EXTREME MISSION


第8試合/59kg契約/3分5ラウンド             ※画像をクリックすると拡大できます
菊地 剛介 3R 1'12" KO
(右膝蹴り)
裴 敏勲 ×
日本/伊原ジム 韓国/金剛ジム

胴回し回転蹴り?!

 ここ最近苦戦の続いている菊地チャンプ。
 前回の防衛戦でも2-1と際どい判定。
 防衛後の初試合となる、今日はどうしても落とせない。
 対する相手は韓国バンタム級1位(20戦16勝)となかなか手強そう。

 1R、菊池チャンプは左のジャブからの右ストレート、対角線のローキックなどで 順調な滑り出し。

上段後ろ回し蹴りなんてのも

 相手が前に出てくれば前蹴りで上手くいなす。
 しかし既に相手の実力を見切っているのか、 胴回し回転蹴り を見せる余裕も(笑)
 単にハイキックが滑っただけかも(^_^;)
 さらにその後も余裕綽々の菊池チャンプは 左上段後ろ回し蹴り も披露してくれるが、膝が堅いのか不発に終わる(~▽~;)

ひと〜つ


 2R、今日の菊池チャンプは踏み込みが早く、右の追い込みが上手く決まる。
 また左のミドル、前蹴りが面白いように決まり、もはや楽勝ムード。
 そうこうしている内にミドル、ローでヘロヘロになった裴選手を、 首相撲からの左膝でボディをエグり、一つ目のダウン。
 さらにラウンド終了間際にも首相撲からの膝でダウンを奪う。

ふた〜つ

 裴選手はもう戦えそうに無かったが、ゴングを待つかのようにユックリと立ち上がり、 辛うじてこのラウンドをしのぎ切る。

 3R、やはり圧倒的に優位に立つ菊地チャンプが裴選手を一方的に圧す。
 そして菊池チャンプの放った右ストレートがヒットし、 グラつきながらも逃げる裴選手を追うように左膝りをヒット!
 哀れ裴選手は、バーチャファイター のように
「フワッ」 と浮いて3度目のダウン。

み〜っつ(ふわっ)

 それでもしぶとく立ち上がる裴選手を追い詰めた菊池チャンプは、 左右の膝蹴りを相手のボディに打ち込み4度目のダウンを奪う。
 もはや限界と見たレフェリーがストップをかけてジ・エンド。
 菊池チャンプ圧勝!

 そしてマウスピースを放り投げた勝者は、なぜかペロペロと 会場中に自分の舌を見せていました。。。   なぜだろう(?_?)

ふぃにっしゅ!

 ちょっと物足りない相手だったかもしれないが、 何はともあれ、日本チャンピオンの意地を見せた試合となった。

いないいないバー


 伊原劇場 に続いて 菊池劇場 を披露したチャンプ、今回のように自分の持ち味を発揮し続けられるうちは、 王座の地位は揺るぎそうに無い。

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