1R、趙 「一休み一休み♪」 |
小野寺力との熱戦(2001/7/28)以降、タイ人相手にドロー(10/28)と判定負け(12/9)と、
やや 消化不良 の試合が続いた
日本フェザー級王者の小出。
今回の対戦相手は韓国フェザー級1位の趙(30戦18勝12敗7KO 31歳)。
小出は自分よりも試合経験豊富のベテランを相手にすることになったが、
ここはキッチリと勝って王者の威厳を保ちたいところ。
2R、趙のローでコケる小出 |
<Round.1>
趙の動きが鈍い。 時折ショボいローキックとトロいハイキックを見舞っていくが、
何の効果も見られない。
対する小出も攻撃が単発で、ボディーブローをクリーンヒットさせる音が
静まり返った会場 に虚しく響き渡る。
試合開始1分も経たないのに、前列の客席からは
「5Rやるんじゃないんですか」 などという
ドライな意見 早くも出始める(´ω`)
3R、得意のパンチも、、、 |
<Round.2>
とにかく趙の動きが鈍い。
というよりこの韓国人、ワンツーすらままならない。
そんな相手に珍しく ローキックを多用
する小出。 自慢のパンチを使うまでもないということなのかな?
しかし、逆にいいローを貰って転ばされてしまう小出(´ω`)
これで目が覚めたのか小出が攻撃を畳み掛けて
ほぼ試合を決めてしまう が、フィニッシュにまで持ち込むことができない。
4R、ローを放つも、、、 |
<Round.3>
小出はこのラウンドでケリをつけようと、今まで多用していた蹴りを抑えてパンチで攻撃を
まとめようとする。 しかし相手を防戦一方に追いやりながらも、ダウンの一つも奪える気配が
ないという もどかしい展開 に。
<Round.4>
5R、恒例のお尻も、、、 |
速攻をやめ、再びローを多用し始める小出。
どうやら初回に前列の客が言っていた 予言が的中
したらしい( ̄ω ̄) そして最終回へ。。。
<Round.5>
ジャブすらまともに打てない韓国人を相手にフィニッシュブローを叩き込めない小出。
結局ツメの甘さを露呈したままゴングを迎えることになる。
勝っても渋い、この表情 |
<JUDGEMENT>
各ジャッジの採点は50−45、50−45、50−47と圧勝にも関わらず、
渋い表情を見せる小出。
それはこの格下相手の試合で、判定まで持っていかれた事への
自己採点 がキチンと出来ている事の表れでもある。
この試合で学んだ事を来る防衛戦で生かしてくれる事を期待したい。
|
|