8/20 インディアンごっこをする

年長組5歳児

ねらい

絵の具の感触を楽しみ、喜んで参加する。

保育者の留意点

・絵の具を顔や体に付けることに抵抗のある子には無理にはさせないことを話し、不安を取り除いてあげるように仕向ける。
・楽しいものなんだという気持ちを持たせるように配慮する。
・絵の具のぬるぬるした感触を楽しみ、思う存分体を動かせるように仕向ける。
・顔には付けないなど、約束を守ってできるようにさせる。

子供のようす・保育者の反省

>4歳の時に、ボディーペインティングを経験している子供たち。その時もそうだったようだが、今回のインディアンごっこにも不安を抱いている女の子が一人いた。
前もって、どんなことをするのかや、こんなに楽しいのよ・・・など何度も話をし、期待を持たせていった。果たして、参加してくれるのか心配だったが、最初は私の側にくっついていたが、少しずつ手などにつけてあげると次第に慣れてきたようで、みんなのハッスルする姿を見て、最後には驚くほどダイナミックに参加してくれた。着替えるとき、パンツ一枚になることをいやがる子がいると思ったが、全然そんな様子はなく、インディアンのお化粧も、友達同士鏡を見たりしながら大喜びでやっていた。前もって子供たちと作ってあったハットをかぶると、みんなもうすっかりその気になって・・・
年中の時には、つけあって遊ぶことを楽しんだだけだったので、今年はクラス対抗にし沢山相手に付けたクラスの勝ち・・・というものにした。最後には、先生の対戦も。
対戦形式にしたものの、つけあうことを楽しんでいたようで、本来の狙いは達成されたと思う。
つけあうことももちろんだが、プールの中で体を洗うことを楽しみにしている子が多く、プールに入ったら大騒ぎ・・・泳ぎまわったり、パンツを振り回したり・・・洗うのを手伝ってくださった父母の会のお母さん方は、大変だったと思う。
部屋に帰り、「又やりたい!」という声も聞かれたので、どういうところが楽しかったかを聞くと、絵の具のつけあいはもちろん、普段プールではできないようなことを沢山できたということが楽しかったようだ。

絵の具は、ボディーペインティング用の落ちやすいものを使っていました。私が新任のころは、そういうものがなかったのか、頼んでいなかったのか、普通のポスターカラーにのりを入れていました。最近はアトピーの子も多く、なかなかやりにくいかもしれませんね。うちの幼稚園では、アトピーに限らず、皮膚の弱い子は、シャツを着てやっていました。

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