ここでは、1997年、11月にBargonが買った(読んだ)本を取り上げていきます。
注:基本的に1997/11/10以降に買った(読んだ)本になります。

1997/11/11

今日は…その本を買った時、ブックカバーをしてもらった時、 「この店で買うんじゃなかった……」と後悔してしまった。 僕は、ブックカバーはちゃんとしたものが好きなのだ。 ちゃんと、上下にズリ落ちないようになっていて、っていうようなのが 好きなのだ。特に、ジュンク堂(神戸近辺に住んでいる人は知っているであろう…) の昔のブックカバーが好きであった。あれは、結構丈夫な代物だった。 今は普通のになってしまったが、それでも、あの…なんて言うか… 質素な作り…と言うか、店の宣伝をデカデカと描かれているような カバーではないところが好きだ。というわけで、今日は 「グインサーガ58巻・運命のマルガ」(ハヤカワ文庫JA・栗本薫著)を 買った。57巻の後に出た、グインの放浪の旅を扱った外伝の方を まだ読んでないことに気づいていたが、それを読んでいなくても 大丈夫そうな、イシュトヴァーンとナリスに関わる話なので、 気にせず買った。読んでいるところだ。いつも思うのだが、 栗本薫は実に細かいところを、ネチネチと表現する。 一人の人物を表現するのに1ページ以上は平気で使ったりする。 いや、僕は実はそういう栗本薫の文章が好きだったりするのだが。 まだ読み終わっていない。だが、期待に反し、面白くない、ということは ないであろう、と確信してしまうぐらい、「グインサーガ」には 夢中である。今のところ、面白い本をあげろと言われたら、 小説では、「グインサーガ」、漫画では、「Five Star Stories」と答えるであろう。 まだ読み終わっていないが、早く続きが出て欲しいと思う。 なにせ、先はまだまだ長い。半分以上過ぎたとはいえ、 まだ40巻以上残っているはず(?)なのだ。

1997/11/10

今日は、「NANIWA捜神記」(電撃文庫・栗府二郎著)を買った。 1997年3月25日初版発行ということは、いままでに、何回か本の表紙を見ながらも 結局買わなかった本ということになる。読み終わった後に気づいたが、 11月になってから買おうというのに、その本は初版だった……。 要するに売れてないんじゃん。11日の通学の電車の中で、読み終えた。 まあ…めちゃめちゃ面白いとはお世辞にも言えない小説である。 いや、つまらない、と言っているわけではない。ちょっと… なんていうか……話が急展開的過ぎるっていう気がする。 1冊分で終わっていい話ではない……っていう感じだろうか? うーん……読み始めた時は、「お、これイケル?」とか 思ったりもしたのだが……。読み終えた後で、 ちょっと物足りなさを感じる。うまく言えない。 修行しなくては…。