CRUSH


   第9試合 / 72kg契約 / 3分5R             ※ 画像をクリックすると拡大できます
- 大野 崇 vs 清水 貴彦 -
日本 / BENEC 日本 / 超越塾

清水の方が白い・・・

 現在3連続ドローと やや不完全燃焼のキライにある清水は、ここで 大野という強敵を迎えることに。

 2度戦って勝ち星を上げられなかった新田から、2度のKO勝利を 奪っている大野は、清水にとって実質的に 格上 の相手。

 迎え撃つ大野も2月に小比類巻に惜敗、5月にはチャンプア・ ウィラサクレックに逆転1R KO負けと、やはり負けられない台所事情に 変わりなし。

メリ込んでます!Σ(゚ω゚)


 そしてリング上では二人のバックグラウンドを象徴するかのような 熱戦 が繰り広げられることに―――


<Round.1>
 軽いグローブタッチから始まったこの試合、先手を取ったのは清水。

 フェイントからの右ストレート をクリーンヒットさせ、一度間合いをおいてから再び 右ストレート を大野の顔面にめり込ませ (右上写真)、 立ち上がりから攻勢に回る。

接戦!!


 一瞬腰の落ちかけた 大野はテンカオと首相撲で清水の追撃を食い止め窮地を脱出、被害を最小限に留める。


<Round.2>
 リーチの長いミドルキックと接近戦での膝で清水の突進を押さえる大野に、 清水も蹴りを多用して対抗。

 中間距離での打ち合いが続き、試合は接戦の様相を呈し始める。

この左フックは



<Round.3>
 アグレッシブに攻め続ける清水を前に、圧され気味の大野。

 不用意に放ったテンカオの隙をつかれて清水の 左フックを顎に受けて転倒 、 すぐに立ち上がりダウンは免れるものの、大野が劣勢である観は否めない。

ダウンとは認められず(惜)



<Round.4>
 「攻める清水、ポイントを取り返しにかかる大野」という 構図が繰り広げられ、お互い実力の拮抗した者同士の接戦が続けられるが、 どうしても 大野が後手 に 回っているように見えてしまう。

 その点、スタミナを不安視する声もあった清水は、この試合で失速する事無く 終始攻撃の手を休めない所に成長の跡が見受けられた。

咆哮!



<Round.5>
 最終ラウンドに入っても常に前に出続ける清水に大野は反撃の糸口を 見つけられず、クリンチワークに終始せざるを得なくなる。

 大野の投げやサバ折に屈する事無く気合十分の清水は 「お゙おぉあぁーー!!」一吼え かまして突進ファイトを敢行、それに呼応するかのように 割れんばかりの大声援 が清水を後押し。

え、ドロー??


 清水が観客のハートを鷲掴み にした瞬間でした(*⌒ω⌒*) カッコエエ・・・


<Decision>
 全ラウンド通して清水が一歩リードしているように見られたものの 大野も決定打を許さずその差は微小、ジャッジ泣かせの接戦がどう評価されるのか が注目の中、ジャッジペーパーが読み上げられました。

じゃなくてよかった♪

 「ジャッジ山中 50-48 青 清水
 盛り上がる場内に、ガッツポーズで応える清水。

 「ジャッジ山中 50-50 ドロー
 この判定には清水ビックリ、場内ブーイング!(^ω^;)

 「ジャッジ中村 50-48 青 清水
 湧き上がる会場、清水大ジャンプ!

 おめでとう清水選手、アナタの勝ちです!(=^ω^)ノ
 そして場内には勝者の入場テーマ曲が流れ、、、    って、ここで 「運命」 ってのはチョット 微妙 じゃないですか?(´ω`;) 入場の時に かかる曲としてはカッコイイんですが、、、

 それはともかく(笑)、 大野から勝ち星を挙げたことで清水のK-1参戦の可能性も高まってきたわけで、 これでまた一人、中量級 イケメン ファイター が全国ネットでデビューできたら いーなー、なんて思いました(⌒ω⌒)

× 大野 崇 5R Decision
0-2
清水 貴彦
日本 / BENEC 日本 / 超越塾

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