4/27 こいのぼりのうろこづくりをする
(私の園ではビニールハウス用のビニールを使いクラス毎に大きなこいのぼりを作っていました。)

年長組5歳児

ねらい

大きなこいのぼりに期待を持ち、楽しく和紙染めをする。

保育者の留意点

・ひとりひとりが作ったものが、大きなひとつのものになるということに期待を持たせる。
・和紙の特徴を他の紙と比べたりして知らせていく。
・水性サインペンが、水ににじむ事を知らせ、興味が持てるように仕向ける。
・絵の具やサインペンを使って、思い思いに楽しく活動できるように仕向ける。

子供のようす・保育者の反省

 前日にこいのぼり作りの話し合いをして、年中の時は、ひとりひとりで作ったこいのぼりを今度はクラスみんなで作るという期待を持つことが出来た。
 子供が登園してきたころから、部屋で和紙染めの見本を作ったり、絵の具をといたりしていたので、尚更早くやりたいという気持ちが高まったようだ。
 和紙染めの二種類のやり方(絵の具、サインペン)を見せる。絵の具の方は、年中時代に経験した子供が多かったので、サインペンに人気が集中したようだった。サインペンで描いたところに霧をかけると、思わず子供達から、「わあ!」という声。サインペンは数も人数分ないので、独り占めしたりしないで、仲良く使おうということと、すぐに蓋をすることを約束した。
 霧吹きで水をかけるところが一番楽しかったようで、「わあー」と大歓声がいろいろなところからあがっていた。早くにできあがった子供の中からは、他の子供に丁寧に教えてくれる先生も登場した。この日は、和紙染めの楽しさが大きかったようで、「こいのぼり作り」という大きな課題が子供達の頭の中にきちんとあったかどうかは不安だったが、とても盛り上がった活動が出来たので、良かった。

和紙染めの作り方や活用のしかたは、みんなで遊ぼうのコーナーにのせてあります。

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