9/5 色水遊びをする

年中組4歳児

ねらい

みんなで楽しくジュース作りをする。

保育者の留意点

みんなでジュース屋さんになり、楽しくジュース作りをすることができるよう、雰囲気作りをする。
(自然に興味が持てるように、導入を念入りに・・・)
・絵の具ではなく、あくまでも”○○ジュースのもと”ということで、ジュース作りの雰囲気を壊さないようにする。
・単色で溶かしたり、色を混ぜたことによってできる色を発見し、楽しめるよう配慮する。

子供のようす・保育者の反省

お店屋さんの手遊びから入っていき、(やおやのお店にならんだー)ジュース屋さんには、どんなジュースがあるのかみんなで考えた。手遊びをする前に、用意した机の前に座ると、「博士みたい!」という声が上がったので、博士の声で、手遊びをした。みんなで、ポーズをとり、ジュース屋さんに変身。「初めに作って欲しいジュースは?」「オレンジジュース」リクエスト通り作っていく。「早く作ってみたい!」ということで、コップやはし、パレット、絵の具を配りみんなで作る。私が作っているときから、とても興味を持っていたので、コップが足りなくなるほど、いくつもいくつも作っていた。赤と青を混ぜてもグレープジュース、赤と黄を混ぜてもオレンジジュースができることを伝え、そのようにパレットに絵の具も用意した。メロンジュース、トマトジュース、きれいな色のジュースが沢山できた。その内、紅茶を作る子、コーヒー牛乳、抹茶を作る子など色々な色を混ぜて楽しんでいた。みんなで乾杯をしたときは、子供たちの気持ちが盛り上がり本当に飲んでしまおうとする子もいた。今度は本当に飲めるジュースを作りたいと子どもと共に思った。自然にジュース売りをする子なども前に出て、一人もやりたくないという子も出ず、積極的に楽しめた。もっと時間があったら、長い時間続いていただろう。

帰るときには、紙で前もって作っておいたジュースを選ばせ、大喜びでもって帰った。ジュースを凍らせて欲しいという子がいたので、冷凍庫で凍らせてみようと思う。ただ置いておくだけで凍ると思っていた子もいた。
次の日、凍った色水を子供たちに見せると、大喜びで触ったり、においを嗅いだりしていた。「このまま明日になったら凍ってるかな?」という子供の声・・・活動が発展し、よかった。これからも、子供たちの一言に耳を傾けていきたい。

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