始まりし「8」終わりは「無限大」


さてさて今回はCGのお話。

・始まりし「8」・・・デジタル
・巡りし「16」・・・アナログ
・走って走って800ラインでGOGO!!
・宴の終焉。
・そして世界は256色、跳んで無限大。でもアゲイン。

もどりましょっと



・始まりし「8」・・・デジタル

私がパソコンを買った最初の理由・・・絵を画きたかったから!!
で、初めてパソコンを買ったのは、えっと〜ん〜あっ高校2年生の時でした(さて、何年前かな?)
その頃はまだPC9801と言う物は業務用であって、主流パソコンは「X1」「PC8801」「FM−7」と言った
8ビットパソコンでした。あっそうそう「MSX」や「ぴゅうた」と言った物もあったなぁ〜(ぴゅうたってパソコンに入るのかな?)
その中で私が購入したのは「X1」でした。理由はテレビも見れたから!!じゃなくて、グラフィック機能が優れていたからです。
当時はまだ「デジタル画像」の世界でX1はいち早く「アナログ画像」が出来たからです。

さて、X1を購入して付属のCGツールを使ってみる・・・・・「げっ!!」
確かにCG機能が優れているだけあって「4096色同時発色」または「4096色中8色」が出来たけど、
同時発色は荒い事荒い事(泣)ちょっと画けませ〜ん。8色の方は線が細く画きやすかったけど、8色しか
使えなかったのでちょっと悲しい・・・。

結局、付属ツールではあまりCG画いていませんでした。ふ〜ん、X1買った意味ないわぁ〜。
それから、市販ソフト「ダ・ビンチ」を購入しました。このソフトはX1・PC88・FM77で販売されており
データコンバートが可能と言うとてもすばらしい物でした。もっとも友人でCGを画く人がいませんでしたけどね(笑)

で、このソフトで画いたCGがこれ。いま残っているCGでこれが一番古いです。

このCGはデジタル8色で画かれています。今でこそフルカラーが主流ですけどこの頃はまだデジタル8色のせかいだったのです。ここから私のCGが始まったのね。
あっそうそう、このCGのお題はさ〜てなんでしょう。解る人いるかなぁ??

ちなみにWIN形式上GIFに変換されてますけど、ちゃんと8色だけしか使われておりません。MAGで変換したCGみたい人はDLしてね farst.mag

640x400・8色・GIF

更にもう一枚その頃のCGを載せましょっと。これね。

同じくデジタル8色です。お題は「めぞん一刻」ね。
確かオープニングの一コマだったけかな。好きだったなぁ〜シミジミ。



640x400・8色・GIF

mezon.mag

こう改めて見るとデジタル8色って結構いけるなぁ〜〜ん〜不思議(何がいけるんだろう?)

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・巡りし「16」・・・アナログ

時は流れて(約3年)専門学生になりました。その頃になるとパソコンは16ビットや32ビットが主流になり
PC98も一般向けになっていました。

当然私もあっさり乗り換えました。乗り換えたのは「PC9801RX」まぁ〜98だったら何でもよかったのよね。
早速CGツールを購入する。

当然アナログですから256色中16色!!お〜8色も増えた。
やっぱり16色もあれば色つかいほ〜だい・・・て訳でもないですけどね・・・
かえって色で悩んだっけなぁ〜。
その頃使っていたのは「マルチペイント」「Z’sSTAFF KID98」「エスキース」。
特に「マルチペイント」は性能よくて「エスキース」と組み合わせて使ってました。
で、最初に画いたのがこれだったりする。

よくあったわぁ〜98でかいた最初の作品。お題は・・・「オタクのビデオ」ていってるかな?その中に出てきた人物ね。ん〜チョット知ってたらマニアね

改めて見ると、今も昔もかわってないんじゃないかなぁ・・・(泣)
顔アップは凄く画きやすいから沢山かいた。まぁ最初はこんな感じで
私の16色時代に入りました。

640x400・16色・GIF
やっぱりお題は秘密ね(笑・・・本当にこのシリーズ好きですけどHNとは関係ないからねぇ〜)



640x400・16色・GIF

この頃、CGのサークル活動をするようになり販売の為のCGを書き始める。
おりしも世の中は「セーラームーン」ブームであり、CGを画く人・見る人・大抵は男性の時代。
当然そのCGを画き儲けに走る(笑)

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・走って走って800ラインでGOGO!!

またCGの腕も上がり(えっ??)640*400から640*800も画けるようになり(腕は関係ないって・・・)
800ラインでCGを画く。で、それがこれね。思ってたより800は画きやすかった・・・。

12月だったので、クリスマス向けのCGでした。
中々よく出来た方で、サークル内でのその時点での販売及び人気がトップでBBSのDL率もよかったです。

まぁ販売&人気に関しては、世の中の事情のおかげですけどね(笑)

雪を表現するのに悩んだ記憶があります。


640x800・16色・GIF
この頃サークルはこのシリーズのおかげでまぁ〜順調で、それに伴い1ヶ月に5〜6枚は作成していました。そこでたまには時間をかけてノンビリかきたいなぁ〜と言ういいかげんな発想から作成したCG。
これでもかなり時間かけていました。一様ウエディングドレスです。結構細かい所にも気をくばり、たとえばこの手のドレスは光りが当たるとボディラインがすけるよ〜んと言われてそんな感じを付けてみたり、参考のために一人で開催されていたドレス展にいったり(笑)。
そのおかげで(かは解らないけど・・・)売り上げは倍と言う結構な評価を頂きました。


640x800・16色・GIF

ここ時期に私の16色CGの固定観念と実験CGに入る。つまり私のCGの特徴は、

1.輪郭線で黒を使わず茶色や青を使い、ジャキ消し(輪郭線のギザギザを目立たなくする事ね)をしない。
2.1CGの複数の人物を出して色の限界を目指す。
3.時には手抜き(爆)
てな具合にね。そしてこれになる。

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・宴の終焉。

このあたりから加熱的ブームはなくなり(まるでバブル景気みたいね)私も売るためのCGから趣味のCGに変わってくる。よって、このあたりでこのシリーズの販売CGはラストになる。
ラストの割には先の3つの条件を見事に満たしている、とてもとてもすばらし〜い作品です。


640x800・16色・GIF

ときは流れて社会人と言う人種になろ為、ここでサークル活動もラストとなる。

初CGと書いて最後のシリーズになったCG(笑)
プログラムを使って背景をフラッシュさせたと絵は手抜きだけどなかなかこっていた趣向でした。

640x400・16・GIF
サークル活動全のラストを飾ったオリジナルCG物凄く時間をかけた記憶あり(髪&背景)

ちなみにこの絵はフルカラーでもご活躍☆そしてお友達にプレゼントした。
640x400・16・GIF

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・そして世界は256色、跳んで無限大。でもアゲイン。

WINやパソコンハードの発展及びツールの安価化にともない、フルカラーの時代にはいる。
私はその頃サークル活動は辞めていたが、暇つぶしや頼まれて書いていたりした。
※その頃の作品はメインメニューのCG(MY)をみてねぇ〜

しかしフルカラーは色を無駄に使ってしまったりしてあまり好きではなかった(まぁ〜下手なだけかもね)
そ〜んな訳でやっぱり16色や256色をいまだにかいてたりする。ちなみに、メイン画面の受付嬢5人は背景で16色人物16色と別々に作成して合成したCGです。ですから16色でかいた256色ね(笑)


でもでも、近頃はフルカラーの練習してまぁ〜す。

と、言う事で今回の独り言、おしまい!!

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