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   第6試合 / ウェルター級 / 5回戦            ※ 画像をクリックすると拡大できます
- 寺岡 義洋 vs 金 珍祐 -
日本 / 藤本ジム 韓国

今年のW杯は日韓共催です

 今大会のセミファイナル第二試合に予定されていた『松本哉朗 vs 金』戦は、 松本の欠場 のため同門の寺岡が代役を努める事に。


<Round.1>
 金との体格差がかなりあるために、小柄な寺岡はチョイとやり辛そう。
 お互いの距離感に違いがあるせいか、暫くは中間距離での間合いの測り合いに。

決勝戦は日本でやります


 終盤、両者のミドルキックが交錯した際、 に寺岡の蹴り足が当たり、レフェリーが金の 背中をポンポンしてあげる シーンも(*-_-*)


<Round.2>
 長身の金の距離の外で巧みに技をかわして応撃していく寺岡。    でも『ウマさ』は目立つけれど、さほど 相手に『ダメージ』を与えている訳でもなさそう・・・

でも開幕戦は韓国なんですよ

 会場の一角では、早くも 長期戦を覚悟した観客達がトイレに向かい始める (^_^;)


<Round.3>
 お互いに手数が減り始め、いつの間にかリング上よりも会場のざわめき (雑談) の方が、 ボリュームが大きくなっていました、、、


<Round.4>

グループHは楽そうでいいナ

 静かな試合運びが続く第4ラウンド、途中またしても両者のミドルキックが 交錯した時に に寺岡の蹴り足が当たり、レフェリーが背中をポンポンするハメに。

 体格差がある分、どうしても金の蹴り足よりも低い軌道で出される 寺岡の蹴り足が、相手の股間に当たる仕組みになっているようです(´ω`;)


<Round.5>
 終始地味な展開 が繰り広げられたために、「早送りボタン 押したくなるよな〜」 などという 不謹慎な発言 をする観客も出始める。

だからKOしてもいいよね


 しかし!   キックの神様はこんな末席の不祥事(?)すらも 決して見逃しはしなかったのです!!
 
 この観客の発言の10秒後、それは起こりました。

 左ハイキック を繰り出した金は、空振りしたその遠心力を利用して 右バックブローを放ち、 その 肘が寺岡の顔面を直撃!
 「メキィッ!」 という鈍い衝撃音を残してマットに崩れ落ちる寺岡。

ほら、開幕はすぐソコだよ♪


 雑談に花を咲かせていた観客、試合に飽きてパンフを読み始めていた 観客は、リング上で起こったこのKO劇を見逃してしまい、 「わ〜〜〜、なにナニなにナニ ???」 と慌てるも、時既に遅し(´ー`;)

 試合中にリングから目を離すという愚行を犯した観客は、せっかく20分も この試合に付き合っていたのに、肝心のKOシーンは見逃すハメに。。。
 キックの神様の下した罰は、とても残酷なモノでした(´ω`;)

× 寺岡 義洋 5R 1'41" KO
右バックブロー
金 珍祐
日本 / 藤本ジム 韓国

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