ルパンな入場曲にのって♪ |
この日のセミファイナルはライト級のタイトルマッチ!
通常 ビジュアル系キックボクサー は、
男性ファンから敬遠されがち
だが、石井チャンプはしっかりと 男性陣のハートも掴んでいる
希少なファイター( ̄ω ̄)
気合の入った応援の垂れ幕も目に付きます。
かたやマサル選手はというと、思いっきり 男性受け仕様 に
仕上がっていたりするので、コレは一つインパクトの残る試合でもしないと
ライト級を全●本キックに持っていかれる ぞ!(爆)
ベルトを片手にエンヤコラ |
<Round.1>
ラウンド開始早々、いきなり両者が打ち合う。
気合が入っていていい感じ♪
石井チャンプは左のミドル、ローを基点にジャブなしの右ストレートや左フックなど、
派手さはないが、バランスの取れた本当に巧いキックボクシングをする。
対するマサル選手は打たれたら打ち返すという、こちらもまた基本に忠実な
試合運びを展開。
マ 「ベルトよこしなっ」 |
<Round.2>
1Rで体が暖まったのか、お互いに前のラウンドよりも動きにスピードが増す。
流れるようなコンビネーションに会場から溜息が漏れる。
しかし、コンビネーションや単発のミドル・ローの正確さは、いずれもチャンプの方が
一枚上手か。
<Round.3>
更に加速する両者の動きに、会場も一段と沸く。
非常にアグレッシブな攻めを見せるチャンプは、パンチの連打で挑戦者を圧倒!
と思いきや、すぐさまマサル選手も反撃に出る。
こうして一進一退の攻防は続く。。。
石 「やだね♪」 |
<Round.4>
互いに決定打の欲しいラウンド、多少のリスクを省みずに両者とも積極的に倒しにかかるも、
双方共にタフネスさをみせ、ダウンを許さない。
<Round.5>
激しい打ち合いは最終ラウンドに入っても衰えを見せない。
だが巧みにいなすチャンプを前に、先手を取りたい挑戦者はやや手詰まり気味。
打たれる毎に打ち返すのはいいが、それではベルトの奪取は覚束無い。
そうこうしているウチに試合を終えるゴングが打ち鳴らされた。。。
マ 「うりうりっ」 |
場内に判定の結果がアナウンスされる。
まず一人目は「50−48、赤 石井」。
まあ、こんなモンでしょ。 3−0で石井チャンプの楽勝かな?(^o^)
続いてアナウンスされた判定は、、、
「49−49 ドロー」
石 「やだねったら、やだね♪」 |
おひおひ。。。 そりゃないぜ、セニョール!┐(´Д`;)┌
って感じ?
確かに決定打はあまり見受けられなかったけれど、常に先手を取っていたのはチャンプ側。
挑戦者はドローではタイトル奪取はならないとはいえ、コンな判定がまかり
通るようでは 興行自体が盛り下がってしまう ぞ!
そして3人目のジャッジが下した判定は、、、 「49−47、赤 石井」
石 「広島広いぞ宏樹君♪」 (↑意味無し、、、) |
ほらね!(´▽`)
ドロー判定なんてつけた人、顔洗って出直してきなさい!
会場の盛り上がりに水をさすような判定があったものの、振り返ってみれば必ずしも
一方が押切っている試合ではなかったのも確か。
会場の自称評論家曰く、「石井はオールマイティーですからね〜」。
この人、なかなかいいこと言ってるんですよ。
『オールマイティー = 決定力不足』
この課題をチャンプが克服してくれない限り、打倒ムエタイはもとより
国内での評価も上がりきらない。
チャンピオン故に背負う大きな期待、答えを導き出すのは容易ではない。
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