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   第8試合 / ウェルター級 / 5回戦            ※ 画像をクリックすると拡大できます
- 北沢 勝 vs 鷹山 真吾 -
日本 / 目黒ジム 日本 / 尚武会

鷹山参上

 1月に行われた後楽園大会では、それぞれ熱戦を繰り広げた両選手の対決。

 青コーナーの鷹山は桜も咲き始めるこの季節、 白い特攻服 がよく似合う(^_^;)    庵谷戦で浴びたスポットライトの名残か、 『泰人上等』 の文字も、今日は一際輝いて見える(笑)

「おっと帽子が・・・」

 赤コーナーの北沢は日本ウェルター級王者のベルトを巻いてから今日が最初の 試合。   1月のタイトルマッチの時と同様、スパニッシュ系の音楽に乗って 登場する。   前回の試合の時にも気になったていたのだが、やはり北沢の 帽子はかなり邪魔 のようで、今回のリングインの際にはウッカリ落っことしてしまう(´ω`;) そんなチョンボも照れ笑いでごまかす王者の 笑顔はちょっぴりキュート♪


カメラマンも萌えるヒトコマ

 そんな新王者をリング中央で先に待ち受ける鷹山は 腕組みをして新王者を挑発、 しかし北沢も真っ向からこれを受けて立ち、 二の腕を振り翳して王者の威厳 (?) を示す (^_^;)二人ともプロだな〜(笑)

 このパフォーマンスにはホールのお客も大喜び!
 場内のボルテージは否が応でも高まっていった。

大振りの目立つ今日の鷹山



<Round.1>
 今日の鷹山はいつになく動きが悪い。
 スピードもパワーも感じられず、パンチも大振り。
 悠然と構える北沢に対し、初回は鷹山のロープを背負う姿ばかりが目につく。


<Round.2>

新王者の動きはマズマズ

 鷹山はようやくエンジンがかかってきたのか、 何度かパンチをクリーンヒットさせて持ち直しを見せるが、 北沢もローとミドルを中心にポイントを挽回する。


<Round.3>
 鷹山が少しローを気にしだしたのを見越してか、北沢は右ローを 中心にたたみ掛ける。
 しかし単調なローの隙を突かれ、パンチの応酬に合い、再び混戦模様に。

ハイキックには・・・



<Round.4>
 終盤に差し掛かり相手の攻撃を見切ったのか、 北沢のカウンターが冴えを見せ始め、コンビネーションや飛び込んでの ストレートなども効果的に決まるようになる。


<Round.5>
 試合の主導権を掌握した北沢はパンチの得意な鷹山と 真っ向から打ち合っても一枚上手にいく。

ハイキックで応酬!

 更にハイキックを見舞い強烈な打撃音を会場に響かせるが ここは鷹山も意地を見せハイキックで応酬するシーンも。


<JUDGEMENT>
 今の新日本キックは、先に判定の結果を告知して、 その後にジャッジの採点の内訳を告げるという形を取っているが、 試合後にアナウンスされた判定の結果は、場内の動揺を誘う事となった。
 『採点の結果を発表致します・・・   ドロー

ひしっ

 この採点の結果には 『え゛ー』、 『うそー』、『そりゃねーだろー』 と納得のいかない事を 顕にする声が次々と上がる。

 この試合のセコンドについていた 小野寺力がHPで吐露 していた言葉が、この試合の顛末を物語っていた。。。

北沢 勝 5R JUDGE
1-0
鷹山 真吾
日本 / 目黒ジム 日本 / 尚武会

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