12/13 サンタクロースの折り紙製作をする

年長組5歳児

ねらい

絵本を見て想像をふくらませ、楽しく製作をする。

保育者の留意点

・サンタクロースと小人たちの絵本を読み聞かせ、サンタクロースの国などについて知ったり、自分なりに想像を深められるように仕向ける。
・絵本を見て、自分なりのサンタクロースの国を思い描き、それを表現できるように言葉掛けをする。
・折り紙のサンタクロースを見せ、どうして赤と白があるのか、1枚で出来ているのか2枚なのか、子供なりに考えられるように導く。

子供のようす・保育者の反省

昨日から部屋においておいたサンタクロースの本をとても楽しみにしていたので、興味を持ってくれた。長いお話なので、半分ずつ読もうかとも思っていたのだが、子供たちが楽しそうに、真剣に聞いていてくれたので、全部読んでしまった。所々、子供たちの中から、「えーーっ!「と不思議そうに言ったり、納得したり、笑ったりする声が聞かれた。フィンランドで本当にあることだと信じたのではないだろうか?大人が読んでも、「ふーーーん。そうだったのか・・・。」と思って楽しめる本だから。1回読んだ後、子供と話をしながら振り返ってみたが、一回読んだだけなのによく覚えているものだと感心した。絵本にずいぶん時間をとられ、製作の時間が予定よりも少なくなってしまった。黒い画用紙を渡し、自分のサンタクロースの国について少し考えてもらった。
私が黒板に貼った黒い画用紙の上にサンタクロースを登場させ、サンタと話をするような感じで進めていった。
サンタクロースがどの様にできているかと問いかけながら行なったが、2枚で出来ていることはすぐに分かったようで、白いところが出ていることに関しても、さすが年長さん、鋭く見破っていた。「変なサンター!」と憎まれ口をたたく子供もいたが、みんな楽しそうに折っていた。

※時間の関係で背景を描くのが次の日になってしまった。本当は印象が強いうちにやりたかったのだが・・・反省点だ。しかし子供たちは意欲的に活動してくれた。背景の絵は、絵本で読んだ国の様子が描かれていたりして、普段積極的に絵を描こうとしない子も、喜んで自分のサンタの国を作り上げていた。
絵本の効果があったようだ。
〜「サンタクロースと小人たち」を読み聞かせるときの今日の注意点〜
楽しいところや注目して欲しいところは繰り返したり、言葉を加えたりした。
ひと通り読んだ後、1ページずつめくりながら、どんな内容だったかを思い起こさせるようにした。
(絵本の与え方には色々な考え方があるので、賛否両論あると思いますが・・・)
みんなで遊ぼうにサンタクロースの折り方を載せています。参考にしてみて下さい。4歳児でも折れますよ。

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