BREAK A WAY!


    第7試合 / ウェルター級 / 3分5R           ※ 画像をクリックすると拡大できます
- 米田 克盛 vs 高杉 茂男 -
日本 / トーエル 日本 / 伊原

イッツ・ショー・タイム!

 リングアナの口から高杉茂男の名がコールされると、 スピーカーからは奇怪なメッセージが、、、

 「子供の頃、私はラグビーの 選手になることを夢見ていた。  私の名は ロビンマスク

 な、なんで、ロビンマスク、、、?(^ω^;)

ショーマンに用は・・・


 と、ツッコむ間も無く さっさとリングに上がる高杉。

 この入場テーマに意味があるのか無いのかはわかりませんが、 ツカミはOKといったトコロでしょうか(汗)


<Round.1>
 ファーストタッチから早速 双手突き で飛び込んでいく高杉。

サッ


 早くも高杉劇場の始まり?!  と思ったのも束の間、 意表をついた高杉の攻撃に惑わされない米田は、冷静に首相撲へ引き摺り込んで 肘で高杉を出血させ早々にドクターチェック へと誘う(いざなう)

 どうやら米田には高杉の派手なパフォーマンスに付き合う気は 更々無いらしい・・・(^ω^;)

踏みっ


 それでも高杉は ロープの反動を使った 飛び三点突き (ジャンプする時の 蹴り足以外の足と両手による攻撃) を繰り出したり、 避けられかけた飛び蹴り (飛び膝蹴り?) を、機転を利かせて飛び横蹴りに変化させて米田の顔を踏みつけたりと、 そのサービス精神に些かの陰り無し。


<Round.2>
 飛び蹴りカエルパンチ、果ては ダブルアッパー から ダブルラリアット まで 次々と奇襲を仕掛ける高杉。

ぐるーん


 出血のため二度目のドクターチェックを受けた後も、 飛び回転両腕刀二回転フック など、もはや『入門』レベルのレポートでは 解説不能 な技のオンパレード(=ω=;)

 ちなみに当サイトに寄せられた情報によると、キックの星 (FIGHTING TV!SAMURAI) の高杉茂男特集で、本人が自分の数々の迷技に命名を行っていたそうです。

 例えば写真の 『ぐるー ん』 『オーロラエクスキューション』(出典:聖闘士☆星矢)で、 『ちょんわ』『エクスガリバ』 (出典:アーサーの剣)なんだとか、、、

ちょんわっ



<Round.3>
 このラウンドに入っても ロープの 反動を使っての飛び肘、かわされてもそのまま反対側のロープへと 突っ込んでその反動を使った飛び蹴りを放つなど、冴えを見せる高杉。

 しかしその肉体は米田の容赦無い攻めの前に遂に限界を向かえ、 コーナー際での米田の ボディーブロー でダウンを喫する高杉。

パンフで血避け・・・


 高杉のダメージと度重なる出血を考慮してか、レフェリーは 途中でカウントを止めて試合終了を宣告、 高杉劇場の終幕 を伝えた。。。




 いやあ、高杉選手は凄いですね〜、、、ホンと(^ω^;)

 ホカに形容詞が見当たりません。

オマケに肘鉄一丁


 パフォーマンスが得意な選手は他にもいますが、高杉選手が同業者や キック通から 一際高い 評価 を受けているのも納得の試合です。



 初っ端から高杉選手の出血が激しく、いつ止められてもおかしくない 状態にありながら、あまりの会場のリアクションの良さ (笑) に、レフェリーや ドクターも止めるタイミングを計りかねていたようにも見えました(~ω~;)

返り血も滴るいい男・・・


 そのせいで飛散する高杉選手の血飛沫を、会長や前列の観客が パンフを拡げて血飛沫を防がなければならないハメに(汗)

 勿論、間近で返り血を浴びる米田選手は、 彼自身が出血しているのかと見紛う程に真っ赤に染まって いましたが、、、(゚Д゚;;)

米田 克盛 3R 2'09" KO
左ボディーブロー
高杉 茂男 ×
日本 / トーエル 日本 / 伊原

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