BULLET


   第2試合 / フェザー級 / 3分3R               ※ 画像をクリックすると拡大できます
- 栗原 毅 vs 清水 英樹 -
日本 / 作真会館 日本 / 月心会

こりゃ、ご丁寧にど〜も

 試合前から両陣営のセコンド同士が深々と挨拶をするなど、 一見礼儀正しいそう な雰囲気を漂わせる双方。    だがそんな 前フリ(?)に 騙されてはいけない。   ゴングの鳴る前から勝負の駆け引きは始まっているのだから。


 <Round.1>
 赤のグローブの栗原が上手く立ち回る。

リーチ差を活かした左ジャブ

 相手の出端を挫くようにローキックで相手を転ばせながら、リーチの長さを活かした ジャブで主導権を握る。
 対する清水は距離を詰めようと強引に近づく。
 首相撲では不利とみたか、組み付いたらすかさず栗原を投げる(笑)     投げる ⇒ 掴む ⇒ 投げる ⇒・・・     このラウンドだけで 計8回 も両者、 もしくは一方がマットに転がる。     ちょっと転がりすぎ?


 <Round.2>

2R、グラつく清水

 1Rでは栗原のアウトボクシングに苦戦した清水だが、執拗な ミドルキックの掴み投げ首相撲からの体落とし が効いたのか、 次第にリズムを掴み始める。    だがリーチの差ゆえに、どうしても前に出なければならない清水は、 栗原の離れ際に放つ左フックをもらってしまい、大きくグラついてしまう。
 一瞬ヒヤリとするシーンだったが、その後もせっせと栗原を投げつけて難を逃れる(^_^;)
 結局このラウンドでの転がりは 計5回

3R、反撃のバックスピン



 <Round.3>
 最終ラウンドに入ってから両者の投げ合い 掴み合いは更に激しさを増す(笑)
 殆ど シュートボクシング状態 と化したドロドロの試合展開 に、重い腰のレフェリーもようやく両者に注意を与え、 グローブを合わせさせる。

マットにゴロリン 22回

 だが時すでに遅く、結局一度もダウンの無かった試合なのに一方、もしくは 双方がマットに這った回数は 通算22回 を記録してしまうことになる  o=(´。`)


 <JUDGEMENT>
 この荒れた展開にどのような採点をつけるのか、ジャッジも難しいところ。
 1Rは栗原が、2R・3Rは清水がそれぞれやや優勢に進めていたが、 唯一決定打らしきものとなったのは2Rの栗原の左フック。

キックルールで やりたまへ

 勝負論では清水だが、採点で栗原の負けはなさげ?

 そしてアナウンスされた各ジャッジの採点は以下の通り。
 29-30、30-29、30-30

 採点も三者三様に割れ、ドロー。    結局、こういうドロドロの展開になってしまっては、 プロの目でも優劣の判断ができない ということでした ヽ(´ω`)ノ

栗原 毅 3R JUDGE
1-1
清水 英樹
日本 / 作真会館 日本 / 月心会

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