帽子がズレそ・・・ |
1月に日本ウェルター級王座に就いた北沢は、3月にランカーの鷹山と対戦し
ドローに終わっている。
そして今日迎える相手は2000年10月28日に2R KO負けを喫している頼信。
返り討ちにしてもうたる |
王者の威厳を守るためにも、ここは是が非でも勝ち星を挙げておきたいところ。
対する頼信も、兄・克盛の巻いていたベルトを奪った男を
倒すチャンスを得たともいえ、マサル vs ジャッカル戦に続く注目の再戦となった。
<Round.1>
試合は拮抗 |
北沢はリーチで劣るものの、常に先手をとって攻撃を出し、
自分のペースで試合を展開。
頼信も体格差を活かして左ジャブを何度もクリーンヒットさせ、
ポイントでは譲らない。
<Round.2>
上背のある頼信が首相撲に持ち込もうとするが、
北沢も巧みに肘を放ち、簡単には組ませない。
噂のひろみチャン |
そうそう、試合とは直接関係ないんですけど、この試合に出てた
ラウンドガールさん、紹介のアナウンスによると、右の写真の
ひろみチャンは「とある地方テレビ局の
キャスター」 をしているそうです。
おたくのキャスター、こんなトコで
水着着てバイトしてますけど、ええんですか?
とある地方局さんや( ̄ω ̄)
<Round.3>
ブレイク後の肘で・・・ |
手数が多く、頼信の顔を赤く腫れ上がらせた北沢が見栄えの良い試合をみせる。
しかし頼信も地道に首相撲からの膝を北沢のボディへ打ち続け、
拮抗した試合を続ける。
<Round.4>
執拗に首相撲を仕掛ける頼信の攻撃が徐々に功を奏し始める。
ドクターストップ! |
微差ではあるものの、中盤までは北沢がやや優勢であった試合の
流れが変わりつつあるようにも・・・
<Round.5>
最終ラウンドに入り、ラッシュをかけようとする北沢を
再び首相撲に引きずり込む頼信。
ここで 一旦レフェリーがブレイクを
かけて割って入ったその最中、頼信の左肘が北沢の
顔面をカット!
「おまんのせいじゃ なかと」 |
リングコーナーに駆け上がる
ドクターは北沢の傷を一目見てすぐに両手を振って続行不能をレフェリーに進言
、規定によりここまでの採点結果(1〜4R)で判定することに。
<Decision>
3人のジャッジはいずれも 40-38,40-39,40-39で
北沢を支持。
「勘弁してつかぁさい」 |
不本意な勝利にグローブを挙げる事を拒もうとする北沢だが、
それでも無理やりレフェリーが強引に両手でグイっと北沢の腕を持ち上げる(^_^;)
勝者へ送られるトロフィーや盾も受け取らず、さっさとリングを
降りてしまう北沢の後姿からは 無念さ
が漂ってくるようでした。。。
鷹山戦の引き分けに続き、頼信戦での不完全燃焼、新王者北沢の受難は続く。
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