はじめに

 別に吉永小百合さんの「夢千代日記」の向こうを張ったわけではなく。紅千代というのは、私が今追いかけているプエルトリコ人のハリウッド俳優、ベニチオ・デル・トロのファーストネームに漢字を勝手に当てたものです。

 最初からちょっと脱線させていただきますと、あまり知名度はないものの、彼は非常に実力のある俳優です。彼が出演した作品で最もヒットしたのは、ブライアン・シンガー監督の「The Usual Suspects」(邦題:ユージャルサスペクツ)。ビデオジャケットの5人の人物中、いちばん背の高い(192cmある)のが彼です。日本にもいそうなちょっとアブナイ顔をしていますが、それはメイクによって作ったもの。アリシア・シルバーストーンの相手役をしたラブコメディ「Excess Baggage」(邦題:エクセスバゲッジ)の中のベニチオがいちばん素顔に近いと思います。カメレオン俳優で、テリー・ギリアム監督の「Fear&Loathing in Las Vegas」(邦題:ラスベガスをやっつけろ)では、20kg太ってヤク中弁護士を怪演しました。
 
 去年、彼は3作立て続けにいい仕事をしていて、何とつい最近、その中の一作 スティーブン・ソダーバーグ監督の「Traffic」で、ゴールデングローブ賞の助演男優賞にノミネートされました。ゴールデングローブのノミネートは、おうおうにしてアカデミー賞のノミネートとかぶるので、「ついにベニチオもメジャー入りか!?」と、ファンとして非常に喜んでいます。

 …本題に戻りまして、紅千代と名前はつけましたが別にデル・トロの話をするわけではありません。ここは日ごろの出来事や思い浮かんだあれやこれやをつれづれなるままに書き記す場所です。話題があちこち飛ぶのでまとまりのないページになると思いますが、人間って、本来そのようなものですよね(笑)。

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