アクビが出るぜ |
第2試合のバンタム級3回戦は、両選手共にプロデビュー戦。
激励賞をそんなトコに、、、 |
とは言え、赤コーナーの藤原は2000年度 全日本 学生キック・バンタム級
王者の肩書きを引っ提げての参戦。
実績のない佐手では荷の重い相手か。
そして注目の藤原の実力は、初めてのプロのリングで遺憾なく
発揮されることに―――
1R、右ストレート一閃! |
<Round.1>
パンチとミドルキックを中心にスピーディーな動きで攻め立てる藤原は、
164cmと小柄ながら 組まれても力のある所をみせ、佐手にリードを許さない。
そして開始から1分30秒、一瞬の隙も見逃さない藤原は
右ストレート
を叩き込んで、早くもこの試合最初のダウンを奪う Σ(゚ω゚*)
鮮やかなダウンシーンに度肝を抜かれる会場を尻目に、
この後も藤原は何度もローキックで佐手を転ばせ、格の違いを見せつける。
2R、パンチの連打で |
<Round.2>
ローキックと前蹴りを巧みに織り交ぜつつミドルキックを中心に
試合を組み立てながら好機を窺う藤原は、ラウンド中盤に一気呵成。
2度のダウンを奪うと |
パンチの連打でラッシュを仕掛け
左ショートアッパー
でダウンを奪うと、立ち上がる佐手を再び強襲。
組み付いて難を逃れようとする佐手は、藤原に強引に振り解かれ
パンチの連打
を浴び、続け様のダウンを奪われる。
トドメは膝で |
この時点で既に佐手は危険な状態にあり、リングサイドからも
「(試合を)
止めろ!止めろ!」 と言う声が上がるも、三度試合は続行。
もはや戦闘不能に陥っている佐手を、しかし手
(足?)
を緩める事なく蹴り続けた藤原が、2002年キックボクシング最初のKO勝利を
手中に収めるのに、大した時間はかかりませんでした、、、
いやあ、それにしても藤原選手は強い!(^ω^)
大器の片鱗はプロ初戦から |
間違いなく今後の全日本キックバンタム級のトップ争いに加わってくる
大型新人
が出現した瞬間と言って良いでしょう。
この試合から僅か10ヶ月で6戦5勝(3KO)1分の好成績を収めた
藤原選手の今後は 要チェキ
です ( ̄ω ̄)b
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