BULLET


   舌戦 / 62.5kg契約                    ※ 画像をクリックすると拡大できます
- 小林 聡 vs 金沢 久幸 -
日本 / 藤原ジム 日本 / Team-1

どもっ

 セミファイナルに先立って、年始興行となる次回1月4日後楽園大会で行われる 300万円プライスマッチ に出場する 小林・金沢両選手の舌戦が繰り広げられた。

 先にリングに上がったのは小林。
 不器用にお辞儀をするあたりが、彼らしくてグッド(死語)

 続いて金沢が颯爽と登場。
 軽やかに階段を駆け上ってきたかと思うと、シャルウィーダンス宜しく クルクルと回りながら会場に手を振って答える。

ど〜も〜〜♪


 登場の仕方からして、既に 対照的な二人 が よく演出されている ( ̄ω ̄)b    もしかしてドラマにも出演した 事のあるらしい石●のコネで脚本家を呼んでたり?

 そして口火は先にマイクを渡された金沢から切られた。


 「小林選手は強いです!  強過ぎます!!」

 ライト級頂上決戦を前に、冒頭から相手を持ち上げる金沢。    この男、ツカミ というものを知っている(笑)


 「だいたいの人が、関係者を含めて、 金沢が負けるんじゃないかと、多分思われていると思います」

 引き続き、自分を卑下する金沢。
 ぶっきらぼうな小林と対比して、『優等生』と言われる事の多い彼だが、 もしかしたら 『リスク広告』 の理論を 意図的に用いているのだろうか。    だとしたら、彼は相当の食わせ者だ。 ※ リスク広告: 物事のマイナス面を事前に示しておく事で、信頼感を得る手法


 「しかし、これはデンジャーTシャツです」

しかし、これは
デンジャーTシャツです


 前置きでマイナス面を上げておいてから、プラス面へと展開していくという 発言方法自体は珍しくないが、まさかそのキーワードに デンジャーTシャツ を持ってくるとは、、、(^_^;)    しかも、会場の笑いもしっかりと取っている。
 金沢恐るべし!!


 「このデンジャーTシャツがあれば、 負けると思われている試合を勝つことができるでしょう」

 え?   デ●ジャー高山って 11戦して1勝 の選手でしょ??
 『厄除け』ならぬ、『厄寄せ』にならなければ いいけれど(汗)
 まあ年が明けたら効果の程がハッキリするけどね!(⌒ω⌒)


 「入り口前にて好評発売中です」

 こう言って、マイクを司会者に返す金沢。   むう、、、  オチつきかい(笑)

こりゃ金沢に一本
取られちまったい



 このオチで会場はすっかり金沢ペース。
 これに動揺したのか小林はマイクを渡されても、どもってしまう。    前哨戦(?)は金沢に軍配か?


 「ツマンナイ挨拶で、 喜んで頂いてありがとうござ います

 初っ端からペースを乱されてか、呂律が回らない小林。
 切り返しも、スムーズにはいかないらしい。


 金沢選手がボクの弱点を 見つけみたいなんで、毎日ビクビクして寝られません。  誰か助けてください」

 思いも寄らぬ小林の弱気な発言に、客席から笑い声が漏れる。


 「最高のファイトをする 金沢選手☆△●?〜*に宜しくお願い しまふにゃふにゃ...

 締めの言葉も、結局カミカミで何を言っているのか不明瞭に終わってしまった小林、 どうやらこの 舌戦は金沢の判定勝ち のようだ( ̄ω ̄)






 後日、小林の語ったところによると、「デンジャーTシャツの宣伝なんかして、 オレにどうしろというんですか!」と、彼は金沢のパフォーマンスに怒っていたらしい。
 しかし小林が金沢の舌戦で激怒したということは、既に野良犬が狩人の術中に ハマってしまっていると言える。
 宮本武蔵に言わせれば、「小林(小次郎) 、破れたり」てな具合だろうか。

 それともう一つ、金沢の見つけた小林の弱点とは一体なんなのであろうか?
 単なる金沢の心理作戦に過ぎないかもしれないが、 きっく入門的にズバリ!大胆予想してみよう( ̄ω ̄)

 それは、、、
 『小林の弱点はボディーブローにあり』

 ナゼ??  と思った読者も多いだろうが、筆者は 小林のマイクパフォーマンス中、語尾が小さくなり最後まで呼吸がもたなかった 事に注目しているのだ。
 最後まで一息で喋れないのは、 腹筋が弱っている 証拠!

 もし来年、小林がボディーでダウンしたら、筆者の鋭い洞察力に対する惜しみない 絶賛 のメールと書き込みをお願いします( ̄ω ̄)
 もしボディーが全く効いていない様なら、単なるネタ だと思って記憶がら即刻ディレートしてください(笑)

 2002年の幕開けとなる、ライト級頂上決戦の結論は如何に―――


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