紙テープに思わずウィービング(笑) |
実はこのカード、昨年の12/9にタイで一度行われており、
その時はトーンパンチャンが深津から勝ち星をゲット(ムエタイルール、5R判定)。
深津にとって今日はそのリベンジマッチでもあり、また地元開催&
キックルールであるということで、尚更負けられないという
プレッシャーが圧し掛かっている可能性も。
相手のコールにも、パチパチパチ |
<Round.1>
とても静かな立ち上がり、これは上記に挙げたプレッシャーから
くるものというよりは、『お互いどう試合を組み立てていくか思案中』
といった感じに見える。
ハイキックと思いきやローキック(笑) |
途中、左ローキックをスカされた深津がトーンパンチャンのハイが来ると
読んでしゃがんだら、実際にはローキックが飛んできてお尻の近くを直撃、思わず
苦笑する深津に会場もつられて笑いが起き、
妙に和やかなムード で1Rが終了(´ω`;)
これには王子も苦笑(*^ω^*) |
<Round.2>
マイペースにムエタイのリズムを続けるトーンパンチャンを前に、
深津はなかなか攻め入れない。
何度かパンチをクリーンヒットさせ会場を沸かせるものの、
ノラリクラリと前蹴りとミドルキックで距離を取るトーンパンチャンを相手に、
少々手を焼いているようにも。
<Round.3>
わんとぅーっ (2R) |
どうしても噛み合わない試合展開に何度も試合中に首をかしげる深津、
けれどこのラウンドではトーンパンチャンの
どてっ腹に強烈な左ミドルキック
をめり込ませ、攻撃をまとめるチャンスを得る。
深津が一気に攻勢に回るが、トーンパンチャンも巧みな首相撲捌きで
決定機を与えてくれない。
<Round.4>
サイドキーッ (3R) |
足の止まり始めた相手を仕留めようと猛攻をしかける深津、
逃げるトーンパンチャンの図式が繰り返される。
あまりにも攻めてこないトーンパンチャンに、深津は
「来いよ、来いよ」 と
手招きで相手を挑発
する一幕も。
<Round.5>
「来いやっ」 (4R) |
結局、最後まで仕留めきれはしなかったものの、全ラウンド通して
主導権を握り続けた深津が、危なげのない試合を披露し終了のゴングを迎える。
<Decision>
「勝者、赤コーナー深津」の声に、即座にレフェリーの腕を振り解き、
腕を挙げることを拒否する深津。
キックルールでは完勝であったものの、対戦相手からKOを奪えなかった事に
対して シビアな自己採点
をする深津には惜しみ無い拍手が送られる。
「放してっ」 |
そして最後に、採点の内訳がアナウンスされた―――
「ジャッジ珠川
50-48 赤 深津、
ジャッジ深瀬 50-50 ドロー、
ジャッジ稲田 50-47 赤 深津」
・・・・・・ (・ω・)
他の二人のジャッジの採点を見てもわかるとおり
最低でも50-48の試合
(深津が3Rと4Rを獲得)でした。
『差を見極める目』 を希望します。
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