むぎゅっ |
先にリングアナに名前をコールされたのは大宮司。
いつものようにヒップホップな入場曲が流れる。
と、そこに ツルッパゲ の大宮司が登場!
髪、切っちゃったの?? それに野球のユニフォームみたいな服も着てるし、、、
これってもしかしたら「高校球児のような朴訥とした風貌で戦う修行僧の異名を取る」
(バウレビ引用)
前田に対するアテツケなのかも( ̄ω ̄)
それよりも四方にお辞儀をする時に、その都度 右手を股間に
押し付ける 動作の方が筆者的には気になったんですけどね(笑)
ボクは揉んだりしませんよ |
続いて、その "戦う修行僧" こと 前田の登場。
しかし、頭を丸めてこの試合に臨んできた大宮司の方が、風貌も気迫も
ずっと修行僧っぽく見える。
どうやらこの試合、『修行僧対決』 の
意味合いもあるようだ。 修行僧の名を襲名するのはどっちだ?!
<Round.1>
ポクポクポク...(木魚音) |
ゴングと同時に前田が突進、左の前蹴りを放っていく。
この辺りは、セコンドについている小林のテーパリット戦(9/7)を彷彿させる。
前田はとにかく力一杯蹴り込み、手を出した後バランスを崩すほどフックを振り回す。
並の相手ならばこの前田のラッシングファイトに屈する所だが、大宮司も
左ミドルと右ローを中心に的確に返していく。
<Round.2>
後のことを考えずに、力一杯打ちける前田のパンチが大宮司にヒットし始める。
叩くなら木魚より人ですよネ |
湧き上がる歓声の中、接近戦での打ち合いの最中に
大宮司の腰がガクッと落ち 会場は更にヒートアップ!
このシーン、よく見ると大宮司が足を滑らせただけなのだけれど、一瞬のこと、
それも会場も盛り上がったため、彼にとっては採点の時に不利になる可能性が高い。
この後も大宮司をコーナーに追い詰めてラッシュをかけるシーンもあったが、
ここで前田は失速。 逆に大宮司のパンチに合わせたテンカオを何度も貰い、
反対側のコーナーまで押し込まれる(^_^;)
本家修行僧、早くも ガス欠 のようです(´ω`)
進君のテンカオも冴えてます |
<Round.3>
最初のインターバルでは、リングサイドの席についたままだった魔裟斗が、
3Rに入る前のインターバルではエプロンに上がって大宮司にアドバイスを送る。
その姿を発見した女性客の中には「あ、マー君だぁ
ゥ」と、いたく感銘している
人も若干名。 そもそも「マー君」って、、、
チミは魔裟斗の女かね?( ̄ω ̄)
この魔裟斗のゲキが効いたのか、3Rからは完全に大宮司ペース。
3Rからは進君ペース |
というより、正確には前田の スタミナ切れ
なんですけどね(^-^;) 単発に終わる前田の攻撃に対し、大宮司は深追いはしないものの、
強烈な左ミドルを何度も叩き込み、時折 上下に打ち分けてみせるなど、心憎いほどの冷静な試合運び。
前田応援団(主に女性)が押されている前田に対して前田コールを送ると、それに応えるかの
ようにたまに 連打を放つ姿がナンともイジらしい(笑)
<Round.4>
魔「フックはこうだよ」 |
大宮司はこのラウンドから右ボディも使い始める。
今まで多用してきた左ミドル、右ローと併用して放つため、これが面白いように決まる。
ここで大宮司が上手いのは、彼も相当スタミナを消耗しているハズなのに、
肩で上手くフェイントをかけてタイミングよく技を放ってクリーンヒットさせている点。
手数そのものは前田と大差ないはずなのに、終始大宮司が攻めているように見えるのだ。
前田は相変わらず力を振り絞って技を出してゆくだけだが、大宮司はヒット&アウェーも
織り交ぜ、ポイントを奪いつつスタミナを温存してラウンドをやり過ごす。
小「元気があれば逆転できる」 |
<Round.5>
ラウンド開始から、今度は大宮司応援団(主に男性)がダイグーコールを始める。
前田応援団は、悲鳴の連続。 そうそう、最初からずっと気になってたんだけど、
前田応援団の一人(女性)、会場でかなり目立ってましたよ(−_−;)
前田が攻撃したり、相手から攻撃を受けたりするたびに
「ヒアーーーーーッ!」って声をあげなくても。。。
大宮司のラッシュを受けた日にゃア、
「ヒアっ、ヒアっ、ヒアっ、ヒアーーーーーっ!」
ですよ(´ω`;)
筆者の前の席に座っていた客も、「ここは上野
動物園か!!」と怒って、、、いえ、苦笑してました(^-^;)
多分、この日一日で100回以上「ヒアー」って
言ってたんだろうな、、、
ヌアトラニーさんも一緒にパチリ |
<JUDGEMENT>
3人のジャッジの採点は
50−47(石川)、
49−49(矢島)、
49−48(鈴木)と
かなりの差が出るも、大宮司の2−0の判定勝ち。
観客の目からすると1Rドロー、2R前田(大宮司のスリップも印象悪しと判断)、
3R大宮司、4R大宮司、5Rドローで、 49−48というのが妥当だと思います。
でもあの2Rのやりとりを会場の反応に左右されずに、大宮司の単なるスリップと厳密に
採点するなら、やはり2Rも大宮司。
うーむ、50−47をつけた名奉行・石川、恐るべし。。。
あ、そうそう。 大宮司サイドには 中迫 や
宮本 もいたらしいですよ。 全然気付かなかったけど(笑)
それから魔裟斗が薄暗い暗い会場の中でずっとサングラスを外さなかったのは、どうも前日に
行われたK-1 WORLD GPのスーパーファイトで顔を腫らしたためのようです。。。(^_^;)
別に格闘家だから隠さんでもエーやん(笑)
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