11/7 おいもの印象画を描く(ちぎり絵)

年中組(4歳児)

ねらい

楽しかったお芋掘りを思い出し、楽しく描く。

保育者の留意点

・朝から、昨日のおいもほりの話などをして、自然に活動に結び付けていくように配慮する。
・おいもの本をもう一度見て、どんなふうにおいもがあったかなど話し合い、色々なことが思い出せるように導く。
・ちぎると丸いおいもの特徴がよく出せることを話し、小さいお芋、大きいお芋など楽しく作れるように導く。

子供のようす・保育者の反省

朝から子供たちと、お芋を食べたか食べなかったか、どうやって食べたか・・・等、一緒に話していた。みんな嬉しそうに話してくれた。お芋に関する遊びを何かしようかとも思ったが、印象画もやってみたいと思い、やってみることにした。ちぎり絵は朝顔の時にもやっているが、自分で形にちぎるのは初めてだ。「おいも」の本を見て、昨日掘ったサツマ芋と比べてみたりした。紫色の画用紙を取りだし、本のサツマ芋と比べてみたりして、子どもの見ている前でちぎって見せる。ちぎってお芋を作ると、「はさみで切ればいいのに」と言う子供がいたので、それもいいけど、はさみよりもちぎったほうが柔らかくっておいしそうなお芋になるんじゃないかな?と話す。大きいお芋、小さいお芋、色々作り、余ったところでも、ちびちび芋が出来ることを話す。お芋のほかに何があったかなど、情景を思い出してみると、子どもから、”お手伝のお母さん、リュックサック、ビニール袋、トカゲ、虫・・・”など色々な情景がでてきた。お芋をちぎって貼った後、その情景をクレヨンで描こうということにしたが、着眼点は良くても、技術面が伴わないので、なかなか画用紙に表現することは難しかったようだ。思っていることは沢山あるのに、書き表せない・・・という感じだ。でも、ちぎりながら、「こんなおいもができたよー」と、おおよろこびではなしてみせてくれるこどもたち・・・とても楽しそうだった。

ある日の保育室TOP