5/21 アサガオの種まきをする

年長組5歳児

ねらい

あさがおの種まきに期待をもち、生長に興味をもつ。

保育者の留意点


・あさがおの一生の本を見せ、どうやって大きくなっていくのか興味をもたせるように導く。
・植物の生長には、何が必要なのか理解できるように仕向ける。
・明日の種まきが楽しくできるように期待をもたせる。

子供のようす・保育者の反省

 姉妹園から、あさがおの種をもらったことから始まった活動。

 封筒に入っている小さくて丸いものに興味をもったので、みんなで何が入っているか当ててみた。子供達のなかでは、種と言うとまず、ひまわりか、あさがおが思いつくらしくすぐにあたった。
 あさがおの本を見せ、種まきから花が咲き、種になるまでの過程を知らせ、花で色水遊びができることを話すと、「わーそうか。」と、とても期待がもてた様子だった。

 種を水につけておくとよく発芽するということを話し、グループに二つずつびんを渡し、お当番に少し水を入れてもらい明日の種まきに期待をもちながらみんなで種を入れた。

 何に植えればいいかと聞くと、「つちー。」という意見がでて、あさがおが育つには何が必要かみんなで考えた。こどもからでたのは、「つち、どろ。」「みず」「ひりょう」・・・「太陽」はなかなかでてこなかった。

 つぎの日、朝早く来た子がびっくりして、「先生!あさがおの種が大きくなったよ」と言いに来た。ぶくぶくと泡を出し、丸々と肥っている種を見て、みんな大喜び!
 グループごとに集まり、お当番が種の入ったびんをもって、外にでて、一人ひとつではなかったが、土を入れ、種を置き、土をかけ・・・種まき自体は、種を置くだけという感じだったが、子供達のなかからは、「おとまり会頃咲くんだよね。」「毎日見に行こうね。」という言葉がでていた。活動自体よりも、導入部分が大事な活動だったかも。

6月に入り、あさがおの植替をした。子供達は、沢山張っていた根に驚いたようだった。葉がでたばかりなのに、期待のあまり「つぼみだ!」と大騒ぎしている子もいた。8月の夏期保育の時に、色水遊びをした。ヤクルトの空きビンやプリンカップなどで。塩を入れると色が変わる手品のようなものもやってみた。

ある日の保育室へ