信せず、気持ちを落ち着けて論点を絞ったり意見をまとめるなど
してからメールを書くようにしてください。何か言われたとばかりに
むきになってメールを書くと、言い返すことだけに執着し、自分が何を
述べたいのか整理できずにやみくもに反論し、論点の見えない文章に
なってしまいます。読む側にとっても、議論の本質が読み取れなくなり
疲労感を与えかねません。また、他の話題にも緊迫した雰囲気を及ぼして
しまいます。
 冷静な姿勢を保ちながら議論に参加するようご協力お願いします。

● 感情的になってはだめ

 これは基本中の基本です。感情任せに言いまくって鬼の首を取った気分に
なっては自己満足です。それがきっかけで、無用な言い合いや感情だけの
けなし合いになれば、メーリングリストでは迷惑行為になるからです。
 人から何か言われて感情が高まったときは、どんなことがあっても
すぐに返信を書かず、まずは気持ちをリラックスさせ落ち着いたところで
あらためてメールを書くようにしてください。そして、一度読み返し
不適切な表現がないか確かめてから送信するようにしてください。
感情的なときほど思いもよらぬ言動をしているときがあります。それが
けんかの引き金になります。くれぐれも冷静さを優先させてください。

● 憶測で物事を推測するのは危険

 根拠のない事実や憶測を元に断言や結論を出すのは危険です。インターネット
ではこれらが事実無根のうわさを作り、ときにはあたかも事実と化して他の
メディアに流れ、デマとなって氾濫していきやすい性質があります。
「〜らしい」だけでそれをあたかも真実としてとらえて議論を発展させないよう
心がけてください。

● 知識の整理を

 議論が発展していくと、知識面で限界がおとずれるときがあります。
そのままお互い議論を続けても話の発展性が乏しく、架空の知識でのやり取りに
なるときがあります。そのようなときは間をおき資料収集などしながら論点を
再検討してみてください。

● 議論には終止符を

 長く続けていくと、果たしていつ議論が終了するのか見えてこなくなります。
あまりしつこくなってきたり、だらだら続けていては読んでいる側にとっては
「いつまでやるの?」という気分にさせてしまいます。ある程度区切りがついた
ところで「ひとまずこういう意見交換ができたので、ここまでにしよう」と
ピリオドを打つようお願いします。議論にも締めができるので、たいへん
すっきりします。他の話題を出すきっかけともなりますので、話題が狭く
なってきたら一段落して小休止するとよいでしょう。

● ざっくばらんなやりとりも

 なごやかなフリートークが盛り上がっているときは少し議論をお休みして
そちらに場を譲ってあげてください。張り詰めた気持ちをリフレッシュするにも
ちょうどよい機会です。それから、議論だけに参加している人も、ときには
フリートークを通じていつも論議している人と親睦を深めてはいかがで
しょうか? あらためてその人の考え方を理解するチャンスでもあります。

 メーリングリストでの議論のしかたについてさらに詳しくは
メーリングリストビギナーズコラム
http://www.kt.rim.or.jp/~atsato/beginer/
を参考にしてください。

 議論とフリートークがバランスよくミックスされることで、和やかさと
真剣さの2つの味をMLで楽しむことができます。一方が偏ってきたときは
みんなで他方を盛り上げるなどして、よいMLの場を作り上げていきたいと
考えています。



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