つれづれなるままに

 今回は短信をまとめてお送りします。
 
ブルータス、お前もか

 ハマってしまいました。何に? 冬ソナに(笑)。ブルータス、お前もか!?って感じでしょ。そうなんです。お前も同じ穴のムジナなんです。このドラマは主人公二人のセリフがいいと思いますね。それ以外の人々は一気に劇画調になってしまいますが。
 それとやっぱりヨン様ですな(笑)。チェ・ジウのような人は日本にもいると思います。でも、ペ・ヨンジュンはいるようでいない。茶髪でガタイがよいのに知的に見えるメガネキャラ、という独自性が評価されたのだと思いますね。だから映画「スキャンダル」はダメですよ。メガネかけてなくて、しかもヒゲはやしてるもん。現代劇で勝負してくれー。当分の間、土曜の夜は外出できません(笑)。
 
スタジアム、デビュー!

 生まれて初めてスタジアムにサッカーの試合を見に行きました。記念すべきその試合は、セレッソ大阪vsジュビロ磐田。場所は長居スタジアム。大阪の実家に帰ったついでの出来事です。でも、気合いの入った応援をする気はなくて、バックスタンドの自由席。ここでも立ったりするのがいやだったので、前の人に立たれても支障がない位置取りをしました。でも、取り越し苦労でした。立ってまで応援したくないサッカーファンは案外いるもんですな。
 ゲームはジュビロがいやな感じで勝ちました。名波のフリーキックにセレッソのゴールキーパーが一歩も動けなかった1点と、森島が審判に抗議しているどさくさにまぎれて、西がリスタート、どフリーのグラウがゴールに押し込んだ1点と。後半に西沢と大久保のコンビでセレッソが1点返したんですが、全体的にはものすごくカタルシスがない試合でした。収穫は生ゴン、生藤田と生大久保を見たことぐらいかな。この試合で、ジュビロはJ1トップ、セレッソは最下位。
 めちゃくちゃ陽射しが強い日で、新聞のチラシで顔を防御していたにもかかわらず、しっかり日焼けしてしまいました。まだ顔がちょっと痛いです。土曜日ごとに見に行ったりしたら、真っ黒になっちゃいそう。それは困る。
 
そんなに縁を切りたいなんて

 大阪の実家はけっこう大阪のど真ん中にあって、近くには史跡が密集しています。井原西鶴の墓とか、近松門左衛門の墓とか、大村益次郎の碑とか、大阪大学医学部発祥の地 浪速仮病院跡とか。自転車なら、1時間もあればそのすべてを回ってまだお茶する余裕があるぐらいです。でも、今までそのどれにも行ったことがないんですよ、あまりに地元すぎて。しかし、これはいかん、灯台もと暗しすぎると一念発起。妹に洋服、妹のダンナに自転車を借りて、パンフレットを頼りに走り回ってみました。いやー、なかなかおもしろかったです。近松門左衛門の墓なんて、ガソリンスタンドとマンションの間に押しつぶされるように立っていて、知らなければ絶対通りすぎてしまうほどの存在感のなさ(笑)。演劇界の元祖巨匠、冷遇されています。
 最も印象的だったのは、その昔、真田幸村が陣を構え、契沖が庵を結んだという鎌八幡です。別名円珠庵ともいいます。なにがすごいって、境内の1本のご神木をおおいつくすように数え切れないほどの鎌が刺さってるんですよ。その光景はちょっと圧巻というか、狂気的というか、母などはこれを見ると気分が悪くなるといいます。ここは縁切り神社としても知られていて、それを祈祷する際にご神木に鎌を刺すので、どんどん増え続けているみたいです。境内にはまた絵馬がたくさんかかっていて、そこには悪病、悪友や悪夫、悪妻、悪上司などと別れたい人々の切迫した願いがびっしり書かれていました。何かと縁を切りたいと神様に願うほど苦しんでいる人がこんなにいるんだと思うと、そんなのなにもない私は自分の幸せぶりを神に感謝したくなりました。ちょっと情けなかったのは、着いてみると鎌八幡のロケーションが自分の通った高校のすぐそばだったこと。なんで高校時代に行っておかなかったのか。でもまあ、正直、興味なかったね、そのときは。

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