Linux慕情

 日々是更新といいながら、間があいてしまいましたね。わけあって、Linuxを触っていました。いやLinux上でOracleのしっぽを触っていたというべきか。皆さん、結構ご存じだからいっちゃってもいいですよね。翔泳社さんのDBMagazineの連載でずっとオラクルマスターという資格の合格体験記を書いていて、現在はその中のLinux+を受験するフェーズになっていまして、1月19日がその試験日だったんです。

 Linux+がどういう試験かといいますと、Turbo Linuxが入ったPCにOracle8あるいはOracle8iをインストールして、最低限の環境を整える実技試験です。時間は2時間。インストレーションガイドとリリースノートは試験中も見られるので完全にそらでやらないといけないというわけではないのですが、2時間というのは長いようで短くて、インストレーションガイドと首っぴきだと時間が足りないかもしれません。

 私は一度落ちていて、捲土重来の受験。試験日まで毎日1時間でも触る時間を取れば何とかなるでしょう、と思っていたのですが、お正月が明けると本業がいきなりのハイピーク。Linuxに向かうどころではなくなってしまって、気持ちだけは焦りながら何もできない日々が続いてしまいました。月に一度、試験は開催されているので落ちてもまた受ければいいんですけど、受験料が3万円とちょっと高いんですよ(笑)。落ち続けると財政事情が悪化し、連載上かっこ悪くもあるので、内心悲壮感が漂っていました。

 試験にはOracle8バージョンとOracle8iバージョンがあって、前者はキャラクタベースで(Xウインドウを使いたい人は使ってもいいんだけど)、後者はGUIベースのインストレーション。私は速くて時間が稼げるというOracle8バージョンを選びました。GUIに慣れたマイPCライフにとって、キャラクタベースはかえって新鮮。コマンドを打ち込んでると、ああ、私はマシンを操縦している、という実感があります(笑)。難しいですけれどね。私もLinuxの思想とか全体像などはまだぜんぜん理解できていません。やっとOracleを載せられるところまできたという感じです。でも、愛着は感じ始めていて、受験のためにいろいろ技術書も買い漁ったので、これを活用するためにもちょっと掘り下げて勉強してみようかなー、という気になっています。

  で、結局、試験はどうなったのかって? ふふふ、合格いたしました。やったー! 冷静なふりをして書いてますが、ほんとうはうれしくて、うれしくて。いろいろお伝えしたい話はあるのですが、まあ、詳しくはDBMagazineで(笑)。

戻る このサブジェクトについてメールを書く