CRUSH


    第7試合 / 日本・アメリカ国際戦 / サドンデスマッチ  ※ 画像をクリックすると拡大できます
- 安部 康博 vs スコット・ライティー -
日本 / 建武館 アメリカ / メジロ

シッ

 5/4に北沢タウンホールで行われたヘビー級王座決定トーナメントで優勝し、 第2代全日本ヘビー級チャンピオンとなった安部は、 戴冠後初の試合で早くも試練を迎える。。。


<Round.1>
 アメリカ生まれのスコットは、スローモーながらも メジロジムらしいコンビネーションを見せ、それなりの見せ場を作る。

 大型の外国人ファイターと比べ、細身の安部がパワーで劣るのは やむを得ないとしても、鈍重な動きの選手を相手に防戦に終始する というのはちょっと戴けない。

シィッ


 始めは新王者に好意的だった会場からも、 次第にスコットへ声援を送り始める観客が出始める(´ω`)


<Round.2>
 「シィッ!」「シィッ!」 と両者の口から吐かれる音が、打撃音よりも大きく会場に響き渡る。

 試合に飽き始めた客の中には、野次を飛ばす代わりに 「シィッ! シィッ!」口マネ(?)を し始める人も出る有様(^ω^;)

シィッッ



<Round.3>
 動きは遅いもののパワーだけでなくそれなりのテクニックを持ち合つ スコットが最後まで優勢に攻めて試合終了のゴングを迎える。


<Decision>
 「ジャッジ宮下 30−29、青、 ライティー
 外来の選手にポイントを付けた採点のアナウンスに、 マバラな拍手が起きるだけの場内。

ボク勝ッタヨ、マナートサン


 「ジャッジ野口 30−30、 ドロー
 このあからさまなホームジャッジのお陰で、会場は一転スコット贔屓に( ̄ω ̄)

 「ジャッジ石川 30−28、青、 ライティー
 最初のアナウンスの時には大したリアクションもなかった会場が、 今度は大きな歓声に沸く。

 判定に手心を加えたところで会場はそれを受け入れたりはしないという事を、 改めて観客自身が示した一幕でした(´ω`)

× 安部 康博 3R Decision
0-2
スコット・ライティー
日本 / 建武館 アメリカ / メジロ

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