小林 潔のポピュラーピアノ個人レッスン


 5才からピアノを始め、小5から大学3年まで全く鍵盤に触れず、ある日急遽ジャズピアノを弾くはめとなり、故三保敬太郎氏にベーシックコードを習い後は全くの独学。脱サラした翌昭和48年(1973年)より本格的にソロピアノ活動を始め、赤坂、六本木、恵比須、銀座などで多くのファンを獲得。その経験を活かしてポピュラーピアノの個人レッスンを目黒の自宅でやっています。原則としてかつてピアノを少しでも弾いた事のある方に限らせて頂いております。たとえばショパンは弾いた事があるけど、To Love Again のように崩してカッコ良く弾きたい、とか音楽教室で習ったAs Time Goes By をもうちょっと膨らませてと云う事や、音楽理論、歌バック、ベースライン、リハモナイズ(チェンジコード)のやり方など、かなり突っ込んだ勉強をします。

月1回\10,000お忙しい方、遠方の方、上手な方。
月2回\17,000長続きします。当月内日にち変更可
月3回\21,000ビギナー向き、短期集中レッスン向き

クラシックとジャズ/ポピュラーの違い

 一番大きな違いは”ノリ”です。スコット・ジョップリンのラグタイムの頃は8分音符を全然跳ねずにたんたんとタカタカタカタカと弾いていました。
デキシーランドジャズになって初めて、今のジャズのように8分音符が2個あったり付点分音符と16分音符が書いてあっても1拍3連符の2個と1個の長さにして弾くようになりました。これがクラシックを長くやっていた人にはなかなか理解できず、苦労する所です。クラシックの人は譜面に忠実に8分音符2つだとイーブンに同じ長さで弾き、付点が着くと約束通り8分音符+その半分の16分音符が長い方で、短い方はきちっと16分音符を弾くので、タンタ、タンタがタンンタ、タンンタに鳴りユーモレスクの”ノリ”になってしまいます。やっと分ったかなと思って安心して聞いていると、突然もとのタカタカに戻ったり、跳ねすぎてしまったりします。なんといっても一番大変なのは2拍3連符です。2割る3は割り切れません。勿論1拍3連符も3,3333で割り切れませんが、これはタタタ3つが1拍と云う事にすれば解決します。つまり、『タタタ|タタタ|タタタ|タタタ|の4拍を|タアタ|アタア|タアタ|アタア|と1拍3連符の2個づつをタイで結べば解決します。2ビート、4ビートの曲は必ず跳ねると思って下さい、だけど8ビート、16ビート、ラテン、ボサノヴァは跳ねません。そして冷たいようですが、2拍3連符がクリアーできなければジャズもポピュラーも弾けません。1950年代クールジャズで一世風靡した盲目のピアニスト、ジョージ・シャーリングのCDを探して朝晩膝を叩いてテンポを取りながら聞きなさいとみんなに奨めています。  



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Oct 26, 2005