08. Dez. 2000

 SWAMPSのCD「たっての希望」が、メジャー音楽雑誌「Player」1月号244ページで紹介されました。イングウェイ・マルムスティーンの表紙の号です。おめでたう!

  30. Nov. 2000

 交通じこ

 先週の木曜日の夜、環八の歩道を自転車で走っていて、車道に平行した横断歩道をちんたら渡ろうとしたところ、停止線を越えて止まっていた乗用車がいきなり発進してきて、ぶつかってしまいました。しかもぶつかったのに運転者は気づかず、私は自転車ごと倒れて引きずられる格好。ひえ〜殺す気か!と思って「きゃー (^o^;)」と叫んだところ、運転者はやっと気づいて止まりにけり。しかし、私が痛くて動けないでいるうちに、逃げてしまいました。あてにげです。どうも、怖くなって逃げたらしい。
 一応110番したところ、おまわりさんが4人も来て、簡単に記録をとりました。けがは大したことはなかったのですが「こりゃーひどい」「救急車を呼んだほうがいいね」と騒がれ、念のため、救急車にて病院へ。レントゲンを撮った結果は何でもなく、左脚のただの打撲と擦過傷でした。
 翌々日、成城警察に預かってもらっていた自転車を取りに行ったところ、自転車のほうは壊れていました。大規模修理を行うはめに。自転車修理の保険に入っておけばよかったと思ったけど、買ったねだんが10800円だったから、盗難保険にしか入っていなかったのでした。修理代は、脚の治療代より高かったです。
 感想: 私は自転車より丈夫であることがわかりました。まだ痛いしアザがひどいけど、歩けるし、直した自転車にも乗っています。小さい事故の処理がどんな風になされるのかちょっと見ることができたので、その点はまぁよかったと思います。成城の同僚の先生方は、包帯ぐるぐる巻きの脚を見て「きっと飲酒運転だよ」(<- 心あるM先生)「遂にやったか、がはは」(<- 心ないK先生)と慰めてくれています。
 まだ毎日病院に行っています。お医者さんは傷を見て「ひどいねぇー」と言っています。主観的には、大したことないのですが、汚いかも。大事なヒザ下が元通りになるのはいつかなー。早くエアロビクス教室に復帰するぞ!!!


  21. Okt. 2000

 宣伝(その1’)

 以前お知らせしておりました私の従弟のCDの試聴曲の歌詞がいつの間にか公開されておりましたので、再度ご案内いたします。
 試聴して "何じゃこりゃ、何の歌??" となっていた方にも、これで納得していただけると思います。森首相の歌だったんですね。解説はアルバムのホームページのほうをご覧くださいませ。


  17. Okt. 2000

 宣伝です(その2)

 われらが'87LIの山下(高谷)知佐子ちゃん(あさひ法律事務所)が弘文堂から共訳書を出しました。編者はわが成城大学の笠井先生です。出版おめでとうございます!

 ロバート・A・ヒルマン+笠井修編著 現代アメリカ契約法 弘文堂 4800円+税

 訳者はほかに、上田誠一郎先生(同志社大)、鹿野菜穂子先生(立命館大)、曽野裕夫先生(九州大)、滝沢昌彦先生(一橋大)、西川理恵子先生(慶應大)、渡辺達徳先生(中央大)、となっています。ヒルマン教授はコーネル大学ロースクールの先生です。
 アメリカの最近の重要論文100数十点の中から約30点を厳選して訳出、各章の冒頭に解説が付されています。米国企業等と関係のある業務に携わる弁護士・企業内法律家の必携の書となることが予想されるのだそうです。どうぞよろしく!


  08. Okt. 2000

 フンボルト財団の刑法国際シンポジウムに参加してきました。後期のはなからの出張で、学園と学生のみなさんには多大なる迷惑をおかけしてしまいましたが、それに見合う成果はあったと思います。はっきり言って全然知らない世界にいきなり放り込まれた気分です。毎日勉強することばかりでくたびれ果てました。
 このシンポジウムについてはあとでほかの先生が詳しく紹介文をお書きになることと思います。日本からの参加は、阿部、浅田、井田、加藤(久)、松宮、西原、大野、岡上、斉藤(誠)、山中の各先生方と私の11名でした。全部で約30か国からの130名ほどの参加があったようです。ホスト側のドイツからは、H.-J.アルブレヒト、デリング、エーザー、エーヴァルト、W.フリッシュ、ゲッセル、ハッセマー、J.ヘルマン、ヒルシュ、ヤコブス、イェシェック、カイザー、ケルナー、ナウケ、ロクシン、シェーネ、シュライバー、シューネマン、ティーデマン、ヴァイゲント、ツィーシャンの各教授がおいでになりました(誰か落ちているかも、すみません)。他国からも米コロンビア大のフレッチャー教授など、高名な先生方がたくさんおいでになっていました。ちなみに公用語はドイツ語のみです。
 ということからもわかるとおり、かなりの規模と格式の会合でした。私がいちばん驚いたのは、メンバーがほぼ全員相互に顔見知りだということです。それというのもフンボルト財団では数年おきに何らかの刑法の集まりを開いており、いつも同じ人々が顔を合わせているからなのでした。もちろん私などは(たぶん最)年少で、学問的貢献ができるまでにはあと10年はかかるでしょうが、こういった世界の存在を今まであまり認識していなかったことは悔やまれます。東大出身の法学研究者には日本学術振興会の奨学金で留学する人が多いですが、もう一度40歳までに半年ぐらい渡独の機会があるならフンボルトに応募してみてはいかがでしょうか。
 それにしても、毎日朝から晩までホテルに缶詰めで勉強してほんとに疲れました。休みといったら中日の午後90分間のバンベルク市内観光だけ。しかも夕食後夜10時半までセッションがあったのだから、こりゃストレスたまります。まぁ、私は聴いていただけだから楽なんだけど…。最後の晩には、年配の先生方はエネルギー切れ、逆に若手は欲求不満になりかかってたって感じがします。

