K-1 RISING 2001 REVIEW

日 程   1月30日(日)2001年
場 所   松山総合コミュニティセンター 
来場者数   4,300人

オープニングマッチ/3分5ラウンド
森 知行 3R 0'58" KO
左ハイキック
笹田 勝俊
日本/正道会館 日本/武勇会

 K−1のリングでは一年半ぶりとなる武蔵の弟、森は そのブランクを感じさせない動きで笹田を圧倒。   ラッシュをかけた森は 3R0'55"に左ハイキックを決め、 戦意喪失した笹田を見てレフェリーが試合を止めた。


第一試合/3分3ラウンド
角田 信朗 3R DRAW
0-0
柳澤 龍志
日本/正道会館 日本/チームドラゴン

 リーチの長さを生かす柳澤がラウンドを通してペースを握るが、 ガードの堅い角田を攻略できず。  角田も攻め込まれないが攻め込めもせず、 全般的に見所に無い試合となった。  クリンチばかりの柳澤に対し、 角田が「うるぁ〜っ!」の掛け声と共に、地味なローキックを繰り出す時に 少し会場が湧いたが、ジャッジのポイントに加味されるまでには至らず。


第二試合/3分5ラウンド
大石 亨 5R JUDGE
2-0
中迫 剛
日本/日進会館 日本/正道会館

 大石にとっては約1年半ぶりとなるリベンジマッチ。    中迫はいつも通りクリンチからの膝が冴えるが、 やはりいつもの通り手数が少ない。
 手数に勝る大石も攻撃力不足が否めず、 しかし攻撃を受けても下がらないその気迫で判定をもぎ取った。     50-49、50-50、50-49


第三試合/3分5ラウンド
ノブ・ハヤシ 5R JUDGE
3-0
グレート草津
オランダ/ドージョー・チャクリキ 日本/チーム・アンディ

 この試合はアンディの最後の直弟子である草津と、 アンディの最後の試合相手となったノブとの対戦。 草津は1Rからバックハンドブローなどを見せ アンディを髣髴させる。  しかし3R1'16"にノブの右のミドルが カウンターで入り、草津ダウン。  結局このダウンが響き、ノブが判定で草津を下した。


第四試合/3分3ラウンド
黒澤 浩樹 3R DRAW
0-1
村上 竜司
日本/黒澤道場 日本/士道館

 1R、2Rは共に空手家らしい壮絶な打ち合いを繰り広げる。
 3R0'30"に右アッパーを顎に受けた黒澤がダウンするも、 村上もスタミナ切れでフラフラ、ゴングが鳴ると共に崩れ落ちた。
 判定は29-29、29-29、29-30で引き分け。


第五試合/3分5ラウンド
マイク・ベルナルド 4R 1'32" TKO
タオル投入
天田 ヒロミ
南アフリカ/スティーブジム 日本/フリー

 1R2'26"ベルナルドの左フックが天田の頭部にヒットしダウンを奪う。
 2R0'41"に再び天田に左フックが直撃しダウン。
 3R、天田が反撃開始、ワンツーをクリーンヒットさせるも カウンターでベルナルドの右フックを喰らい1'40"にダウン。 2'15"にも右フックを受けるが、天田はマットに拳を 叩き付けながら更に立ち上がる。
 4R1'24"、ベルナルドの左フックが今日5度目のダウンを奪い、 天田サイドからタオルが投げられた。


第六試合/3分5ラウンド
ミルコ・クロコップ 2R 2'55" KO
左ストレート
富平 辰文
クロアチア/クロ・コップスクワッドジム 日本/フリー

 1R、防戦一方の富平に対し、ミルコは開始早々ロー、 ミドルのラッシュから右ハイキック、左ハイキック、踵落しと 蹴りのオンパレード。
 2R1'39"にミルコの右のローで富平ダウン。 ダメージの残る富平に対し、容赦なく襲い掛かるミルコは 1'59"に左ハイキック、2'55にはガードをブチ破る 左ストレートで3度目のダウンを奪い、試合を決めた。