BULLET


   第1試合 / フェザー級 / 3分3R               ※ 画像をクリックすると拡大できます
- 村山 良和 vs 瀬尾 博幸 -
日本 / はまっこムエタイジム 日本 / TEAM-1

はまっこムエタイ

 今日の後楽園ホールのチケットは、全席 余り有り(試合開始前)。    ダフ屋も、 チケットを入手出来ていないようで必死に余りを求めてくる。
 この辺が アベレージな興行をする全日本キック と、 固め打ちの新日本キック との違いなのかな〜、 などと考えつつ 珍しくチケット売り場で正規の金額を 払ってチケットを買う クマ(笑)

りとるまさと

 第一試合 開始時の指定席の入りは 2割足らず
 さすがにちょっと少なすぎ?とも思ったけれど、後日情報によると ファイナルで北側の雛壇席に陣取っていた新田 軍団がこの時、実は新田チャンプの遅刻(?)のために 置きチケットが入手できず、第一試合までに場内に入れなかった らしい・・・というのも影響しているようだ(^_^;)

ムエタイらしいミドル



 <Round.1>
 村山は所属ジムの名前の通り、ムエタイチックな出で立ちで登場。    対する瀬尾はちょっぴりビジュアルが魔裟斗風。    これは単に似ているというだけでなく、本人も意識しているようだ(笑)

 試合開始早々、両者共に激しく打ち合う。
 瀬尾は やっぱり 魔裟斗スタイルを意識してか パンチ中心。   右のローもなかなか強力で期待が持てる。

マサトらしい跳びつき...
ん?  跳びつき?!

 一方の村山も左右のミドルを基調に、パンチ・膝をバランスよく繰り出す。

 実はこの試合、両者共にデビュー戦 なのだが、 なかなかどうして お互いの持ち味を 良く出しつつも、非常にアグレッシブな展開を繰り広げてくれる ので、 初めはパンフ朗読タイムだった場内も、徐々にヒートアップしてくる。


 <Round.2>

リーチの差は如何ともし難く

 村山172cm、瀬尾164cm。
 この身長差が徐々に瀬尾を苦しめていく。
 いや、1Rで距離感を掴んだ村山がリーチの差を上手く戦術に活かしていると言うべきか。
 中間距離でのミドル、接近戦での首相撲が効果的に作用し、瀬尾が押され気味になる。
 それを打開するためか、ここで瀬尾が正面から村山に 飛び付く という奇行に走る!
 瀬尾の狙いはフロントチョーク・スリーパーか?  三角絞めか??

おかげで男前も台無しです

 しかしあっさりと村山に振り解かれ、瀬尾の目論見は場内の笑いを取るだけに終わる(^_^;)


 <Round.3>
 瀬尾はリーチだけでなく力負けもする場面が目立ち始める。    途中、村山の右ストレートを貰らい完全に右目が腫れ上がってしまい、 顔も試合前と比べスッカリ変わってしまった が(汗)それでも攻撃を返していく。
 だが、プロ1戦目とは思えない村山の完成度の高さが決定打を許さず、試合終了。

やっぱムエタイでしょ



 <JUDGEMENT>
 30-29、30-28、30-30の2-0で村山の勝利。
 試合を諦めない瀬尾の踏ん張りが決定打を許さなかったためか、ドローを付けたジャッジが 一人いたけれど、試合そのものは全てのラウンドを通して優勢に進めていた村山の完勝!( ̄ω ̄)┛   でも二人とも今後が楽しみな選手でしたよ♪

村山 良和 3R JUDGE
2-0
瀬尾 博幸 ×
日本 / はまっこムエタイジム 日本 / TEAM-1

Kick Reportに戻る       トップに戻る