リハビリセンターに勤務している3年目の看護婦です(まだまだ新人です)
今日は、普通保育園での障害児の受け入れについてです。

私の病棟にいる障害を持っている子の何人かは、退院後普通幼稚園に通園することになっています。私の病棟で、日常生活を送っている子は、脳性麻痺という運動系の障害を持っている子がほとんどです。それに伴って、精神発達遅滞を合わせ持っている子が多いのが現状です。
普通の幼稚園に行く子のほとんどは、歩けなかったり、手が上手に使えなかったりする程度で、知的面での遅れは、多少はあるものの、コミュニケーションもとれ、お友達への興味はとても強く持っています。
一般に、障害児保育と言うと、ダウン症のお子さんや、自閉症のお子さんが多く、あまり、脳性麻痺など身体的に障害のあるお子さんの保育という話題は私の耳には届きません。
病棟にいるあいだに、少しずつ普通の幼稚園で行われている様なことを取り入れて、ちょっとでも、自分にはこういうこともできるんだ!という自信をつけてあげたいのです。
そこで、実際幼稚園では、健常の子どもたちはどのようなことをしているのでしょうか?また、身体的に障害を持っている子は、どのように扱っていただけるのでしょうか?
長々と書いてしまって申し訳ありません。御面倒であれば、幼稚園で行われていることがどのようなことか具体的に書いていただけるだけでも結構ですし、そう言ったことが載っているホームパージや、本などを教えていただけると嬉しいです。

私が勤めていた園では、ダウン症、自閉症、肢体不自由児が在園していたことがあります。脳性麻痺の子供は経験がありません。

障害を持っているお子さんについては、クラス担任が他の子供と同様に主に関わりを持ちます。
ただ、年齢が低いので他の子ども達にも手がかかる関係で、フリーの保育者が関わったりすることもありました。幼稚園全体で子供たちのことを把握して接していくようにしていましたが。
特にうちの幼稚園はどんな障害を持っているお子さんでも受け入れていました。その辺は幼稚園によっても様々なようですが・・・幼稚園では一年を通して色々な行事があります。

大きなもので言うと・・・

遠足、お泊まり会、運動会、クリスマス会(おゆうぎかい)、お店屋さんごっこ、作品展などなど。細かいものではこいのぼり集会、プール遊び、夕涼み会、誕生会、おもちつき、老人ホーム慰問などなど。大体そういった行事に向けての準備などの活動をしていきます。お泊まり会・・・係を決めたり、キャンプファイヤーの踊りの練習をしたり。

運動会・・・おゆうぎやマスゲームの練習や、競技の練習、万国旗を作ったり・・・クリスマス会・・・お遊戯や劇の練習
お店屋さんごっこ・・・どんなお店にするか話し合い品物を作ったり、売り買いの練習、お金を作ったりお財布を作ったり・・・
作品展・・・個人作品を作ったり、今までの作品を選んだり、共同で立体を作ったり・・・
こいのぼり集会・・・共同で大きなこいのぼりを作る。
夕涼み会・・・盆踊りの練習
誕生会・・・企画を考えたり、出し物の練習をしたり、プレゼントを作ったり・・・

そういった活動の合間に、季節的な遊びを取り入れたり、子供が興味を持っているようなことを取り上げたりしながら保育していきます。

大体幼稚園の活動はおおまかには上記のような感じですが、指導やその他のことでお知りになりたいことがありましたら又メールください。少しでもお役に立てたら・・・と思います。