KICK MIND


 第8試合 / 62.5kg契約 / 300万円プライズマッチ / 3分 5R ※ 画像をクリックすると拡大できます
- 小林 聡 vs 金沢 久幸 -
日本 / 藤原ジム 日本 / Team-1

小林君の弱点を知りたいかい

 2002年キック初め のメインイベントは お年玉争奪バトル!    そりゃ、300万円 貰えるんなら、 正月でも ダイエット 減量出来るってモンです(´ω`)

 そしてその筆者の●●倍ものお年玉を貰う前に (←筆者はまだお年玉を貰ってたりします ´ω`;) 両選手にポチ袋、、、もとい 激励賞が贈られる。   その数、金沢2に対し小林18。
 既に小手調べの段階で小林の圧勝か??

二度と俺に付き纏うなよ金沢


 しかし激励賞で差をつけられた金沢もタダでは済まさない。    今度は花束の数で小林を圧倒。   金沢は3つも貰ったのに、 小林は一つも花束を貰えない!
 全日本キックの、、、    いや、キック界の エース がこんな扱いでいいのか?!
 でも小林自身が花より団子(激励賞)な人なら、 それでいいのかもしれない(¥ω¥)

 ここまでの小手調べは五分と五分。

ライト級頂上決戦

 だが年末の舌戦で苦戦した小林、 所属の藤原会長にまで「7−3で 金沢有利」 と言われ、やはりここまでは金沢が一歩リードと いったところか( ̄ω ̄)

 2年ぶりに拳を交えようという両雄に 「小林ー!」「金沢ー!」 と沢山の声援が送られるが、それに負けず劣らず 「中村ー!」 と を飛ばす人も(約3名)。   やはりレフェリーも 3人目の ファイターということなのだろうか。。。

1Rから冴えまくるバックブロー


<Round.1>
 まずはお互いに相手の出方を見ながら、技を当てていく。    そして1分を過ぎた頃、金沢がサイドステップで右方向へ移動すると見せかけての バックハンドブロー を放つ。    これは小林の顔面をかすめただけに終わったが、その華麗な動きに場内からは 溜息が漏れる。   小林もパンチとローを軸に前へ出ようとするが、死角から放たれる 金沢のバックハンドブローに手を焼き、距離を詰め切れない。

2R、この左フックで、、、



<Round.2>
 2Rに入っても金沢のバックハンドブローは冴えを見せる。    だが、小林の バックスピンキック をボディーに貰い、一瞬動きが止まる。   そして追い討ちをかける小林の 左ボディー に顔を歪める金沢。    それを小林が見過ごす訳も無く、得意のボディーの連打を打ち込む。    金沢危うし?!   しかし、それでもバックハンドブローという切り札を持つ金沢、 巧みに小林の死角からこれを放ち、追撃を断つ。

金沢からダウンを奪う!

 途中、小林の膝が金沢のお 年玉に直撃する アクシデントもあり、いよいよ追い込まれる金沢。
 執拗な小林のボディーの連打に、金沢のバックハンドブローの切れも落ち、見切られ始める。    そしてラウンドも残すところあと20秒という所で 小林の 左フックが金沢のテンプルを揺らす!   ここで金沢はあっさりダウン。    カウント8で立ち上がるが、どちらかと言えばボディーの方が効いている様子だ。    しかしここはゴングに救われる。

飛びます、飛びます



<Round.3>
 試合開始のブザーが鳴ってもなかなか金沢陣営はセコンドアウトしない。    これもダメージ回復のための時間稼ぎなかもしれない。
 前のラウンドのダメージを引き摺りつつも、金沢は果敢に 飛び二段蹴り を出して不意を突こうとするが、 これはあっさり小林に掴まれて投げ飛ばされてしまう(^-^;)

おっと、足が滑っちまったぃ

 ところがこの直後、更なる危機が金沢を襲う!
 なんと 小林が足を滑らせたフ リをしてさり気なく金沢の顔に膝を落とした のだ!(゜◇゜)
 さすがにこの小林の行為はサミー中村に気付かれ、注意1を受ける(^_^;)     反則に甘い全日本にしては珍しい光景だネ!( ̄ー ̄)

<Round.4>

きいてないよ〜

 ダメージから持ち直したのか、金沢の動きにキレが戻り始める。    ガードの高い小林のボディーを狙いつつ、バックハンドブローを放つ。    だが、同じ技を何発も喰らう小林ではない。    キッチリとガードして 効いてないよポーズ を取り、会場を驚かせる。   確かに、金沢のバックハンドブローを受けてそんな 挑発が出来るのは小林しかいまい( ̄ω ̄)


<Round.5>

きっく入門が指摘した通りの
ボディー狙い?(笑)

 既にダウンを奪われ後の無い金沢は、何とか劣勢を挽回しようと手数を増やすが、 小林のボディーの連打に苦しめらる
 金沢が前に出ようとすればバックスピン、そして中間距離でもフックを決められ万事休す。
 確実にポイントをリードしている小林は無理に攻め込もうとはせず、 終盤は流し気味に試合を進めた。


<JUDGEMENT>
 各ジャッジの採点はご覧の通り。(格闘技通信No.295)
  宮下 山中 石川
小林 金沢 小林 金沢 小林 金沢
10 10 10 10 10 10
10 10 10
10 10 10 10 10 10
10 10 10 10 10 10
10 10 10 10
10 47 10 47 10 48

新年早々この内容でスマンね


300万も貰ってホンとスンマソン

 勝利した小林は試合内容への不満の表れか、トロフィーを貰っても、300万円 (の目録) を貰っても、終始 笑顔無し。

 マイクを握っても初めに出てきた言葉は、「う〜〜ん、、、   まあ、あんまり、、、   試合やった後に謝るのもねぇ。。。」 と、反省の言葉が口をつく。

 しかし 小林が攻め切れなかったのも、それは 金沢の力量が高かったから にホカならない。
 セミに行われたライト級王座決定戦の方が、確かに盛り上がりを見せたのかもしれないが、 メインとして行われたこの試合の方が遥かに レベルが高かった 事をお忘れなく(^ω^)ノ

「借金返したら、残りは
TEAM-1に募金ようかねぇ」


 それから、、、
 「期待ハズレ度80%」などと書きたてた ゴ●グ格闘技 よ、 勝手に期待しといて、自分の煽った記事通りの試合展開にならなかった責任を 選手に押し付けるな!!
 どんなに取り繕った所で 「金沢の力を高く評価しておいて、 その金沢を小林がKOするという演出で、よりエキサイティングな記事を書こう」 としているのがミエミエ。
 その程度の浅知恵を働かせたところで、ライターの腐った ジャーナリズム臭 を隠し切れていないんだから、お里が知れるってモンです。
 抗議の意味も込めて ゴ●格なんて、これからずっと立ち読みしてやる!!   ← やっぱり読む事は読むのね(笑)

小林 聡 5R JUDGE
3-0
金沢 久幸 ×
日本 / 藤原ジム 日本 / Team-1

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