  15. Sep. 2000

 以前書いたドイツ語の試験GDS(Grosses Deutsches Sprachdiplom)に合格しました。しかも成績は gut (sehr gut の次)と、予想外に良かったです。口述試験が befriedigend、筆記試験が gut で、KDS のときと逆でしたが、東京採点の口述試験で手心を加えてもらったからでなく、ミュンヘン採点の筆記試験のおかげで gut がとれたというのは、好ましいことと受け止めています。
 合格の知らせをもらったときは確かに嬉しかったのですが、これでわかったのは、試験に合格してもやっぱりドイツ語が不十分にしかできないし、ドイツについてもほとんど何も知らないままだということ。短い期間での習得だから、いくら集中的にやったとしても仕方ないのかもしれません。これでドイツ語の先生になれる国もあるんだそうですが、私にゃ到底無理です。
 予告どおり、合格記念パーティーをしますので、原書講読の学生さんと、その他ご関心のある方は10月11日のお昼に研究室までおいでください。

 ひと月前に出た法学教室9月号、わずか2ページの記事に思わぬ反響をいただいております。読んでくださったみなさまに感謝いたします。

 最近、高山佳奈子さんという声優さんがいらっしゃることを発見しました。行動が不正競争防止法違反にならないよう気をつけます。

 次はできれば数日後に更新の予定です。


  31. Aug. 2000

 香川に行ってきました。至れり尽くせりのお世話をしてくださった上田家の皆様には感謝の言葉もありません。お2人のお嬢様に遊んでもらって2歳まで若返りました。また香川大学法学部 "不良中年" のお兄様、おじ様方、楽しい夜をありがとうございました(何ぢゃそりゃ)。
 悪かったのは、おいしいものを食べ過ぎて突然太ったことです。元に戻し中。

 翌日富士山に登りました。非常にゆっくり登ったので楽でした。良かったことは、私が頼まれてカメラのシャッターを押してあげたグループの中の人に "このカメラで1枚お撮りしましょうかー" と言われたこと、悪かったことは、途中で髪を束ねたのが敗因で首の後ろが日に焼けてしまったことです。今朝は全面水ぶくれ、現在は脱皮中。このままではお出かけできない状態です。

 以上で休暇は終わりです。次は半月後に更新の予定です。


  17. Aug. 2000

 宣伝です(その1)

 発売が遅れていた私のイトコのアルバムが最近リリースされたようです。 会社ベガ・ミュージックエンタテインメントのホームページに出ている、SWAMPS「たっての希望」です。
 アルバム収録曲の試聴ができます。
 MP3というので私は試聴しましたが、コンピュータが変でも良い音がするのではないかという気がします。
 このアルバムは主にインターネットでの通信販売を予定しているため、お店での購入は限定されているそうです。詳しくはベガのホームページの「販売店情報」をご覧ください。インターネットでの購入は普通のオンラインショッピングと特に変わりありません。あと、私のところに何枚かあるので、私から買うこともできるかもしれません。
 ちなみに、彼と私の血縁関係ですが、彼の母親が私の父親の妹です。この兄妹があまり似ていないためか、イトコ同士もあまり似ていません(写真を見ればおわかりのとおり)。私と血がつながっていない彼の父親は、英語名をロジャーと申しまして、平野先生に似ています。だからSWAMPSの彼も大きくなったら平野先生のような顔になるかもしれません。

 またまた3か月近くホームページを更新していなかったので、心ある後輩のKK氏から、「高山さん、ぜんぜん更新されないぢゃないですか。毎日見てるのに、もう見あきちゃいましたよー」との苦情をいただいておりました。
 学期中は、授業がらみで非常に時間をとられ、その他の用事もあったため、研究の時間が全くありませんでした。夏休みになってようやく細かいものを少し書き始めています。でも最初に出たのが論文ではない法学教室9月号なので、やや恥ずかしいです。私は論文からはうかがわれない自分の一面が少しはこのホームページを通して現れるのではないかと思っているのですが、それをあまり強調することにも最近疑問を持っています。学者は研究業績を発表していくべきであって顔やカラダ、私生活を発表するものではありません。もちろん、論文が出てくる背景にも性格や生活があるわけで、個人的なことも研究と無関係ではないのですが。このGANZ PRIVATも収束に向かっているのかもしれません。でも知人が写真をくれたらまた載せるかもしれません(私はデジタルカメラを持っていません)。ちなみに、いちばん新しい写真は成城大学の公式ホームページにあります。


