4/10 朝礼順を決める

年長組(5歳児)

ねらい

朝礼順の大切さを知る。高低に興味を持つ。

保育者の留意点

・どうして朝礼順を決めるのか、決まっているとどう便利なのかを子供に考えさせ、朝礼順を決めることの大切さを知らせる。
・物には、高い、低い、重い、軽い、などがあることを知らせる。

子供のようす・保育者の反省

前日(始業式)に、S君が、「背の順早く決めたほうがいいんじゃない?」と言ったことから計画した一日・・・みんなの前で、もう一度言ってもらうことから始まる。朝礼順を決めることの必要性についても、さすが5歳児だけあって、色々な意見がとびだす。「はやく並べる。」「自分のところがすぐわかる。」「迷子にならない。」などなど。 どうやって決めようかというところで、物の高低についての話を少しして、色々なものどうし、背比べをした。子供達も、自分の道具箱や、部屋にあるものを持ってきて、色々と背比べをして楽しむ。今度は自分達の背比べ。女の子と男の子が分かれて部屋のあっちとこっちに並び、女の子は男の子を、男の子は女の子の背を見てあげた。「〜ちゃんよりも〜ちゃんの方が大きいんじゃない?」「〜君と〜君は同じ位でわかんないよー」など・・・時間はかかったが、自分達で決めた満足感があったようす。自分だけでなく、人の順番まで覚えてしまったようです。「〜ちゃん、ここじゃないよ。」と教えあう?姿も見られたりして。どっちが高いのか分からなかった子は、何人かの子供が集まって、一生懸命背中と背中を合わせて計っていました。

きちんと身体測定をして、保育者側が決めればいいのかも知れませんが、子供の身長の変動って大きいですからね。途中で、何度も変わらなくてはならなくなります。自分達で決めた朝礼順は、ずっと最後まで、続く順番です。

ある日の保育室TOP