TAKE ONE


第7試合/日韓 59kg契約 国際戦/3分5ラウンド      ※画像をクリックすると拡大できます
大野 信一郎 5R JUDGE
3-0
白熊 ×
日本/藤本ジム 韓国/強豪ジム

怪しすぎるコスチューム、、、
 もともとこの試合に出場予定だった小野寺選手は、拳を痛めたために欠場。
 代役としてこの試合に抜擢されたのが、同門の大野選手。
 せっかくの機会、現役韓国フェザー級王者を相手に、いい試合をしておきたい所(^_^)

 そしてその韓国王者の白熊選手は、かなり 怪しい コスチューム で登場。
 何だかとっても アウェーっぽく て、よろしい(笑)

両者乱れ打ち


 ちなみにこの韓国の白熊さん、ペクオム と 発音するのが正しいらしい。


 <Round.1>
 挨拶代わりのミドルキックの交換から始まったこの試合、大野選手はリーチの差を活かして ミドルレンジでの攻撃を中心に組み立てる。
 特に左のロー ⇒ ミドルの 二段蹴り は鮮やか。

2R、右ストレートがヒット!



 <Round.2>
 1Rとはうって変わって両者の打ち合いが激しくなる。
 大野選手にとっては距離をとって無理をしない試合運びでも十分勝ちを狙える 展開ではあったけれど、やっぱりこういう方がお客さんも喜ぶよね(^o^)
 そしてバックステップで攻撃をかわそうとする白熊選手の動きを見切り、 一気にパンチで追い込み、右ストレートをクリーンヒット させる大野選手!
 その後も、パンチや前蹴りで何度も相手をロープ際まで吹っ飛ばす大野選手だが、 白熊も韓国王者のプライドか、窮地を耐えしのぐ。

3R、2人がかりでポンポンと



 <Round.3>
 リーチに劣る白熊選手は左右のミドルキック主体で打開を図ろうとする。
 しかし、白熊選手の背が低いために、繰り出した ハイキックが結果的にミドルキックになっている ようにも見受けられる(^_^;)

 途中、大野選手の出した前蹴りが白熊選手の 下腹部に めり込み、試合が一時中断。   自コーナーに戻り、 セコンドとレフェリーの二人がかりで お尻をポンポンと叩く 姿は、ちょっぴり格好悪かったりする(*^_^*)

4R、白熊選手の反撃開始!



  <Round.4>
 3Rまで大野選手に蹴り端を攻撃されていた点を修正してきた白熊選手は、 先に相手に攻撃させてから得意の蹴りで返していくスタイルにチェンジ。
 これが思いのほか有効で、前蹴りやミドルキックがいい音をたてて大野選手の ボディにヒットしていく。


 <Round.5>

5R、大野選手失速。。。

 最終ラウンドに入って大野選手の運動量が落ちる。
 互いに打ち合っても、大野選手の方がバランスを崩して床に転ばせられる シーンが目立ち始める。

 結局両者共に最後まで決定打を奪えずに試合終了。

 序盤でポイントをリードした大野選手が 49−48、49−48、50−48の3−0で白熊選手を下した。

 5Rを通した戦い方で勝利を手にした大野選手はパンチがチョッピリ大振りな所が タマにキズ。     もう少しコンパクトにまとめられれば、楽に勝てるように見受けられた、 そんな試合でした(^_^)


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