意識は急に変われない
私にしては珍しく迅速に、“64Kで使い放題”@Freedを4月に導入しました。プロバイダの対応が4月21日からだったので申し込んだらその日のうちに登録が完了しちゃって、次の日あわててカードの方を買いにいったという次第。というのもですねえ、最近インターネットカラオケを利用するようになりまして(笑)、出張先でもいい気になって歌っているとNTTドコモから1万8000円なんて請求書が来たりして(笑)、“まずい!”と思っていたんです。
これで劇的に仕事の進め方が変わると思いました。ノートPCを立ち上げるやネット接続して、メールチェックしつつ、ブラウザで調べものをしつつ、原稿が書けるようになるんだわ、と単純に喜んでいたのですが…。
意識は急に変われないのです。まずPCを立ち上げて、すぐにネット接続する習慣がなかなかつきませんでした。つい“あとでいいや”と思ってしまうんですよねえ。次に、ようやくそれに慣れたと思ったら、今度はPHSカードのLEDがずっと光っているのが気になってしかたがない。従量生活が長かったせいか、どれだけ使っても金額は変わらないというのがまだ意識の中にしみこんでないんですねえ。なんかもったいないと思っちゃう。このLEDがよく見えるところにあるのがいけないのかもしれないなあ。自宅のADSLモデムは資料の山にうずもれがちなので(笑)、デスクトップPCに関しては常時接続しているという意識が希薄なのですが。
で、また割りとよく切れるのですよ、この@Freed。気になりつつも常時接続習慣をつけようとしているのですが、さあ、メールチェックするぞ、調べものをするぞという段になったらすでに自動切断されていたりして、結局、もう一度接続するはめに陥っています。
記者発表会などに行くと、若い記者さんがノートPCを開いて、インターネット接続した状態で会見を聞いている姿に遭遇します。彼らの完璧な使いこなしぶりを見ていると、年を取るって適応に手間がかかるようになるってことなのかしら、などと少し感慨にふけってしまいます。
でも、この文章は立ち上げっぱなしのおかげでするするアップできたから、ちょっとはなじんできたってことにしとこうかな。