うちの長男は2歳4ヶ月です(まだ一人です)。

良く泣きます。自分の言うとおりにならないと、すぐに泣き出し、「ダメ!」と言うと「ウッワーーーー」と涙を流して泣きつづけます。甘やかしてはいけないと、叱ったりして、泣き止むまでまっていますが、どんなもんでしょうか?
それと関係があるか、、土日(私が休み)に私に甘えてきます。それはうれしいのですが、「母親が恐いのかなー」とおもいますが・・・
最近の青少年の事件などで、子供の教育方法や親のしつけについて論議されていて、「子供を甘やかしすぎている」「子供に無関心」などと言われていますが、チョット心配しています(チョットです)。外へ出かけると、「抱っこー」と言って抱っこするまで、足にしがみついて泣いています。ずーと泣いているので抱っこしてしまう。「少し歩いたら抱っこしてあげる」「飴食べる?食べながら歩こう」と言って、なだめたりしますが、それでもダメだと大泣きします。
親が見えないと不安になったりするみたいで、買い物中のはぐれると泣きそうな顔で親を捜しています。基本的に良い子だと思っています(これが良くないのかも)ので、もう少し大きくなれば、大丈夫だと思ってはいますが・・・ちょっと不安なだけです。

うちの二人もよく泣くほうかな?と思います。

うちの場合は、一人だったら泣かないかもしれないところも、二人なので、自分の思い通りにならない事だらけで、よく泣くのだと思います。その時の状況や、泣いている原因など、それによって様々な対応の仕方があると思いますが、2歳4ヶ月ぐらいになっていれば、思い通りにならず泣いている事をどうしたいのか?泣いていても解決しないということを知らせていくのもひとつの方法なのでは?と思います。
うちの場合は、泣いているとその理由を聞きます。大体、二人の間での取った取られたか、どこかが痛い、何かが怖い・・・なのですが、言ったことがすべて分からないまでも、一応「泣いていないで、貸してって言ってみたら?一緒に言ってあげるから。」などと言うようにしています。でも毎日一緒にいて泣き声ばかりを聞いていると、いらいらしてしまうときがあるんです。そういう時は、自分をほぐす意味でも、「何泣いてるのーーーーー!」と怪獣になってくすぐったりしてその場をしのいでしまったり、「あーーまたないてるーーー」とからかったりしてしまう時もあります。そうすると、「あ、又泣いちゃった」というようなニヤッとした顔をしてけろっと泣きやんでしまうことが多いです。

母親はどうしても毎日一緒にいるので口うるさくなってしまいますよね。うちも休みの日などは、主人に遊んでもらうのを楽しみにしています。やはり、外に出ている人は新鮮な気持ちで子どもと向き合える瞬間が多いと思いますが、毎日毎日いくら自分の子供といっても一緒にいると息が詰まってしまうときがあります。私が子供の時は、やはり母の方が口うるさく怖いというイメージがありました。でも父が本気で怒る時など、私が悪くても母はある程度かばって守ってくれました。(あとでしっかり悪いことを指摘されるんですけど)又母がかんかんの時は、母に甘い!と言われながらも父がかたをもってくれました。

いくら悪いことをしたりしても、どちらも自分のことを受け入れてくれなかったとしたらとても辛いですよね。(あとのフォローが大事だとは思いますが)父親と母親、それぞれ色々な位置があって、色々な役割があっていいのではないでしょうか?
抱っこをせがんだり、姿が見えなくなって不安になるのは、まだまだ仕方のないことのように思います。子どもなのに、変に自立してしまっていてはかえっておかしいですよね。子どもは甘えることで、力を付け、自立していくといいます。現代の「甘え」は、欲しいというものを何でも買い与えたり、交換条件に何かを買い与えたり、悪い事もどうして悪いのかを知らせずに許してしまったりして、本当に子どもが甘えたい部分では甘えさせず、結果満たされないという思いを生むのでは?と思います。小さいうちから友達とカラオケボックスに行ったり、親が見たことのないものを身に付けていたりしても、腫れ物に触るようにその場をやり過ごしてしまうところに問題があるとも思います。 その事に関心はあっても無関心のふりをして・・・

幼稚園の年中で入園しお母さんが見えなくなると泣いている男の子がいました。

男の子の中でも相当な甘えん坊だったその子も、今は中学3年生・・・小学校に入ってサッカーをやりはじめたことをきっかけにどんどんたくましくなっていきました。
男の子は特に、甘えていることが恥ずかしいと意識するときが来ると思います。泣いていたら泣いていることばかりにとらわれず、他に気持ちが動くように子どもの興味をそちらに向けていったりしてみてはいかがでしょう?

私も一人っ子でしたが、やはり親を独り占めできるということでは、これ以上の環境はありませんよね。それに、やはりお一人だと親もしらずしらずのうちに手をかけてあげていると思います。悪い意味ではなくて・・・うちなどは、一人をじっくり抱っこしてあげたいと思っても、もう一人も抱っこされたくて、結局二人を同時に抱っこ・・・結局は満たされていないことが多いと思いますから。もう少し長い目で見てみてはいかがでしょう?「よく泣く」というのもひとつの個性だと思います。子どものことを考え(押し付けではなく)真剣に、一生懸命に子供と接していたらまっすぐ育っていってくれるのでは?と信じている私です。