挑戦権を得るまで負けられない |
第5試合に登場の 小川選手(バンタム級3位)は
12戦して9勝(5KO)1敗2分のツワモノ。
去年の10月にはノンタイトルマッチながら王者菊地に勝利しており、
時期王者に最も近い位置にいる選手と言える。
今回の対戦相手は前韓国バンタム級チャンピオンなだけに、
ここでの勝敗は今後の王者挑戦権獲得に大きな影響を及ぼす試合になりそう。
この左フックにチョッピリ苦戦 |
<Round.1>
序盤は両者とも動きが堅く、セコンドから「楽に行こう〜!」と声がかかる。
やっぱり 赤絨毯の敷き詰められた
花道を通ったのが力みの原因 なのかな?(⌒▽⌒)
<Round.2>
コツコツと削って |
1Rでサウスポーの金選手が繰り出す左フックを何度か貰った小川選手、
このラウンドでは首相撲主体に切り替える。
力一杯振り回してくる相手を封じつつ、コツコツと相手の体力を削いでいく。
<Round.3>
小川選手の首相撲狙いを嫌ったのか、金選手はラウンド開始から
左右の前蹴りを頻繁に出していく。
それでも距離を詰めようとする小川選手を避けるかのように金選手は前蹴りを出しながら
後ろへ下がる。
ここまで 露骨に逃げる ということは、
かなり効いてる証拠!( ̄ω ̄)b
小川選手、チャンスとうら〜い!(大部屋風)
この膝でダウンを奪う! |
みるみると失速する金選手を小川選手がガッチリと捕まえ、
容赦なく 膝蹴りをボディへ 叩き込んでいく。
この徹底した首相撲に根負けした金選手はシナシナに。
そして中間距離から小川選手の繰り出した 左膝蹴りが
金選手の顎にヒット!
(したように見えました。 後ろからなの視界なのであしからず ^_^;)
力なく崩れ落ち、マウスピースを吐き出す金選手。
辛うじて立ち上がるが、ロープにグッタリと身を寄せる姿を見せ完全に戦意喪失。
ファイティングポーズを取るも、明らかに試合続行をいやがる金選手を見て、
レフェリーはストップをかけた―――。
戦意喪失、、、 |
この試合、序盤はさすが前韓国バンタム級王者と思わせる強力な左フックを
何度もヒットさせた金選手だったが、小川選手は冷静に対処。
振り回してくるパンチに付き合わず、前蹴りを多用して自分の距離を保ち、
首相撲で相手をコントロールしたあとで、ダウンを奪い、難なくKO勝利を手に入れた。
これで13戦して10勝6KOとそこらの相手では役不足になってきた小川選手、
また一歩ベルトが近づいたように見えた、
そんな試合でしたヨ♪(^o^)
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