  27. Mai 2000

 私の従弟の中に、遂にミュージシャンになった者がおり、6/21に2枚目のアルバムをリリースするそうなので、宣伝がてら紹介させていただきます。

  SWAMPS のホームページ(ベガ・ミュージックエンタテインメント所属)

 月曜の夜25:15からテレビ東京でやっている "Live on TV 原石" なる番組にも出ているらしいです。SWAMPS というぬかるみ系の名前は、スワンプ・ロックというジャンルからとったのだそうです。本人の弁によると、"カントリーミュージックやブルースの要素を取り入れたゴキゲンなアメリカの音楽"、なのだそうで、たぶん "カントリー" とか "ミシシッピー" とかいう言葉を思い浮かべると何となくイメージがわくのではないでしょうか。かなり明るいですが、彼はアメリカ生まれなので、許してやってください(詳しくはプロフィールのページ参照)。
 しかし従兄弟らの進路等をよく考えてみると、うちの親族ってやたらリベラルだなあ。


  11. Mai 2000

 ごぶさたしております。でも、遊んでいたんじゃないですよ。実は今週、ドイツ語の試験を受けました。ドイツ語大ディプロムという名前の試験です。
 試験の際、会場のゲーテ・インスティトゥート東京校に行ってみますと、"日本からの受験者はあなただけです" と言われて面食らいました。小ディプロムの方の受験者は複数いたはずなんですが… それほど日本では認知されていない試験だったのか、ケルン市民大学の準備コースには20人以上もの参加者がいたのに、と少し寂しい気持ちですが、結構大変だったので、まだ受かってもいないのにこんなところに書いてしまっています(以下の内容は、私の全くの独白、自己満足の世界です)。
 2年留学していてもドイツで博士論文を書いたわけでもなく、外国人向け法学LLMの学位をとったわけでもなかった私は、やはり何かしら勉強してきたことの証明がほしかったので、この試験を受けることにしました。確かに私にとって、専門に直接関係のないこのような試験は、受かっても落ちてもどうでもよいようなもので、したがってプレッシャーもなく気楽にできたのですが、専門に間接的には関係のある分野で当初の計画よりも大きな成果が得られたことにはそれなりの意義があったと思っています(受験にこぎつけただけでも)。自分で言うのも何ですがよく頑張ったと思います。
 試験は3日間にわたって行われ、口述が約30分間、筆記が合計620分間ありました(詳しい内容にご関心のある方はこちらのゲーテ・インスティトゥートのホームページの説明をご覧ください)。口述試験は受かった気がするのですが筆記の方は難しくて何とも言えません。ミュンヘンから採点結果が返ってくるのを待つしかありません。もし合格したら、夏休み明けに、成城のドイツ語原書講読の学生さんを招待して、研究室でパーティーを開こうと思っています。不合格だったら11月に再受験して合格したらパーティーやります!
 それにしても、受験者ひとりというのは予期していませんでした。日本では手に入りにくい課題図書を最低4冊読まねばならぬので、当然といえば当然なのかもしれません。でもケルンで一緒に勉強した仲間たちも同じ問題に向かっているのだと懐かしく思い出しました。受かるかどうか不明とはいえ、正直言ってそもそも1年前にはこの試験を受けられるとは思っていなかったので、計11時間に及ぶ試験の終わった今、すごい充実感を味わっています。ケルン市民大学や大学のドイツ語コースでお世話になった先生方、私ひとりのために手続きをしてくださったゲーテ東京校の方々には心から感謝しています。そして留学中に話し相手になって私のドイツ語の練習につき合ってくださった同僚のみなさんとたくさんの友人たちにも。およそ試験なるのものを終えてこんなに高揚した状態にあったことがあるでしょうか? 完全に感無量モードです。ドイツ語が終わったら、次は論文だ!(こっちは、いつ出るものやらさっぱりわかりません… 大丈夫なのか???)

 ところで、ゲーテのO女史からたまたまうかがったお話によると、私のホームページからもリンクを張っている "法律家のためのドイツ語" コースを東京校でも開講する計画が出ているとか。ニーズがどのくらいあるのかよくわからないそうなので、興味のある方はゲーテにメールを送ってみてはいかがでしょうか。


  05. Apr. 2000

 帰ってきました。いきなり、切符の自動販売機にお金を入れずにボタンを押してみたり、タクシーのドアを自分で開けようとしてぶつかったりしております。時差ボケでもあります。先日河合塾のインタビューを受け、日本語が正しく話せないことに気づきました。そしてドイツ語を忘れ出したことにも気づき、大変ショックを受けています。こんな状態で新学期を迎えては学生さん達に失礼ですので、何とかリハビリテーションを試みています。落ち込んでいるヒマはないのであった…
 留学中、帰国後のみなさまからのあたたかい励ましのお言葉には、本当に感謝しております。今精神活動の水準が非常に低下しているのですが、必ず戻します。それまでご勘弁くださいまし!!!!!