ある年の夏期保育

年長組5歳児


「インディアンごっこ」

1日目・・・インディアンハット作り

インディアンとはどういう人なのか?という話から、ディズニーランドのインディアンの話で盛り上がった。そのおかげで、どんどんインディアンの特徴が子供たちから出て来た。
顔や体のペイントなどにも興味を持ったので、インディアンごっこに発展しやすい様子。
羽を一本にする子、二本にする子、ぐるっと何本もつける子等々個性が出ていた。カラフルで楽しいものができた。



2日目・・・インディアンごっこねらい・・・絵の具の感触を楽しみ、積極的に参加する。

保育者の留意点

・絵の具を顔や体に付けることに抵抗がある子には無理しないことを話し、不安を取り除くように配慮する。
・年中の時のボディーペインティングを思い出させ、年長らしく楽しく活動できるように仕向ける。
・絵の具のぬるぬるした感触を楽しみ思う存分体を動かせるように導く。

子供の様子・保育者の反省

インディアンのお化粧は男の子が嫌がっていたが、その場になったら張り切って自分の顔とにらめっこしながら描いていた。流しやピアノに映し、色々な色で顔を塗っていく。お友達のを見て笑いながらとても楽しそうだった。早速インディアンハットをかぶり、「アワワワワワワーーーー!」となりきっている子もいた。
一応クラスで対戦という形にしたが、付けあうことを楽しんでいたような様子。本来のねらいは達成されたのではないか?
インディアンごっこが終わってから、プールで体を洗うのを楽しみにしていた子が多かったようだ。プールに入ったら大騒ぎ・・・泳ぎ回ったり、パンツを振り回したり・・・
部屋に帰ってから「又やりたいー!」という声も聞かれたので、他の子供にも「何が、どういう所が楽しかったのか」聞いてみたら、絵の具のつけあいはもちろん、普段のプール遊びとは違った出来事が沢山あったところが楽しかったようだ。
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