MLでの心得

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管理人の(※自分の名前)です。

 どうも細かいことを根掘り葉掘り書くようで悪い気もしますが
インターネットを始めて間もない方の参加者が大半を占めるメーリングリスト
ですので、どうぞ最後まで目を通してください。

 このメーリングリストでの運営進行に関して、管理者からの見解を述べます。
この流れを尊重してメーリングリストを進めていきたいと考えておりますので、
ご協力のほどよろしくお願いします。

● メーリングリストでの発言(投稿)は紳士・淑女として

 大切なことは、このメーリングリストでの振舞いは顔こそ見えずとも周囲には
大勢の人がいて、その人達は発言している人に目を向けているという点です。つまり、
このメーリングリストにはメールを出している人よりずっとたくさんの読み手が
いるのです。そのほとんどの人とは面識がないのです。ですから、無作法な振舞いを
したら失礼にあたります。また、初対面の人から返事をもらったときに、いきなり
なれなれしい態度をとったり無作法な言動をすれば、相手にも他の読み手にも
好ましいものでありません。
 「です・ます」調を強要するつもりはありませんが、メーリングリストに参加する
ときは実際に大勢の人と接するときと同じ姿勢でメールを出すように心がけていただく
ようお願いします。

● メーリングリストには幅広い年齢層の方が参加しています。

 上記と関連しますが、このメーリングリストには自分と同じ立場の人だけが
集まっているのではないことを覚えておいてください。若者から年輩の方まで
幅広い年齢層の人が参加しています。ぶっきらぼうな態度をとれば失礼にあたり
ます。

● メーリングリストは伝言板ではありません。

 メーリングリストは駅にある伝言板ではありません。大勢の人と話をして
コミュニケーションをするための場です。走り書きのメモのようなものや、
意味のない落書きは出さないようにしてください。

● メーリングリストでの会話は言葉のキャッチボール

 メーリングリストでは自分の考え方を相手に伝えたり、思想の異なる意見を
聞いて議論を衝突させて新しい物事のとらえかたを知るなど、参加者にとっては
自己啓発やコミュニケーションの楽しさを味わうことができます。そして、読んで
いる人もテンポのよいやり取りには楽しく、新たな知識を学べたり、有意義な
情報を得ることができます。
 とはいえ、流れがぎくしゃくしていたり、だらだらとしたメッセージの
連続では参加者も読み手も魅力を失ってきます。

 有意義なメールの流れを作るために、メールを出すときは次のような点に
配慮をしていただきたいと考えています。

 ・ あいづちやその場だけの無意味な返事はしない
   会話で言う「そうだね!」や「俺も!」、「ははは(笑)」など
   これだけの目的でメールを出すのは控えてほしいのです。
   こいうった内容のメールが多くなると、参加者全員、メールを読む
   負担が大きくなり、無意味な内容のメールほど不快感になるものはあり
   ません。同時に、メーリングリストで話題の質の低下を招きます。

 ・ 暴言、乱言は慎む
   会話で使うような言葉をそのままメールで書くと、とても読みづらい
   文章になります。メールを書くときは、会話言葉にするのではなく
   書き言葉で表現する工夫を心がけると内容の濃いメールになります。
   慣れてくると、文学的センスを磨けるようにもなります。

 ・ 独りよがりなメールは避ける
   メールは相手に自分を伝えるために送るものです。ですから相手がその
   内容を理解できなければせっかくのメールも無意味になってしまいます。
   自分だけがおもしろがっている内容や、自分しか理解できない書き方では
   自己満足になり、そのようなメールを受け取っても読み手にとっては
   不愉快なものでしかありません。相手に読んでもらえるメールを書く
   姿勢を忘れないようお願いします。おのずと読みやすい文章が書ける
   ようになります。

 ・ 話をふくらませる内容の工夫を
   同じ内容で話を長く続けるだけなく、ちょっと視点を変えた話題に展開する
   とより話に花が咲きます。ときには新しくその話題に加わる人も現れるので
   より話がふくらみます。話題に幅を広げるような内容のメールのやり取りに
   なるようご協力をお願いします。

 ・ 専門的な話題は一気にけりを
   コンピュータやその他専門的な話をするのはかまいませんが、精通して
   いる一部の人や、マニアでないと理解できそうもない内容になったときは
   短期集中で話を完結させてください。長く続くと、理解できない人には話に
   ついていけず、つまらない思いをさせてしまうからです。
    特に、専門的な話ののやり取りが一対一になってきとときは個人メールで
   続けていただくようお願いします。

 ・ メールの件名は一目で内容のわかるものに
  メールの件名(サブジェクト)は重要です。メールを読むときは、件名を見て
  自分の関心のあるものであれば読むといった選択要素になるからです。
   件名がなかったり、「○○さんへ」、「疲れた」、「謎」、「ごみ」
  といったような、実際に本文を読まなければわからないようなタイトルはご遠慮
  ください。件名を見たとき、誰もが一目で内容のわかる工夫を心がけてください。

 長くなりましたが、読み手がいて初めてそのメールに価値が出ます。
メールを出すときは読む側に気配りを忘れないよう心がけてほしいのです。
文字だけのコミュニケーションは日頃経験の少ない自分を相手に伝える表現力と
読み手への気配りが必要となります。
 何でもOKとなってしまいますと、あっというまにメーリングリストが無法地帯と
なってしまい、修復に多大の時間を要してしまいます。メールを出す人、それを
読む人いずれもが楽しいメーリングリストであると感じてもらえるような雰囲気作り
を目指していきたいと考えています。

 みなさんのご協力よろしくお願いします。



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