おめでとう! ベニチオ

 私のベニチオが(笑)、なんとゴールデングローブ賞の助演男優賞を取ってしまいました。ウィリアム・デフォーやジェフ・ブリッジスやホアキン・フェニックスといった強豪ライバルを抑えての受賞です。なんということでしょう。こんなことってあるんですね。夢をみているみたいです。

 ベニチオは「Traffic」の演技がやたらめったら受けていて、トロント映画批評家協会やサンディエゴ映画批評家連盟、全米映画批評家連盟などの助演男優賞を軒並み受賞しています。それと同じくして米国のTVトークショー 「コナン・オブライエンショー」にゲストで呼ばれたり、有名なTVインタビュアー チャーリー・ローズとの対談が放映されたり、知名度をぐぐぐっと一気にあげています。今やチューリップが開いちゃったというか、いきあたる信号、いきあたる信号、全部青っていうか、もうどうにも止まらない状態のようです。

 この話でうれしいのは、ちゃんと精進を重ねていればそういう時がきっとくるということを彼が証明してくれたこと。レオナルド・ディカプリオみたいに早くから注目されることはなかったけれど、それゆえかえってじっくり実力を蓄えることができたのかも。開花する時期は人それぞれ。いたずらに焦ることはないのよねってことを、ベニチオは行動で示してくれました。。

 さあ、こうなったらアカデミー賞のノミネーションも本格的に視野に入ってきました。3月26日がアカデミー賞の授賞式なのですが、通常はその1ヶ月前の2月下旬、米国西部時間で朝8時ごろに発表されます。そこから先の1ヶ月はTVにももっと頻繁に登場し、雑誌でもバンバン特集が組まれます。あー、ベニチオがノミネートを受けたら、米国に短期留学したい(笑)。日本のテレビも、BSデジタルなんてどうでもいいから、それより世界じゅうのテレビ局の番組が見られるようにしてほしい! 

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